__「むねかた育英会」規約

   【奨学金の貸与】
三次市上田町管内の小学校(現:川西小学校)を卒業し、同上田町在住の大学進学者で、かつ、経済的な理由で就学に困難がある者に対し、奨学金を貸与することにより、就学の便宜を図り、もって有用な人材の途を開くことを目的とします。
 また、財源に余裕がある場合、本財団の設立者、宗片康修の甥姪の子孫たちで、経済的な理由で就学に困難がある大学進学者に対して、貸与します。

   【奨学生の資格】
次の要件を満たしている学生は、本奨学金の貸与を受けることができます。
● 大学進学者で在学期間中のこと。中途退学などの場合、貸与は中断する。が、それまでに貸与した金額は返却していただきます。この場合の返却期間は、貸与期間の2倍です。例えば、1年3か月間貸与を受けて、退学した場合、翌月から2年6か月で貸与金額の返済をしていただきます。
正規卒業すれば、下記のごとく猶予期間と長期返却期間なので、正規卒業に努力することが、人生の成功にもつながることを肝に銘じてください。
● 学習意欲が有り、行動が健全であること、金を使う遊びや見栄を張らないこと、この両者は、金がいくらあっても足りないと知るべし。但し、遊びは必要だから、健康的な遊びに興味を持つように。
● 経済的な理由で就学が困難であると認められるものであること。
● 他の団体から、奨学金その他これに類するものの貸与もしくは給付を受けていないこと。本人の借金過剰防止のためであるから、返済不要の給付型奨学金の受給者の場合はその限りではありません。
● 科学技術の進歩により、ロボットやAI(人工頭脳)が発達し、人間が今までのように会社勤めをすると言う形態は少なくなるであろうし、搾取されないで自分の働きは全額自分のものにする方がメリットであるから、学生時代から、自立・起業する精神を持つことに努めることが望ましい。
自立・起業するに当たり、以下を「人生訓」として心しておくように。
@ 儲けようと思うと、失敗する。客を喜ばせば(製造会社でも、商業でも、農業でも、タレントでも、アスリートでも)、金が寄ってくる
A 損得勘定するな、損しても正道を進め、信用を失うと取り返しができない
B 金は使い方に注意、己の快楽に使うべからず、身を滅ぼす元 家族や自分の健康や知識の向上のため、ひとのために使うべし
C この世にないもの・ことに挑戦せよ、人まねをした成功者は一人もいない
D 失敗を恐れるな、失敗から学べ、失敗は大きな前進の踏み台だ
E 客と従業員が支えてくれていると知れ
F 社会から得た利益、足るを知り、社会に還元せよ
G 常に創意工夫に努め、合理化・効率化で前進せよ
H 楽しい人生を過ごせ。知識を増やし知恵を働かせ、時間を作れ、プラス思考で諸々に挑戦すれば人生は楽しく・明るい
I 人間は死ぬまで勉強だよ

人間形成に月刊誌「商業界」のゼミナールを受講・勉強すること勧めます。

   【奨学金の貸与期間】
奨学生が在学する大学の正規の就学期間に限る。
病気・留年などで正規に卒業できなかった場合、正規就学期間(4年制大学では4年、他も同様)を終了すると貸与期間は終了する。病気・事故・留年しないように。

   【貸与利息】
無利息

   【貸与金額】
● 月額4万円。
● 財源は有限ですので、多人数になれば、ご希望に沿えない場合があります。

   【返済期間】
貸し付けが終了した月の一年後の翌月から、貸与期間の4倍期間内で、月払いにて、貸与金額の4分の1額を、返却してください。例、某年3月貸与終了の場合、1年後の4月から返済開始、4年貸与の場合16年間までに全額返済してください。正規の就学期間により、夫々に準ずる。
貸与を受けたことに感謝し、返却に努力してください。返却された金額は次の学生に貸与しますから、必ず返却努力してください。また、ボーナス・昇給・その他で収入が増えれば、返却期間の短縮をも心がけてください。返却に努力することがあなたの人間形成に役立ちます、と共に、次の学生の役に立つ喜びを感じ、奉仕の精神をも学んで戴きたい。

   【返済の猶予】
貸与終了後、大学院などに進学した場合は、奨学金の貸与は終了するが、大学院などを卒業まで奨学金の返済を猶予できます。大学院など終了1年後から返済を開始していただきます。なお、大学院就学者は他の育英会を活用されることをお勧めします。

   【申請受付期間】
毎年、4月15日〜5月末日まで(申請書などメール・郵送共に必着)
【申込み受付場所】
 三次市上田町1907−1 「むねかた育英会」メールアドレス・電話は後日。
 合否審査は、財源の管理者が最終結論を出します。
 「むねかた育英会」の開始は、創設者宗片康修が天寿全う死した時点から開始されます。但し、財源がまだ整わない場合は、ご要望に沿え無い場合があります。

 申込書・誓約書等提出いただきます。

 《三次市上田町在住者用「申込書・誓約書」》

 《創設者の子孫用「申込書・誓約書」》

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