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都市公園 尾関山
標高202m、市街地の北隅、清流江の川の川畔にあるこの公園は春はつつじ、初夏の青葉によく、 秋のもみじ、月見、冬の雪景にすぐれた自然公園です。 もとは小丸積山といって天正年間(1573〜1591)三吉氏の重臣、上里越後守の居城したところですが、 慶長六年(1601)福島正則の重臣、尾関石見守正勝が二万石を領してここに入城してから尾関山というようになりました。 寛永9年(1632)三次藩主として浅野因幡守長治が入封すると、ここに下屋敷が置かれ、頂上に天文台 (発蒙閣)を設けました。 大正初期、昔の城郭残塁の段を生かして広場、遊歩道をつくり、さくら、もみじなどを植えて現在に至って おります。なお、公園の麓にキリシタン灯籠があり、伝導苦難の跡がしのばれます。
 
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