令和6年度事業計画書

  ともえ学園

【基本理念】
 ノーマライゼーションの理念に基づき、利用者の意思及び人格を尊重し、利用者の尊
厳にふさわしい施設支援を保障し、必要なサービスを提供する。

【基本方針】
1 利用者の人格、生活史そして要求を尊重し、施設入居によって本人の尊厳や利益が
 損なわれないよう、相手の立場をよく理解する。
2 利用者には、社会生活上の知識や文化的な刺激を受けられるよう積極的な生活の援
 助を怠らない。
3 利用者の人格や行動を情緒豊かに受け止め、共感し、共に向上できる職員となる。

【重点項目】
1 利用者中心の質の高いサービスを提供する個別支援計画の作成とモニタリング
2 高齢化への対応と機能低下の防止、感染症予防対策
3 強度行動障害への取り組み、強度行動障害支援者養成研修受講
4 虐待防止に対する取り組み
5 職員研修、人材育成の取り組み
6 職員の健康推進、ストレスチェック、各種依存症のチェック
7 建物設備、備品の保守管理、更新
8 安全と日常の危機管理

【事業】
1 施設入所支援事業 定員70名 内訳 男性66名 女性4名
(1)健康管理
   利用者の心身の状況に常に注意を払い、利用者に対して毎年1回の健康診断を行
  う。また、利用者の心身の状況の変化に応じて、嘱託医師等との連携により適切な
  処置を行う。
(2)入浴又は清拭の提供
   事前に健康管理を行うなど、利用者の心身の状況を踏まえて適切な方法により実
  施する。
(3)食事の提供
   栄養並びに利用者の心身の状況及び嗜好を考慮したものとする。朝食は午前7時
  15分から、夕食は午後6時から提供を行う。
(4)生活介護
   施設生活における入浴、排泄及び食事等の介護を行う。
(5)相談・援助
   相談及び援助に当たっては、常に利用者の心身の状況、その置かれている環境等
  の的確な把握に努め、利用者又はその家族に対し、その相談に応じるとともに、必  要な助言その他の援助を行う。
(6)行動制限
   利用者又は他の利用者の生命又は身体を保護するため、緊急やむを得ない場合を
  除き、行動制限その他利用者の行動を制限する行為を行わない。
(7)その他
   個別支援計画に基づいた活動の提供を行う。

2 生活介護事業 定員70名 内訳 男性66名 女性4名
(1)健康管理
   利用者の心身の状況に常に注意を払い、利用者に対して毎年1回の健康診断を行
  う。また、利用者の心身の状況の変化に応じて、嘱託医師等との連携により適切な
  処置を行う。
(2)入浴又は清拭の提供
   事前に健康管理を行うなど、利用者の心身の状況を踏まえて適切な方法により実
  施する。
(3)食事の提供
   栄養並びに利用者の心身の状況及び嗜好を考慮したものとする。
   昼食は午後0時から提供を行う。
(4)生活介護
   昼間における排泄及び食事等の介護を行う。
(5)相談・援助
   相談及び援助に当たっては、常に利用者の心身の状況、その置かれている環境等
  の的確な把握に努め、利用者又はその家族に対し、その相談に応じるとともに、必
  要な助言その他の援助を行う。
(6)行動制限
   利用者又は他の利用者の生命又は身体を保護するため、緊急やむを得ない場合を
  除き、行動制限その他利用者の行動を制限する行為を行わない。
(7)その他
   個別支援計画に基づいた活動の提供を行う。

3 短期入所事業 定員2名
(1)健康管理
   利用者の心身の状況に常に注意を払い、利用者の心身の状況の変化に応じて、嘱
  託医師等との連携により適切な処置を行う。
(2)入浴又は清拭の提供
   事前に健康管理を行うなど、利用者の心身の状況を踏まえて適切な方法により実
  施する。
(3)食事の提供
   栄養並びに利用者の心身の状況及び嗜好を考慮したものとする。朝食は午前7時
  15分から、昼食は午後0時から、夕食時間は午後6時から提供を行う。
(4)生活介護
   施設生活における入浴、排泄及び食事等の介護を行う。
(5)相談・援助
   相談及び援助に当たっては、常に利用者の心身の状況、その置かれている環境等
  の的確な把握に努め、利用者又はその家族に対し、その相談に応じるとともに、必
  要な助言その他の援助を行う。
(6)行動制限
   利用者又は他の利用者の生命又は身体を保護するため、緊急やむを得ない場合を
  除き、行動制限その他利用者の行動を制限する行為を行わない。
(7)その他
   個別支援計画に基づいた活動の提供を行う。
 
4 日中一時支援事業 若干名
・一時的に見守りが必要なご利用者に、日中における活動の場を確保する

【活動内容】 
1 支援部
 ・食事、入浴、排泄等の生活援助を通じて基本的生活習慣の確立と情緒の安定を図る
 ・クラブ活動を主体とした日中活動等の取り組みを通じて、社会的生活の自立と労働、
 生産の喜びを身につける
 ・季節の行事や外出、レクの実施により、社会性の育成と余暇活動の充実を図る
 ・個別支援計画書の作成、実施を通して個性を尊重し、ニーズに沿った自己選択、自
 己決定等を、共に考え支援する
 
2 看護課
・健康状態の観察と把握
 ・受診判断、受診引率、入退院調整、産業医や嘱託医との連携
 ・外傷時、病気静養時の対応
 ・スキンケア、フットケア
 ・口腔ケア、口腔健康管理、歯科受診
 ・生活習慣病予防−定期健康診断、歯科健診、健康増進、介護予防の実施
 ・肝疾患対策
 ・難病対策
 ・がん対策 
 ・感染症対策−コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ノロウイルス等、感染予
 防策の実施と指導、コロナウイルスへのリスクマネジメント、肝炎ウイルス検査の実
 施、各感染症へのワクチン接種
 ・熱中症予防対策
 ・自閉症、精神遅滞、統合失調症、発達障害、行動障害、強度行動障害の治療と看護
 ・医療安全、医薬品や医療機器管理及びガイドライン作成、実施、評価

3 栄養課
(1)全般
 ・衛生管理を徹底し清潔な環境で、効率よく安全で衛生的な食事を提供する
 ・利用者の身体機能変化などに対応した食器を選択し使用する
 ・業務省力化の推進と実施
 ・旬の食材料を積極的に取り入れ季節感あるメニューを提供する
 ・嗜好を尊重し、個々に応じた細やかな配慮を行う
 ・業務、食事に対する評価を真摯に受け入れ、調理技術を高め、標準化する
 ・非常時の食事の提供を速やかに実施できる体制を構築する
(2)食事形態
 ・常食・刻み食(大、小)・粥食・ペースト食
(3)療養食
 ・胃潰瘍食・肝臓病食・脂質異常症食・痛風食・糖尿病食・腎臓病食・貧血食
 
【委員会】
1 虐待防止・身体拘束適正化委員会
 ・虐待防止のための計画づくり
 ・虐待防止のチェックとモニタリング
 ・虐待発生後の検証と再発防止策の検討
・身体拘束適正化の方法を議論し、身体拘束を必要としない状態の実現を目指す

2 危機管理委員会
 ・危機管理体制の検討
 ・緊急時の対応方法の検討

3 衛生委員会
 ・健康障害の防止、健康の保持増進対策の検討
 ・労働災害の原因及び再発防止対策の検討
 ・健康障害の防止及び健康の保持増進に関する重要事項の検討

4 人権委員会
 ・人権擁護の推進と啓発
 ・人権侵害にならない言葉づかいを身につけ、対人援助技術の向上を目指す
 ・体罰を用いた処遇は行わない
 ・プライバシー保護への配慮をする

5 感染症対策委員会
・感染症及び食中毒の予防
 ・感染症発生時の対応
 ・まん延の防止のための対策の検討
・研修、訓練の実施

6 サービス向上委員会
 ・サービスの質を向上させるための手段や方法を企画、検討、実施する