三次の鵜飼

鵜飼は、水にもぐって魚を巧みに捕える鵜の習性を利用した古代からの漁法で、 古事記や日本書紀、万葉集にも見ることができます。
夜のとばりが川面に降りる頃くりひろげられ、烏帽子、腰みの姿の鵜匠の巧みな 手綱さばきに操られる鵜は、赤々と燃えるかがり火に映し出され、川面を渡る 風は涼しく、400年の伝統を誇る優雅な歴史絵巻は夏の夜の叙情をかきたてる ことでしょう。
 
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