開催日:2003年10月25日(土)13時〜26日(日)9時30分       戻る

   開催場所:三次町会員宅及び高谷山
   天 気:晴れ

   参加者:男性9名、女性2名

   霧の海、インターネット放映実験報告

           三次町の会員宅と高谷山の展望台を無線でつなぎ、霧の海をインター
           ネット放映する事を目的として、25日土曜日、午後1時に三次町の
           会員宅に集合しました。しかしながら、不足部材の再手配や、設定の
           確認等を実施しているうちに、夕刻となり、進行状況は予定より大幅な
           遅れとなってしまい、続きは翌日に持ち越されました。
           三次町の会員宅には、半日の間、大勢お邪魔して大変迷惑をかけて
           しまいました。お詫びとともに、感謝いたします。
           また、飲み物、食べ物と、いろいろとお気を使わせて申し訳ありません
           でした。

           26日の日曜日は、午前5時40分に集合して、高谷山に向かいました。
           山頂は、やはり日曜日とあって、我々が到着した時は、駐車場は
           もはや満杯に近い状況で、年々、三次の霧の海は有名となり、遠く
           県外からも出かけてくる人々が多くなってきている様であります。
           放映実験の件ですが、最初は、展望台で霧の海を観察している大勢の、
           群衆を避け、某テレビ局のアンテナのすぐ近くに電波送受信機を
           すえて実験を行いましたが、なぜかうまくいかず、やはり距離の面で、
           無理かとの結論に至ろうとしていました。しかし時間が過ぎて霧の海が
           蒸発を始め観察群衆が帰っていった後、展望台に設備を移し実験
           した結果、晴れて成功となりました。書記が後で、推測した事で
           確証は持てませんが、最初の場所はテレビ局のアンテナの近くだった
           ため我々の電波送受信がテレビ局の施設より発生する電磁波等に
           邪魔された可能性が考えられます。その根拠の1つは、書記が方位
           磁石を使用して、送受信機を設定する向きを見ようとしたとき、方位
           磁石の方向が定まらない状況が発生しておりました。このことから
           展望台周辺は、我々の送受信機の電波を妨害する環境であったの
           だろうと推測できるのでありました。ともあれ結果的には、当初の
           目的を無事達成できた訳で、これはA−趣向のメンバーの熱意と
           協調体制の賜物であろうかと思われます。また、朝食の食べ物や暖かい
           飲み物まで、段取り良く準備されていました。この家庭的な雰囲気は、
           実験がうまくいかない状況においても、今後の対策案が次から
           次へと提案されたり、終始なごやかな状態で研究活動が続く原動力と
           なっていました。