主な薬用植物の効能と用い方

           ●煎服とは、乾燥した植物を煎じて服用すること。

                        ●外用とは、煎じた液や生の果実や葉の汁を患部に塗ったり、はったりすること。

薬草名

薬用部分

採取時期

効能と用い方

アキノキリンソウ

全草

開花期

かぜの頭痛、のどの痛み、はれものの解毒に煎服

アシタバ 

若葉

春〜夏

高血圧予防にお茶として

アマチヤヅル

全草

せき止めに煎服

アマドコロ ナルコユリ

根茎

夏〜秋

滋敷強壮、打撲症に煎服

アマナ

鱗茎

花後

のどの痛みに煎服

イカリソウ パイカイカリソウ

葉茎

5〜6月

イカリソウ酒として強壮、強精に

イタドリ

根茎

便秘、利尿、蕁麻疹に煎服

イチヤクソウ

全草

開花期

むくみの利尿に煎服

イヌタデ

全草

開花期

下痢の腹痛に煎服

イノコズチ

夏山秋

利尿に煎服

イワタバコ

健胃、整腸に煎服

ウスパサイシン

根茎

7−8月

口内炎、頭痛、去痰に煎服

ウツボグサ

花穂

8月ごろ

利尿、口内炎、扁桃炎、結膜炎、暑気あたりに

オオバコ  

全草種子

必要時

せき止め、むくみの利尿に煎服

オオマツヨイグサ

種子

種子から製造の月見草油はアレルギー体質に

オキナグサ

発汗、解熱、下痢に

オケラ

根茎

晩秋

健胃、整陽に煎服

オトギリソウ

全草

開花期

生理不順、鎮痛に煎服 止血、はれものに葉の汁を塗る 入浴剤にも使う

オナモミ

果実

解熱、頭痛、動脈硬化に

オニノヤガラ

塊茎

6月

頭痛、めまいに煎服

オミナエシ

はれもの、解毒、利尿に

カキドオシ

全草

開花期

かんの虫、虚弱児の体質改善、糖尿病予防に煎服

カタクリ

鱗茎

5−6月

カタクリ粉を、かぜ、下痢のあとの滋養に

カタバミ

葉茎

必要時

寄生性皮膚病に葉の汁をつける

ガマ

花粉

雄花穂の花粉を止血に

カラスウリ

果実 種子 根

しもやけに汁を塗る 催乳に煎服 利尿、黄痘に煎服

カラスピシヤク

球茎

つわりに漢方で用いる

カワミドリ

地上部

開花期斯

頭痛、かぜ、健胃に煎服

カワラナデシコ

種子

11月 

利尿、月経不順に煎服

タンポポ

必要時

乳房のはれ、催乳、健胃に煎服

キカラスウリ

種子 根

便秘、催乳に煎服 解熱せき止めに煎服

キキョウ

痰を伴うせき、扁桃炎ののどの痛み、化膿性のはれものに煎服

ギシギシ

必要時

いんきん、たむしに外用

キランソウ

全草

開花期

せき、痰、解熱下痢止め、健胃に煎服

キンミズヒキ

全草

開花期

下痢、口内炎に煎服

クサノオウ

全草

夏〜秋

湿疹に煎汁で洗う 葉の汁をいぼ、たむしに塗る

クズ 

花 根

夏〜秋

二日酔いに煎服 クズ湯をかぜのひき初め、健康、滋養に

クマツヅラ

全草

生理痛に煎服

ゲンノショウコ

全草

下痢便秘冷え症、高血圧予防に煎服

コウホネ

根茎

夏〜秋

生理不順、打撲症に煎服

サラシナショウマ

根茎

かぜの発汗、解熱に漢方で用いる

ジユウニヒトエ

全草

開花期

健胃に煎服

シュンラン

ひぴ、あかぎれに外用

スイバ     

必要時

皮膚病にすった汁を塗る

スベリヒユ

全草

利尿に煎服 毒虫刺されに汁を塗る

セキショウ

根茎

初夏

健胃、頭痛、耳痛に煎服

セツコク

全草

つぼみ

健胃、強壮に煎服

センブリ

全草

開花期

健胃、胃腸の痛みに煎服 円形脱毛症に煎汁で洗う

タウコギ

全草

夏〜秋

暑気あたりに煎服

チガヤ  

根茎

6月

利尿に煎服

チドメグサ

全草

夏〜秋

解熱利尿に煎服 傷の血止めに汁を塗る

ツメクサ

全草

開花期

漆かぶれに煎汁で洗う

ツユクサ

全草

開花期

解熱下痢止め、脳血栓の予防に煎服

ツリガネニンジン

地上部

開花期

去痰に煎服

ツルリンドウ

8〜9月

去痰に煎服

ツワブキ 

根茎葉

秋 必要時

健胃、下痢に煎服 打撲、おでき、傷に外用

ドクダミ  

全草

開花期必要時

利尿、便秘、高血圧の予防に煎服 化膿性はれものに生葉をはり、耳だれに汁を使う

トチバニンジン

根茎

健胃、去痰に煎服

ナギナタコウジュ

地上部

開花期

かぜの発熱 利尿に煎服

ナズナ

全草

花後

利尿に煎服

ネナシカズラ

種子

健康酒として滋養強壮に

ハコベ

全草

必要時

歯ぐきの出血、歯槽膿漏の予防に外用

ハマスゲ

根茎

夏〜秋

生理不順、頭痛に煎服

ハマボウフウ ボタンボウフウ

かぜに煎服 入浴剤としてもよい

ハンゲショウ

全草

7〜8月

利尿に煎服 はれものに生薬を砕きはる

ヒキオコシ

地上部

8〜9月

健胃に煎服

ヒルガオ

全草

開花期

利尿、糖尿病予防に煎服  虫刺されに葉の汁を塗る

フキ

花茎

早春

せき止めに煎服

フジバカマ

全草

開花前

皮膚のかゆみに外用 糖尿病の予防に煎服

へクソカズラ

果実

しもやけに汁を塗る

ヘビイチゴ

全草

春〜秋

解熱、通経、痔に煎服

ミシマサイコ

食欲不振、胃炎、かぜ、 高血圧などに漢方で使う

ミソハギ

全草

花後

下痢止めに煎服

メナモミ

地上部

9〜10月

はれものに煎服

メハジキ

地上部

開花期

産後の止血、生理不順、めまい、腹痛に煎服

ヤクシソウ

開花期

はれものに、干してごま油に浸したものを外用

ヤブジラミ

果実

強壮に内服、膣外陰部のはれに外用

ヤブヘビイチゴ

果実

薬酒とし、切り傷に塗る

ヤブラン

根肥大部

滋養、催乳、せきに煎服

ヤマゴボウ

9月

利尿に煎服

ヤマノイモ

薬酒として滋養、強壮に

ユキノシタ

開花期 必要時

むくみ、時に煎服  おできに生薬をはる

ヨモギ

根葉

必要時  6〜7月

せき、ぜんそくに煎服健胃、貧血、腹痛、腰痛、痔、動脈硬化症に煎服

リュウノウギク

地上部

開花期

冷え症、神経痛、腰痛に 入浴剤として

リュウノヒゲ

必要時

せき止め、利尿に煎服

リンドウ

根茎

健胃に煎服

ワレモコウ

根茎

晩秋

下痢止めに煎服。止血、やけどに外用

参考:菱山忠三郎著 「山野草」ポケット図鑑

トップページへ 戻る