●平成27年 苦情対応記録                  過去の報告書はこちら

平成27年8月17日 外泊連絡票
相談者−ご家族
クレーム内容
・外泊連絡票に、「外泊時、左腕のひじあたりと左側の腰から背中にかけて青アザがありました。原因は何なのでしょうか? 」と記載されていた。
クレーム原因
・いつ何処で青アザを作る原因になったのか不明。
 外泊時に把握してなく、家族へ報告をしていなかった事が原因。
対応経過
担当グループの支援課長から説明をすることとしたが、17日は定休日であったため、翌18日に、担当グループの支援課長から電話を発信。
再発防止策・今後の対応
・外泊前に利用者の全身状態の観察を行う。
 怪我、アザなどがあった場合、その部位、その原因を確認する。
・原因が解った場合その原因を家族へ報告する。
・原因が解らない場合は、外泊送り引率職員に、口頭で詳しく何処にどの程度の傷、 またはアザがあることを報告し原因が解らない事の説明を行う。
相談者への回答
平成27年8月18日(火)10時23分 電話を発信不在。留守番電話へ夕方、再度かけ直す旨のメッセージを入れる。
 11時40分 ご家族より電話を受信。
・ヒジの青アザについて、虫刺されの後を掻いたりされるので、傷が出来るが、青アザについては、どこでなったかはっきりしない事。
・背中の青アザについては、夜間トイレに行かれ、帰ってベッドで横になられるときにベッドの角で打たれたのかもしれないこいと。
・ご家族は、「わかりました。夜中に起こすと、目を開けずに歩くのでそうかもしれません。」と言われた。
・青アザが出来ていた事、また、出来ていて報告をしていなかったことについてお詫びをし了承していただいた。

平成27年8月17日 外泊連絡票
相談者−ご家族
クレーム内容
・外泊連絡票に「外泊時、ともえより着て帰った衣類(下着)に他利用者の名前が書いてある物があった。トランクスパンツもL寸だった。間違えて着て帰ったのだろうか?」と記載されていた。
クレーム原因
・外泊前日、自分の着ておられた下着を破られた事により、下着の在庫分が無くなり他の利用者の下着を着て貰い、そのまま外泊をされた。
・下着が無くなった事、他の利用者の下着を着ている事を外泊時に連絡をしていなかった。
対応経過
・連絡票へ記載されていることについての説明を担当グループの支援課長から行うよう指示し、支援課長から電話発信。
再発防止策・今後の対応
・在庫分が不足しそうなときには随時ご家族へ連絡をする事を徹底する。
・日誌など申し送り事項に他の利用者の下着を着用していることを明記すると共に、口頭で伝える。
・服破り行為の軽減を目標に、安心、安全に過ごせる生活環境を整える。
相談者への回答
平成27年8月17日17時33分 電話発信
・外泊前日に自分で着ておられた下着を破られ、在庫が無くなり、他の利用者の下着を着てもらうことになった。
 外泊当日もそのままの状態で、ご家族に何もお伝えしないまま外泊をしてもらったことをお詫びする。
 衣類が不足しそうな時には、早急に連絡をさせて頂く事を再度確認する。

平成27年7月27日 8時50分 電話
相談者−匿名の方
クレーム内容
・ともえ学園に○○という職員はいますか?
・利用者さんの写真を携帯で撮影したり見せるのは、人権侵害になるのではないか。
クレーム原因
約1か月前頃、○○さんが、飲食店で携帯電話の利用者さんの写真やムービーを知人に見せていた。
対応経過
7月27日11時35分〜 当該職員を呼び、聴き取り。絶対に写真を撮ったりしていないと回答。
7月28日9時50分〜 当該職員本人から再度申し出
  飲食店で自分が障害者支援施設に勤めているという話しから、障害者の人のことを説明するために、スマートホンから検索サイト「google」で障害者を検索して障害者の人の写真を見せたことがある。
  ともえ学園で利用者さんの写真を撮影したことはないし、ともえ学園利用者さんの写真などを見せたことはない。

検討した結果、当該職員は利用者さんの写真を撮影したことはないと推察される。
相談者の言われる画像や動画は、ともえ学園の利用者さんではなく、誰でもインターネットで検索出来る障害者の方のものと推察される。
職員が飲食店で障害者の方のことを説明する際に、スマートホンを操作し、検索サイトで障害者を検索してその画面を第三者に見せた際、第三者はそれを、スマートホンで撮影したともえ学園の利用者さんと誤解されたものと推察される。
よって、ともえ学園利用者さんについての被害は無いと思われるが、こういう行為は、今回のような誤解も生じやすいので、時と場所、相手をよく考慮し慎重に行うべきである。
再発防止策・今後の対応
生活棟への携帯電話持ち込みは禁止しており、且つ私物の携帯等での利用者さんの撮影は厳禁としており、今後もこの取り組みや啓発は継続する。
インターネットのホームページ等でも、自ら障害者の方を検索して第三者に閲覧させたりすると誤解も生じるのでそういう行動については充分配慮するとともに、そういう必要性が生じた際は第三者への丁寧な説明も必要である。
相談者への回答
平成27年7月27日8時50分 事実関係を調査すると回答、相談者は、「後日、結果確認のため、再度電話する。」旨を言われた。
平成27年7月30日14時20分 相談者から園長宛に電話、園長不在で明日は在園している旨を伝えると、「明日再度連絡する。」旨を言われ、切られた。
平成27年8月31日現在、連絡無し。一旦、完結とする。

平成27年3月23日 11時 電話
相談者−匿名の方
クレーム内容
・最近のこと(約1ヶ月位の間)いつ頃かははっきり覚えてはいないが、ともえ学園の職員(女性)が、携帯電話から利用者さんの写真やムービーを施設外の友人に見せていた。
クレーム原因
職員の様子を見ていて、どうなのかと不審に思った。
利用者さんの写真を見せるのは、人権侵害になるのではないか。
ともえ学園では許されているのか。
対応経過
全ての女性処遇職員に聴き取りを実施した。
どの職員からも、クレームのような行為をしたという報告はなかった。
再発防止策・今後の対応
・処遇会議(3月27日)の議題に取り上げ、内容について報告し話し合った。
・利用者個人の秘密やプライバシーに関わる事柄を、第三者に話したりしてはならない。
個人情報の取扱いについて十分気を付け、外部の方に不審な目で見られることの無いように引き続き意識していく。
・処遇会議録にて報告し周知した。
・運営会議(4月2日)にも取り上げられ、利用者個人の秘密やプライバシーに関わる事柄、個人情報を第三者に話したり持ち出したりしないことはもちろん、業務外で話題にしたり、言動のマネをしたり等、施設職員として疑われるような行動をとることは絶対に無いことを周知。
・各グループ会議でも発信した。
相談者への回答
・事実確認をし、利用者さんのプライバシー保護に努めていく。
・写真やムービー等について、施設外へ勝手に流さない様に周知していく。
・お知らせいただいた事について、お礼をいった。

平成27年3月1日 電話
相談者−ご家族
クレーム内容
・2月28日(土)9時30分の集い前に怪我をされ、医務室で処置をした利用者さんのご家族への報告について、その夜、その利用者さんへご家族から電話があった際にお伝えしたところ、
翌日、ご家族の面会の際、怪我の連絡は早くしてほしいと言われた。
クレーム原因
・顔に怪我のあった時、直ぐに連絡をしてほしいのに、すぐになかった。
・怪我については連絡する事としている。ただ、該当の利用者さんについては、毎週土曜日に、ご家族から電話があり、ちょうど土曜日の怪我だったことと、また施設内で処置出来る怪我だったので、ご家族からの定期連絡の際に報告したが、すぐにこちらから連絡をしなかったことが原因と推察される。
対応経過
2月28日 18:55 ご家族より電話受信の際に他傷を受け怪我をされた事をお詫びした。
3月1日  ご家族から面会と外出の連絡が入り、ご来園の際にご家族より、怪我についてもっと早く連絡して欲しい。前にも伝えていたはずと話された。
直ぐの対応が出来ていなかった事についてお詫びをした。
面会の際、グループ職員にも、ご家族から怪我については直ぐに連絡して欲しいと申し出があった。
課長からご家族にお詫びをし他傷を受け怪我をされた経過と内容を伝えた。
外出から帰園された時にはご家族からグループに、迷惑掛けてすみませんと話された。
3月2日 ご家族から電話があり、昨日の外出時の状況等の連絡と今後ともよろしくお願いしますと話された。
再発防止策・今後の対応
怪我があった場合、学園での処置が出来る物に関しては当日の夜に電話で連絡する。土曜日の夜、ご家族からの電話があったときにはその時に伝える事をご家族に理解していただく。通院等の場合は、帰園後連絡する。
相談者への回答
 平成27年3月2日15時30分 担当:藤田
・自宅へ電話を発信 相手:母親
・心配をお掛けしたお詫びと今後の対応についてのお伺い。
 内容−受傷された時の連絡は、学園で処置が出来る事に関しては夜に電話で連絡させていただく事と、土曜日は、ご家族からの電話があったときに伝えさせて頂く事もある事を伝え、ご理解いただいた。
・母親より、「よろしくお願いします、また、うちの子どもも大きな声を出すので迷惑をかけてすみません。」と言われた。


障害者支援施設 ともえ学園
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