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臨済宗鳳源寺は浅野家先祖の菩堤を弔うため長治によって萬室慈眼常光禅師が開山(1633)しました。境内の神道碑は父長晟の遺徳を称えるため、また鳳源寺に程近い日蓮宗妙栄寺は生母お岩の方(寿正院)のために長治が建立(1650)したものです。「因幡守様」「鳳源院様」と慕われた浅野長治は、江戸で62歳の生涯を終え、遺体は三次の郷が一望できる比熊山麓椿原の高台に埋葬されました。その後三次浅野藩は、代々後継者にめぐまれず5代88年で遂に広島本藩に還付され(1720)断絶してその幕を閉じました。
 
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