開催日:2002年4月17日(水)  19時〜21時20分      戻る

   天  気:晴れ

   参加者:男性16名、女性2名

   研究内容:ブロードバンド環境での実体験
       1、集 合
         今回はメンバーが自分のパソコンを持ち込み、FLET'S・ADSL 8Mbps
         での実体験をしようという事になり、環境の整った喫茶イフに集合した。

       2、FLET'S・ADSL 8Mbpsに関しての確認
         フレッツ・エイディーエスエル(ADSL: Asymmetric Digital Subscriber
          Line)とはNTTが実施している非対称ディジタル加入者回線による、
         定額の常時接続サービスの事。ADSLは1989(平成元)年にBellcoreに
         より開発された技術で, 通常の電話回線(銅線)を利用して高速通信
         を実現させる、いわゆるxDSL技術の一つ。ADSLの最大の特徴はダウン
         ストリームとアップストリームで速度が異なる点で、これが "非対称"
          の名の由来である。ADSLのダウンストリームは交換機からの距離により
         速度差があるが9Mbps(2.7km)〜1.5Mbps(5.5km)程度の速度が出る。
         逆にアップストリームは640kbps(2.7km)〜16kbps(5.5km)程度で
         抑えている。 つまりWWWのような、受信のみに特化した通信
         に大きく威力を発揮するが、双方向共に速度が要求されるものでは
         高速性の恩恵は得られないことになる。 それでもISDNなどより遥かに
         高速である。

       3、ダイヤルアップルーターおよびハブの設置
         インターネットプロバイダとの接続には、ダイヤルアップルーター
         を設置し、各自のパソコンはハブへのLAN接続とした。

       4、各自パソコンの対応
         各自のパソコン(すべてノートタイプ)には、内蔵型LANボード
         もしくは、PCカード型LANカード、およびLANケーブルを準備した。
         IE上での設定は、「インターネットオプション」の「接続」において、「ダイヤル
         しない」に設定し、LANの設定においては「自動構成」を外した。

       5、接続速度の測定
         各スピードテストのサイトを利用して実施した。
          http://homepage1.nifty.com/t-gonta/adsl/test.htm

       6、フレッツ・ADSL利用可能性のチェック
         ADSLの利用設定をする場合、交換機からの距離の制約を受ける
         ことになるが、NTTのサイト(路線情報開示システム)を利用して、利用予定
         電話番号の入力によるフレッツADSL利用可能性のチェックを実施した。
         http://www.ntt-west.co.jp/open/senro/senro_user_index.html


   情報:新ブラウザに関して
         メンバーの中から、IEやネットスケープなどの既存のブラウザは
         機能競争の結果、重たいソフトになっているのでは?という意見が
         出され、新しいブラウザとしてオペラが紹介された。
         http://www.jp.opera.com/

   次回予定:5月9日(木)19:00〜
         場所は喫茶イフ、議題はEXCEL等の個別テーマを予定。
         追記:今後は月2回程度に開催を増やしていく事とする。