平成15年度
  業 報 告   
 

目 次  項目をクリックするとジャンプします。
1 利用者の状況 12 事  務  23 実  習    
2 ドリーマーズグループ 13 見 学 者  24 朝  礼  
3 ひまわりグループ 14 技  術  25 運営会議    
4 スマイルグループ  15 福祉協会 26 処遇会議    
5 フレンドグループ  16 あいさつ運動係  27 広  報    
6 希望の丘療育センター 17 ゴミゼロ運動係 28 安全運転管理者   
7 園内行事  18 防  災 29 自動車整備管理者  
8 対外行事  19 研  修  30 危険物取扱者 
9 外  泊  20 掲  示 31 ホームページ
10 医  療  21 親 の 会  32 決 算 書  
11 食 生 活 22 ボランティア        

 
 
 
1 利用者の状況平成16年3月31日現在)
 年    齢                出 身 市 町 村 名
18〜20歳未満  1  0  1 広島市中区
20〜25歳未満  3  0  3 広島市東区
25〜30歳未満  0  7 広島市南区
30〜35歳未満 17  0 17 広島市佐伯区
35〜40歳未満 22  3 25 広島市安佐北区
40〜45歳未満  9  0  9 広島市安佐南区
45〜50歳未満  4  0  4 広島市安芸区
50〜55歳未満  0  0  0 大竹市
55〜60歳未満  1  0  1 呉市
60〜65歳未満  1  0  1 福山市
    計 65  3 68 三次市
尾道市
        
竹原市
 在園年数 因島市
 0〜 1年未満  2  0  2 安芸郡熊野町
 1〜 3年未満  2  0  2 安芸郡音戸町
 3〜 5年未満  3  0  3 佐伯郡湯来町
 5〜10年未満 37  2 39 佐伯郡大柿町
10〜15年未満  4  0  4 山県郡千代田町
15〜20年未満 17  1 18 賀茂郡黒瀬町
    計 65  3 68 世羅郡世羅町
深安郡神辺町
 
双三郡君田村
 診  断  名
島根県松江市
自閉症 47  2 49
山口県防府市
精神発達遅滞 10  0 10
山口県周南市
てんかん  5  0  5
山口県岩国市
統合失調症  2  1  3
山口県下関市
その他  1  0  1
山口県熊毛郡平生町
    計 65  3 68
高知県高知市
  岡山県真庭郡落合町
支援費支給区分 富山県富山市
    A 53  3 56 福岡県福岡市
    B 12  0 12 長崎県長崎市
    C  0  0  0 東京都渋谷区
    計 65  3 68      計 65 3 68
 
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2 ドリーマーズグループ       
 
1.目標 ・安定し、落ち着いて生活できるよう配慮、援助する。
     ・安全で清潔な環境を提供する。
     ・利用者とスタッフとの言語的、非言語的コミュニケーションのあり方を模索し、よりよい関係づくりに努める。
2.生活企画
 (1)生活
  @目 的  ・基本的生活習慣の確立を目指す。                   
        ・利用者が快適に過ごせるように配慮する。               
  A取り組み                                     
内 容 目標・課題 取 り 組 み


排 泄

 
排泄を確認する。 定期的に排泄誘導を行い、排泄の確認を行う。
紙を使用してもらう。
 
排泄誘導時は使用できるが、他の場面で紙の要求をする人はほとんどいない。M.TさんN.Yさんは紙を自己管理してもらう。
スリッパを設置し、使用してもらう。 夜間スリッパを設置から常時設置にする。
混乱なく、どの利用者も使用できた。
 入 浴 洗体、洗髪の自立を目指す。 S.Nさんは個別に取り組む。
 手洗い

食事前、おやつ前、外出後手洗いを行う。 シャボネットをつけたら擦るように声掛けを行う。
手指消毒薬の使用 おやつ、食事前には手指消毒薬を使用する。
 うがい 食事前に行う。 イソジンを薄めた液を口内へ吹きつける。
 食 事
 
衛生的に食事を摂る。
 
T.Mさんはエプロン、お盆、主食用に丼を使用
N.Kさんはエプロン、お盆、副食用に弁当箱を使用
T.Uさん、N.Yさん、M.Tさんはお盆を使用
水道の開放   常時少量の水ではあるが、水道を開放。
水への固執も少ない。 
  B課 題  ・一人一人の発達過程を理解し、必要な介助、援助を明確にして具体的な方法や声掛けの方法を工夫する。              ・安全で清潔な生活ができるように配慮していく。           
 (2)衛生
  @目 的  ・皮膚疾患の予防と早期発見  
        ・利用者の健康管理
  A実施内容 ・毎週土曜につめ切りと耳掃除を行う。  
        ・月に1回は、血圧測定と体重、体脂肪測定を行う。
        ・作業のない日は、職員がブラッシングを行う。(歯垢予防)
        ・病院への受診
        ・食事前、おやつ前の手洗いとウオッシュクリーンでの消毒。
        ・部屋の換気に気をつける。
        ・風邪予防にイソジンの使用。
        ・入浴後、皮膚疾患への薬の塗布。
  Bまとめ  ・入浴後の薬の塗布を続けたので効果が出ている。   
         ・体重、体脂肪測定を月に1回行うことで肥満防止や健康状態の確認が出来た。
        ・風邪の予防を早めに行ったので、風邪の流行は少なかった。
 
3. 設定企画
 (1)運動
  @目 的  ・健康維持、促進。                     
         ・体力作りを通し、職員と利用者の関係づくりを図る。
        ・運動を楽しむ。
  A取り組み ・療育センター頂上までのウォーキング。
        ・雨天時、室内で筋力トレーニング
         (腹筋、腕立て、手押し車、室内ウォーキング)
  B経 過  ・療育センター頂上までのウォーキング中心に運動をする。
        ・体重の増減もほとんど無く、健康維持が図れた。
        ・ウォーキング移動時の利用者と職員との連携が図れた。
  Cまとめ  ・ウォーキングすることにより体調の変化も少なく健康維持、促進につながり、移
         動時も職員の誘導でスムーズな移動ができ事故や怪我のない楽しい運動が出来た。
        ・個人差に配慮しグループ員全員が楽しめる柔軟なプログラムを考えていきたい。
 
 (2)個別活動
  @目 的  ・利用者の希望や意志を大切にして余暇時間の充実を図る。
        ・課題を取り組むことで持続性を養い、個々の生活に潤いと広がりを持てる支援を行う。
  A内 容  ・週課プログラム
         ○月曜日   M.Tさん〜ワープロ
         ○火曜日   N.Kさん〜パズル、型はめ
         ○水曜日   M.Kさん〜絵画
         ○木曜日   Y.Nさん〜パズル、型はめ
         ○金曜日   T.Mさん〜服の着用時間の増加
         ○土曜日   M.Kさん〜絵画
         ○日曜日   H.Nさん〜1週間の説明
                N.Yさん〜電話、園芸、手紙
        ・絵画〜自分のスケッチブックへ文字とクレパス画を描く。
        ・ワープロ〜ワープロを使い好きな文書を打ち込み印刷する。
        ・電話〜公衆電話から自宅へ自分で電話をかけて近況報告する。
        ・園芸〜花壇の手入れ。
  B経過及び結果
  1)M.Kさん  課題 絵画  準備物 クレパス スッケッチブック
    昨年度に引き続き、継続して取り組んでいる。
    個別活動の時間に呼びかけをするが、拒否が続き数回しか絵画をされなかったが、本人の意志を
    尊重して強制することはしなかったが、呼びかけは毎週続けた。
  2)N.Kさん  課題 パズル、型はめ  準備物 パズル
    集中力を養う為に市販のハズルや木製の型はめを使って取り組んでいる。
    最初はなかなか型にはまらず悪戦苦闘されていたが、何回かやっていく間に少しずつではある型
    にはまるようになってこられ職員の手助けは必要だが集中して取り組まれる。
  3)N.Yさん  課題  園芸  準備物 花の苗 移植ごて じょ露
    昨年度に続き春・夏の花の苗を学園の販売所で購入し花壇で育てられた。職員と協力して草取り
    や、水やりを励まれ、花作りを通して職員との意思の疎通が図られている。
  4)T.Mさん 課題  服の着用時間の増加
    服破りが頻繁に続き、食事、部屋から出る時のみ着用するのみであったが、職員の見守りで服の
    着用時間を設定して服を着ることのパターン化を図った。徐々に着用時間を伸ばしていき現在は
    起床後から、夕食後まで服の着用が出来るようになられた。
  5)H.Nさん 課題  一週間の説明      
    日課や行事、職員の出勤日などが気になられその事がこだわりになり明確にわからないと不安定
    になられ他害や破壊行為、服破りがあった為に、1週間の行事や日課、職員の動きなどを説明し
    ながらその時間を利用して職員とのコミュニケーションを図った。
    現状は不安定要素を少しでも無くしていくことで安定化に貢献している。
  
  ◇服破り、器物破損、他害、自傷、異食、強度のこだわりのある利用者の行動障害の改善と生活スキ
   ルの向上を図る為、次のことを毎日実施した。
   ○Y.Nさん〜絵カードによる新聞orテレビリモコンの提供。
   ○Y.Uさん〜洗濯物をタンスに分類して納める。
         〜入浴時の洗髪。 
   1)Y.Uさん   課題:入浴 (入浴時間に行う)
     洗髪の手順を身につけるよう始める。職員がシャンプーを頭に付けると頭を洗われるが洗い残
     しの箇所が沢山あり職員が補助する、お湯は職員が洗面器でかけている。
   3)Y.Uさん   課題:洗濯物をタンスに分類して納める。  (衣類整理時)
     タンスに下着・上着・ズボンのマークを付けて別々に手渡せば納めることができる。服の分類
     の認知もあいまいで、納める時の気分で強迫的となる事が多い。
   2)Y.Nさん   課題:サインによる排便・新聞の要求  (昼休憩等)
     新聞とチャンネルのカードをつくり、指で示した方に対応する。本人はカードを示す間接的な
     サインより体で表現する直接的サインが殆どで、毎日新聞の方を要求される。
 (3)レクリエーション
  @目 的  ・利用者一人一人にあった、個別的配慮に重点をおいたサービスを考える
        ・季節感のある行事、レクを提供
        ・希望を取り入れた行事を行うことで、通常日課での安定を図る。
  A取り組み ・落ち着いて外出することに重点をおく
        ・わかりやすい内容を提供する
        ・援助方法に注意し、統一した援助を行う
        ・利用者の希望を取り入れた計画を立てる為、事前から個別的に関わり関係作りを行なう。
  B内 容
内  容 利 用 者 行き先

 
7
16
23
バスハイク(花見)
誕生会
誕生者外出
全員
T.U
S.Y
君田遊園
ドリーマーズ食堂
三次市内プラザ


 
2
1516
29
合同バスハイク
日帰り旅行
バスハイク
希望外出
在園者
S.N、T.M
全員
N.K、Y.N
土師ダム
吾妻山
七塚原牧場
八田原ダム


6
22
2530
バスハイク
合同バスハイク
日帰り旅行
誕生者外出
全員
全員
T.U、M.ST.M
常清滝
八田原ダム
出雲大社
三次市内プラザ

 
7
4
1523
七夕会
バスハイク
宿泊旅行
希望外出
全員
全員
M.T、S.YT.U、S.N
ドリーマーズ食堂
備北丘陵公園
岡山県
三次プラザ吾妻山

 
1 5
12
2831
バーベキュー
誕生者外出
合同バスハイク
日帰り旅行
誕生会
全員
M.T
在園者
N.K、K.KS.N
ドリーマーズテラス
三次市内プラザ・ボーリング
備北丘陵公園
帝釈峡スコラ高原
ドリーマーズ食堂

6
1620
バスハイク
宿泊旅行
体育祭
全員
M.K、T.M
全員
土師ダム
鳥取
学園
10
 
7
2226
28
誕生会
日帰り旅行
親子レク
希望外出
K.K
Y.N、M.K
全員
M.K、T.M
ドリーマーズ食堂
千光寺公園
バーベキュー
帝釈峡
11
 
7
10
20
2526 
バスハイク
誕生者外出
誕生者外出
宿泊旅行
合同バスハイク 
全員
H.N
M.K
N.Y、H.N
全員 
上野公園
ゆめタウン・土師ダム
庄原図書館
島根方面
神の倉山 
12
 
5
20
24
25
31
バスハイク
誕生会
クリスマス会
誕生者外出
誕生会
全員
M.K
全員
N.Y
N.K
備北丘陵公園
ドリーマーズ食堂
ドリーマーズ食堂
吉田ゆめタウン
ドリーマーズ食堂

 
3
1317
19
合同初詣
日帰り旅行
初詣
誕生会
在園者
T.U、M.K
全員
Y.N
藤兼神社
三次市内、土師ダム
出雲大社三良坂分院・ドリ食堂
ドリーマーズ食堂

 
6
26
バスハイク
日帰り旅行
全員
T.M、N.K
節分祭
みろくの里

 
14
17
19
25 
誕生会
日帰り旅行
打ち上げ会
希望外出 
T.M
Y.N、M.S
全員
M.S 
ドリーマーズ食堂
土師ダム
上野公園
上野公園 
  C課 題  ・利用者が「楽しい」事をどこまで理解してもらえているのか。
        ・外出・旅行が本当に楽しい事なのか。
 
4.ドリ−マーズ会議
  @目 的  ・利用者のQOLを高めるため、個別処遇、日課、環境、各活動について課題を提起、検討し、
         取り組みについての意識統一を図る。
         ・園長、事務長、看護師、栄養士との意見交換を行う。
  A実施内容 ・4月 業務連絡、事業計画、行事計画、無言語アプローチ、利用者の様子
         ・5月 業務連絡、個別活動、衣替え、ケース支援計画各ケース確認、自由時間の過ごし方の確認、日誌、衣類、118の使い方、寝具、利用者の様子
        ・6月 業務連絡、新築工事、環境、生活、個別活動、個別支援計画各ケース確認、契約終了、衣類、利用者の様子
        ・7月 業務連絡、行事、個別活動、ともえ通信執筆者の年間計画、歯磨きの徹底、利用者の様子
        ・8月 業務連絡、行事、生活、無言アプローチの徹底、親子レク、布団交換、
体育祭の競技、個別支援計画の確認、利用者の様子
        ・9月 業務連絡、行事、日誌、環境、ホームページの利用者日誌、親子レクの案、体育祭、利用者の様子
        ・10月 親子レクレーション実施の為会議を行わなかった。
        ・11月 業務連絡、行事、インフルエンザ予防接種、作業中止の日の過ごし方、
利用者の様子
        ・12月 業務連絡、体調管理、行事、風邪予防、ケース記録、親の会研修会、利用者の様子
        ・1月 業務連絡、行事、新築工事、風邪予防、検食日誌の記入方法、環境の営繕、室内運動、利用者の様子
        ・2月 業務連絡、新築工事、今年度まとめ、今年度反省、行事、環境、個別活動、利用者の様子
        ・3月 業務連絡、行事、各係りの今年度の反省、ケースの支援まとめ 
             (古栗 慎・久保宏子・熊野俊成・岡下 完・瀧島麻由美・山下 誠)
 
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3 ひまわりグループ              
 
1.目標  ・体力作り、健康保持、個別サービスを行い、一日一日を健やかに落ち着いた楽しい生活となるよう援助、提供していく。
2. 日課・個別活動                
(1)日課
  @目 標  余裕ある時間配分と、無理のない日課内容を常に考えながら、ゆとりをもって安心して参加できる日課を設定する。

  A内 容  
       週 課
 日  月  火  水  木  金  土
生活衛生 作業 作業  作業 作業 作業 シーツ交換
散歩
個別
音楽 
散歩
個別
音楽 
散歩
個別
音楽 
散歩
個別
音楽 
散歩
個別
音楽 
散歩
個別
音楽 
散歩
個別
音楽
            ※午後雨天時は散歩中止とし、歯磨き、室内運動の時間とする。
日 課
 
時:分 午 前 時:分 午 後
 6:30
 7:00

   45
 8:50
 9:00
   30
   45
10:30
   45
   50
11:00
   30
   50
 
起床ひげ剃り
朝食準備
朝食 服薬 歯磨き
ひげ剃り 顔拭き
朝の集い
作業準備
出発
作業開始
作業終了
センター出発
学園着 手洗い、うがい
休憩、余暇 
昼食準備
昼食
服薬 歯磨き 
13:00

14:00
15:00
   
   05
   45
16:00
17:30

     
18:45


21:00 
余暇
テレビ・音楽鑑賞
散歩
学園着
手洗い、うがい
個別活動
音楽・カラオケ
入浴
食事準備
夕食
服薬 歯磨き    
布団敷き
余暇時間
テレビ・音楽鑑賞
消灯 
  B課 題  行事、外出等の急な中止や変更以外、通常の日課の変更は、利用者は順応できるため、
        応用した日課の設定も可能である。
        但しそれは気まぐれなものではなく、何種類かの日課パターンを予め決めておき、
        必ず事前に伝える事が必要である。
(2)個別活動
  @目 標  各々の利用者のペース、また嗜好に合った活動を行うことにより、ゆとりと喜びある時間とする。
  A内 容  ○日曜日  増野〜散歩・テレビ鑑賞
        ○月曜日  柏井・東山〜散歩・花に水やり
        ○火曜日  宮脇・竹林〜散歩
        ○水曜日  御田・野津〜散歩
        ○木曜日  安場〜散歩・読書
        ○金曜日  枝広・中牟田・坂田〜散歩
        ○土曜日  世良・生信〜散歩・キャッチボール(世良)     
  Bまとめ  ・年々身体を動かす事が少なくなる傾向にあるため、適度な運動を考慮し散歩を主に取り入れた。
        ・一貫して取り組め気軽に参加できる散歩は利用者に人気があった。
        ・反面利用者によってはワンパターンで物足りなさも感じられたとも思われる。  
        ・必要な利用者には、散歩以外の内容も積極的に取り入れていく。     
 
3.行事                     
  @目 標  ・一人ひとりにあった外出を提供できるよう、計画段階で十分に検討、配慮を行う。
        ・全体行事については、『のんびりと楽しく』をテーマに利用者が安定して過ごせる時間を提供できるようにする。
  A内 容   
   全体行事
期  日 行   事   名 場  所・内  容
 4月11日
 4月29日
 5月 1日
 5月 9日
 6月29日
 6月14日
 6月22日
 7月11日
 7月27日
 8月 8日
 8月31日
 9月12日
 9月28日
10月19日
10月26日
11月13日
11月24日
11月30日
12月12日
 1月 9日
 2月 3日
 2月13日
 2月29日
 3月14日 
花見
誕生会
合同バスハイク
バスドライブ
誕生会
昼食会 バスドライブ
合同バスハイク
バスハイク 
誕生会
サマーパーティー
誕生会
昼食会 バスドライブ
誕生会
親子レク
誕生会
バスドライブ
合同バスハイク
誕生会
クリスマス会
新年会 初詣
節分
昼食会 バスドライブ
誕生会
打ち上げ会 
センター食堂
ひまわり食堂
土師ダム
三次公園
ひまわり食堂
風土記の丘
八田原ダム
三次公園       
ひまわり食堂
ひまわり食堂 かき氷
ひまわり食堂
作木常清滝
ひまわり食堂
平田観光農園(りんご狩り)
ひまわり食堂
みよし運動公園
土師ダム
ひまわり食堂
ゲーム大会
ひまわり食堂、天津神社
豆まき
布野道の駅 
ひまわり食堂
ひまわり食堂 みよし運動公園 
  ドライブ・グルメ外出
 期  日 利 用 者 場  所 内    容
 4月14日
 5月28日
 6月13日
 7月11日
 7月19日
 9月12日
10月 2日
11月14日
11月19日
12月17日
 1月29日
3月 5日 
T.Yさん
K.E K.Mさん
K.Mさん
K.Eさん    
H.M K.Sさん
Y.Oさん
T.Yさん
K.Sさん
K.H N.Iさん
S.S K.Kさん
S.T Y.Oさん
T.Yさん 
三次市内
土師ダム    
三次公園
三次市内
吉田町内
みよし運動公園
吉田ユメタウン
三次市内
作木・布野
三次・高野
土師ダム
三次市内 
買い物を楽しむ
ドライブを楽しむ
ドライブを楽しむ
ドライブを楽しむ   
食事、買い物を楽しむ
ドライブを楽しむ   
食事、買い物を楽しむ
食事、読書を楽しむ
食事を楽しむ  
食事、ドライブを楽しむ
食事、ドライブを楽しむ
買い物を楽しむ 
  宿泊旅行
期  日 利 用 者 場    所
6月18〜19日
8月26〜27日
3月10〜11日 
T.Y  N.I さん
S.T  S.S さん H.Mさん
S.N  K.K   K.H  さん 
広島市内 廿日市市  音戸 呉
香川県さぬき市 
  B課 題  ・宿泊旅行の見直しをする必要がある。
         対象者にとって本当に楽しい旅行となるのかを充分考慮して計画を進めるようにする事が重要である。
        ・個人個人にあった外出を提供していく上で留意すべき点、注意すべき点を明確にして計画を立てる必要がある。
  Cまとめ  ・今年度、全体行事については、バスドライブを中心としたプログラムを立てた。
        ・個別で外出する機会も増やし、きめ細かいサービスを提供できるよう心掛けた。
        ・全体的には落ち着いて外出することが出来たように感じる。
        ・学園内で行った行事にも落ち着いて  参加することが出来ていた。
        ・宿泊旅行は、落ち着いて参加される人が多かったが、不安を感じられたり興奮される利用者もおられたので、
         計画段階での配慮を細かく示しておく必要があった。
 
4.ホームページ利用者日誌
  @目 標  ともえ学園ホームページの中で、ひまわりグループの出来事を毎日紹介していく。
紹介する利用者が偏らないように配慮していく。
  A内 容  ひまわりグループの出来事を毎日更新した
  B課 題  毎日の生活の中で、出来事として取り上げる事が少なく、同じような内容になりがちである。
  Cまとめ  年度当初はパソコン操作が上手くできない職員もいたが、年度末にはひまわり職員全員が
        パソコン操作できるようになった。
        日々の生活の中で、季節感や喜びを伝えられるような日誌になればさらに良いように思う。
 
5. 環境・掲示
  @目 標  ・利用者の方が快適で安全に過ごせる環境を用意する。
        ・季節感や行事の様子が伝わる掲示の工夫をする。
  A内 容  ・利用者用夜間の個室をセカンドハウスに設置し、睡眠のリズムの回復に役立てていただく
        ・静養室にテレビとベッドを入れて夜間の利用者の余暇時間を豊かにし居住空間を快適に保った。
        ・食堂の日課表示枠を更新し絵カードを増やしその日の予定がより詳しく理解出来るようにした。
         ・食堂の飾りつけを季節毎に更新して雰囲気づくりに役立てた。
         ・ソファーのカバーを定期的に変えて清潔さを保つのに役立てた。
        ・中庭にプランターを入れて季節の花を育て個別の時間等で楽しんで頂いた。
        ・生活棟の清掃に常に配慮してより清潔な居住空間での生活を図ったのは冬場の湿度管理にも役だてた。
  Bまとめ  食堂の飾りつけを中心に実施して利用者の方が気持ち良く過ごせる環境に努めた。
 
6. 生活
  @目 標  快適な生活が送れる様な衣類の提供
  A内 容  常に在庫確認し、不足時に使用できる様にし、不足している場合は購入、補充する。
        季節にあった衣類の提供を心掛け、衣類の有効着用をする。
        衣類の乱れ、汚れの有無を見て交換する。
  B課 題  在庫や、購入依頼等、各担当との連携が上手くできなかったので、連携を密にする。
        衣類のワンパターン化を無くし、提供する。
  Cまとめ  衣類に対してのこだわり無く皆さん着用できた。今後も一人ひとりにあった衣類の
        提供を心がけていきたい
  
7. 衛生
  @目 標  1年を通して健康に過ごす。
  A内 容  ・毎週土曜日の午前を衛生日とし、つめ切り、耳かきを行う。
        ・毎月体重、体脂肪チェック、血圧測定を行う。
        ・外出後の手洗いとウエッシュクリーンでの消毒。
        ・必要に応じた、各医療機関への受診
        ・各部屋の温度調節と除湿、加湿調整
        ・個人的に毎日の血圧、排便確認
  B課 題  ・年齢的な事もあり、体重の増加が目立つ。しっかり体を動かし、増加を抑える。
  Cまとめ  ・1年を通して皆さん体調を崩すことなく元気に過ごされた。
        ・今まで入浴後に行っていた薬付けを夜勤帯でする事により確実につける事が出来
         る様になったことは、良かったと思う。
 
8. 印刷
  @目 標  誰が見ても分かりやすいひまわり日誌作り。
  A内 容  月末に翌月のひまわり日誌の印刷。
  B課 題  変更が有った時にサイボウズで承知出来ていなかったので変更が有った事を伝える。
  Cまとめ  他の職員さんに見易いか確認すれば良かった。
        どうすればより見易くなるかを相談すれば良かった。
 
9.会議
  @目 標  ・毎月第2金曜日にグループ職員6名と他の部署からも参加して頂いて行う。
        ・各業務について、利用者に関わる様々な問題など意見を交わしながら解決又は見
         直し、継続を討議していく。
        ・サービス向上と、より快適な生活が送れる様前もって議題提起し協議していく。
  A内 容  4月11日 金曜日  出席者:園長、事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              グループ体制・支援費制度・各係・PC使用について(不明箇所等)
              ・朝顔グループ・提出物
         5月 9日 金曜日  出席者:事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              支援計画・服薬・各検査・利用者対応検討事項(3名)・諸注意事項
         6月13日 金曜日  出席者:園長、看護、ひまわり職員
              自己研修・PC使用について(サイボウズAG・ホームページ・メー
              ル、アドレス)・行事係・契約・利用者対応検討事項(5名)・事故
              防止対策・服薬
        7月11日 金曜日  出席者:園長、事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              PC説明・節水・事故防止事項確認・利用者検査結果・検食について
              ・日課の見直し
        8月 8日 金曜日  出席者:園長、事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              サイボウズ確認について・ゴミゼロ運動・職員の危機管理・各諸注意
              ・各書類提出確認・健康管理・親子レク・体育祭・日課(追加項目)
        9月12日 金曜日  出席者:園長、事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              申し送りの見直し・外泊連絡票、保護者連絡記録について・PC掲示
              板の活用・体育祭・親子レク・利用者の食事、入浴の見直し・作業
        11月14日 金曜日  出席者:園長、看護、厨房、ひまわり職員
              血圧測定・記録・健康管理、衛生面について・食事・ホームページ、
              通信記事・日課の確認・ともえ通信・生活係・レク係・利用者対応検
              討事項(3名)
       12月12日 金曜日  出席者:園長、事務長、厨房、ひまわり職員
              健康管理・施設建設の状況・防災リーダー・入浴・利用者対応検討事
              項(3名)・親の会研修会
        1月 9日 金曜日  出席者:園長、事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              記録・外泊送迎・プロジェクター導入の説明・新築に関して・新しい
              入所者について・風邪予防・生活係・検食簿様式・夜間緊急時対応
        2月13日 金曜日  出席者:園長、事務長、厨房、ひまわり職員
              実習生受け入れ・新築に関して・各書類について・保健衛生担当者研
              修会より・研修会発表について・行事係・衛生係・通信係・利用者対
              応検討事項(3名)
        3月 5日 金曜日  出席者:園長、事務長、看護、厨房、ひまわり職員
              連絡事項・決裁書使用について・健康管理・処置・記録変更箇所・日
              課の一部変更・来年度に向けて

                     (宮ア静美・竹久京子・塚本博志・達中久恵・河村活好・佐々木岳人)
 
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4 スマイルグループ
 
1. グループ目標  
    利用者自身の自己決定、自己選択を尊重し、一人ひとりが安定した生活を送れるよう明るく過
   ごしやすい生活環境と個別配慮された生活パターンを支援、提供していく。
 
2. 生活
 (1).生活全般
  @目 的  ・基本的生活習慣の自立を目指す。
        ・快適に過ごせるように配慮する。
  A内容、取り組み
          取 り 組 み 及 び 経 過
食  事 偏食、摂取量の少ない人達は、量を減らすなど個別に対応。主食も前もってお茶碗を決め、その人にあった量を提供している。全員が落ち着いて食事が頂ける様に必要最低限の働きかけにした。お盆を8名使用。
歯 磨 き 歯磨きを確実に行う為、食堂出入り口の洗面所で食事後に介助、全員確認を行っている。以前は3回とも歯磨き粉を使用していたが、現在は昼食後にはコンクール液を使用している。歯磨きの時には、虫歯、歯石、歯の状態のチェックをしている。
洗  濯
 
全員。衣類、パジャマ、作業服は毎日洗濯に出す。洗濯は以前は個別で取り組んでいたが、今年度より職員が行っている。
いつも清潔な衣類を身に付ける。

入  浴
入浴、女性3名、男性19名が行う。援助の必要な人は職員が行う。全員がゆっくり入っていただけるよう配慮している。
以前は、個々にシャンプーと石鹸を使用していたが、現在はポンプ式リンスインシャンプー、ボディーソープを使用している。ボディーソープは石鹸と違い使用しやすいようである。2名ほど混乱が見られるためシャンプーと石鹸を使用。
掃  除
 
シーツ交換後の各居室、廊下、脱衣場、洗濯室。トイレなど毎日掃除を行い気持ち良い生活を提供した。
雑巾がけも週2回おこない、汚れがあればその都度速やかに掃除した。
部屋替え 利用者の入・退所に応じて、居室の変更を行った。
対人関係に支障が出てきたら、早めに対応する。
そ の 他 季節にあった衣類の調整。食事前、手指消毒薬を必ず使用する。 
  Bまとめ  ・今年度も、日課、週課にゆとりがあり、清掃時間設定したことで、より気持ち良
         い生活空間を提供できたのではないかと思う。
        ・利用者ひとり一人が快適な生活、落ちつける場所を提供できるように、今後も努
         めていきたい。
        ・これからも生活していく上で、必要な基本的な生活習慣わ個々の意志を尊重し支
         援を行っていきたい。
(2)作業 
  @目 的  ・健康で規則正しい生活を行う。(健康維持・管理)
        ・生活にメリハリを付ける。
  A内 容  ・月曜日から金曜日の午前中に実施。
        ・ホダ木の移動、草集め、落ち葉拾い、室内作業を行った。
        ・支援する職員は、役割分担を行い利用者がスムーズに行動できるように心掛けた。
        ・作業終了後、センターより50円とお菓子の報酬。
        ・Nさん、途中入所のOさん、朝顔グループに参加。運動後、作業(紙ちぎり)、
         お菓子とコーヒーの報酬。
  B経 過  ・体調の悪い人は、生活棟内で静養。その際は、医務室や事務に連絡を入れた。
         ・ペースの違いはあるが、参加状況は良好であった。
        ・草集めや落ち葉拾いは、あらかじめ集めて小さい山にしてもらったことで、拾い
         やすく、また利用者にとっても目途が立ちやすく分かりやすいものとなった。
        ・後半は、室内作業が多かったが、集団での活動の苦手なYさんは、室内作業への
         参加が困難だったが、最後まで参加できるようになった。
        ・室内作業に安定して参加できるようになり、集中して取り組まれる方も増えた。
  Cまとめ  ・ホダ木の移動、草集め、落ち葉拾いについては、量が見た目にも具体的に分かる
         ので利用者にとってわかりやすく集中して参加することができていた。
        ・室内作業は時間が来るまでということで実質20分程度実施していたが、後半で
         は、安定して作業に取り組めるようになり、作業時間も30分程度、集中して取
         り組めるようになった。
        ・今後は、一人ひとりが作業に取り組みやすいように、内容や作業量等を明確にす
         るなど個別の工夫も必要と思われる。
(3)運動 
  @目 的  ・体脂肪、体重の増加を防ぎ、健康状態を維持する。
  A実施内容 ・火曜日、木曜日の午後(昼の集い後30分程度)実施。
        ・山道のウォーキング。雨天時は室内ウォーキング。
        ・球技大会、体育祭の行事に合わせての練習。
  Bまとめ  ・昼の集い後30分程度歩いた。それでも個々の活動状況を考えると数名、運動不
         足気味であることは否めないが、継続して行い少しでも肥満解消と運動不足、健
         康維持を支援していければと思う。
(4)環境 
  @目 標  ・快適さと豊かさのある生活空間の実現をめざす。
        ・すみやかに営繕箇所の依頼を行い修理をする。
  A内 容  ・冬季→リビングでホットカーペットを使用する。
        ・屋外のパークベンチ→ペンキの塗り替え。
         ・居室『大山』→畳表替えを業者に依頼。
        ・居室『白木』→障子の張り替え。
        ・風呂場前の廊下→カーテンを取り付ける。(プライバシー保護のため)
        ・空調フィルター→定期的に掃除する。
        ・脱衣場→椅子を設置し更衣時に使用する。
  Bまとめ  ・今年度は施設建て替えが迫っているので大幅な改善はしなかったが、利用者に直
         接関わることは速やかに対応した。
        ・現在の建物も老朽化し残り僅かではあるが、細かな配慮を継続して行いたい。
(5)衛生 
  @実施内容 ・月1回血圧、体重体脂肪測定をし増減チェックする。(健康状態の把握)
        ・毎週金曜日PM、爪切り、耳掃除、その他身だしなみチェックする。
        ・うがい、手洗い、消毒の励行。
        ・入浴後のケア:頭髪ドライヤー乾燥、耳穴拭き(水気完全除去で風邪予防)
          皮膚疾患、怪我等の薬塗布(他、午前・就寝前と幅を広げて対応)
        ・定期受診:歯磨き、入浴介助時、口腔、全身チェックによりリストアップする。
  A課 題  ・冷暖房、換気の調節。
        ・疾病、怪我等の早期発見と対応。
        ・看護と連携した衛生管理。
        ・運動(生活習慣病予防も兼ねる)、快眠で健康増進を図る。
 
3.行事 
   目 的  ・ゆとりのある生活づくりの一つとして、休日の日をいきいきと過ごせるような計
         画づくりを目標とし、小グループでの外出や、バスハイク、季節の行事を行う。
        ・園内では体験できないことを体験したり、季節感を実感できる行事を提供し、よ
         り充実した楽しい生活を送る。
        ・利用者個々に応じた行事を提供する
 
(1)バスハイク
   @実施内容
実 施 日 場   所
5月24日 三次市高谷山
6月14日 吉舎町とみしの里
6月22日 高野町毛無山牧場
7月 5日 口和町鮎の里
9月 6日 三良坂町
11月 8日
作木村ふれあい公園 
  Aまとめ  昼食、バスハイクという流れを継続し実施した。流れを理解してもらえ混乱が少な
        かったが人数が多く、行き先が限定されるため少人数での外出に移行していきたい。
 
(2)宿泊旅行
   @実施内容    
実 施 日 場   所 参加者 内   容
5月14
 〜15日
 
竹原市観光
大久野島
 
A,M
H,T
K,M
N,T
1日目は竹原市街並み保存地区を観光、大久野島に渡り2日目は大久野島観光をする。 
8月 7
 〜 8日
 
鳥取県方面
 
S,M
N,T
O,Y
H,M
1日目は海水浴をする。2日目は鳥取砂丘子供の国へ行く予定であったが、台風のため変更しドライブして帰ることとなる。
11月12
 〜13日
 
鳥取県大山方面
 
F,S K,K K,A N,K 1日目、雨天のためドライブと買い物をする
2日目も雨天、境港の夢みなとタワーを観光する。
3月17
 〜18日
 
山口県方面
秋芳洞
秋吉台サファリパーク 
M,K O,R Y,N   1日目は秋吉台サファリランドを見学。小動物ともふれあった。
2日目は秋芳洞を観光する。 
  Aまとめ  各利用者の希望や好みを取りいれ内容を決めた。雨天の日が多く予定の変更を余儀
        なくされたが、4グループとも落ち着いて過ごすことができていた。
(3)日帰り旅行 
   @実施内容
実 施 日 場   所 参加者 内   容
7月16日
 
 三次
 岩屋寺
K, N
K, R
二人とも、自分のペースで、登山ができる。
7月23日
 
 東城町
 帝釈峡
Y,K
K,T
馬車に乗り、景色を楽しむことができた。
12月11日   広島市
 交通科学館
 
F,T
O,K
 
電車の運転を体験する。普段体験できないことを体験し楽しく過ごせた。 
  Aまとめ  1日、ゆっくりと過ごすことができた。
 
(4)お楽しみ外出
   @実施内容
実施日 場   所 参加者 内   容
6月19日
 
登山
立烏帽子山 
K, K
K, N
台風の影響で、登山をドライブに切り替え 外食等を楽しむ。
6月25日
 
デイ・キャンプ
君田村森の泉
R, O
M, M
ログハウスにて、職員手作りの昼食で家庭的雰囲気を楽しむ。
9月 1日
 
プール
クアパルクせらにし
T, N
M, S
Sさんは体調不良につき散策。Nさんは楽しそうに水しぶきを上げる。
9月17日 公園散策
備北丘陵公園
K, O
N, K
満開の秋桜畑を散策。Oさんは様々な遊具に挑戦、Kさんは木陰でゆっくり過ごす。
10月 8日
 
登山
吾妻山
A, K
N, Y
普段は少食気味の二人だが、山頂では食がすすんだようでした。
10月22日
 
デイ・キャンプ 
君田村森の泉
R, K
K, Y
ログハウスにて、バーベキューに舌鼓を打ち大満足。
12月 4日
 
温泉
神楽門前湯治村 
M, S
T, H
温泉の後、吉田ゆめタウンにて昼食・買い物を楽しむ。
1月15日
 
温泉
神楽門前湯治村
T, K
K, M
二人とも大の温泉好き、くつろいだ後、好物の麺類を頂き機嫌良く過ごす。
1月22日

カラオケ 
三次市内
 
Y, O
M, A
 
庄原市内での買物、食事後カラオケに行く。
思いきり歌いカラオケを楽しむ。
2月 5日

 
列車 三次〜吉舎
  (福塩線)
 
T, H
S, H
 
大好きな電車に楽しく且つ神妙に乗車する。
本も購入し愛読書が増えました。
2月12日

 
図書館 
三次市立図書館
 
T, N
M, H
 
文庫本コーナーで、本に集中する。
本とコーヒーの一日に満足する。 
  Aまとめ  ・個々の趣味に沿った又要望を取り入れた企画とするが、体調・天候不良等で変更
         を余儀なくされたことは残念だった。今後は天候等をも視野に入れた柔軟な設定
         で臨みたい。
        ・新たな可能性発見の場となるよう、内容の充実を図る。
(5)親子レク 
  @目 的  ・利用者、保護者、職員の理解と親睦を深め、楽しい時間を過ごす。
  A実施内容 ・平田観光農園へぶどう狩りにでかける。  
         参加者;利用者22名、保護者17家族26名、職員8名
  Bまとめ  ・前年度アンケート結果で果物狩りを希望された方が多く、その結果をもとにぶど
         う狩りを計画した。時期的にはシーズンの終わりに近かったが、大半のご家族が
         楽しんで帰られたように感じた。
        ・現地までマイクロバス2台と希望された保護者は自家用車での移動となった。
        ・無事に到着することができたが、現地でのトイレ誘導に手間取り、下調べの重要
         さを改めて実感した。
 
(6)季節の行事
   @実施内容
  項  目 内       容
花見 庄原市内の公園へ桜を見に出かける
夏祭り 療育センターにてスイカ割りを行う
クリスマス会
 
療育センターにてクリスマス会を行う。サンタクロースの衣装を着た職員がプレゼントを渡した。生活棟内にクリスマスの飾り付けなどを行いクリスマスの雰囲気を出した。
新年会  学園にて折り詰め弁当を食べ新年の抱負を語る。その後、三良坂町の神社に出かけ参拝する
打ちあげ会
 
お弁当を持って尾関山に出かける。年度の振りかえりや、来年度に向けての抱負を語り合う 
  Aまとめ  四季の行事を実施し季節を感じてもらうことができた。今後、飾り付けや雰囲気づ
        くりにも重点をおき実施していきたい。
 
(7)選択メニュー
  @目 的  ・普段の食事に彩りを添える。利用者個々の好みを知っていく。
  A実施内容 ・月1回昼食の際2種類のメニューと9月からは、デザートも2種類用意。
 4月18日 焼き肉&トンカツ
 5月23日 海老天ぷら&海老フライ
 6月20日 ミートスパゲティー&焼きうどん
 7月18日 コロッケ&魚のフライ
 8月29日 肉うどん&天ぷらうどん
 9月19日 お好み焼き&スパゲティー・プリン・コーヒーゼリー
10月17日 牛丼&マーボー丼&ヨーグルト&プリン
11月21日 サバの塩焼き&サバの竜田揚げ&リンゴ&柿
12月19日 中華丼&天丼&ミカン&バナナ
1月16日 鶏の唐揚げ&ハンバーグ 桃の缶詰め&パイナップルの缶詰め
2月20日 ビーフシチュー&クリームシチュー ミカン&バナナ
3月19日
カレーライス&ハヤシライス コーヒーゼリー&ヨーグルト 
  Bまとめ  ・ほとんどの利用者が要領を理解していたように思えた。
        ・9月からは、デザートも2種類用意した。
        ・始めの方は、戸惑いがあったが、次第に混乱なく選択できるようになった。
         ただ、選ぶ順番により、また数に限りがあるため自分が食べたいものがなくなり
         食べられないという不公平な事態も起こりかねない。
         事前に希望した物が実物を見たら変わると言うことも何度もあり難しさを感じた。
        ・今回の結果をもとに、更においしく楽しい食事場面が提供出来るように内容を工
         夫していきたい。
 
(8)喫茶                                    
  @目 的  ・自分の好きなものを自分で選べるようになる。              
  A実施内容 ・第2と第4土曜日に行う。                       
        ・飲み物は数種類、食べ物は3種類用意し実物をみて、自分の好きなものを選択。
        ・利用者にもウェーター、ウェートレスを経験してもらい、役割を意識してもらう。
        ・メニューの種類…シュークリーム、どら焼き、エクレア、ホットケーキ、だんご
                 バームクーヘン、大福(豆・栗・イチゴ)マドレーヌ、
                 ドーナツ、アップルパイ、チョコケーキ、イチゴケーキ、
                 モンブラン、チーズケーキ、ベルギーワッフル
             飲み物…ホットコーヒー、コーラ、アイスコーヒー、ファンタ、
                 スプライト、オロナミンC、ジュース各種
  Bまとめ  定着した取り組みの一つ。食べ物(3種類)ジュースも各種用意し、自分の好きな
        物を選んで楽しまれた。
 
(9)おやつ作り
  @目 的  ・簡単なおやつを楽しく作る。
  A実施内容 ・祝、祭日と第3と第5土曜日に行う。
        ・フルーチェ、ホットケーキ、 カップラーメン、コーンポタージュ
         粉末清涼飲料(マロン・ロイヤルミルクティー・ココア)を提供。     
  Bまとめ  ・提供する物が、偏ってしまった。
        ・もっとバリエーションを増やし、作る楽しみを提供できるように考えていきたい。
 
4.スマイル会議 
  毎月第1土曜日(もしくは第2土曜日)に、園長、事務長、他の部所(センター、看護、栄養
  士)からの出席も要請し、利用者により良いサービスを提供できるように個別処遇、日課、余暇、
 生活環境、取り組み、その他の活動について協議、確認、情報の共有化をはかる時間をもった。
  @主な協議内容
   4月 ・各係、ケースの今年度の取り組みと確認事項の徹底、日課について
   5月 ・個別支援計画、日課、確認事項の徹底、各係より取り組み、個別処遇について
   6月 ・各係より取り組み、確認事項の徹底、自己研修、個別処遇について
   7月 ・各係より取り組み、親子レク、節水等確認事項の徹底について
   8月 ・確認事項の徹底、各係より取り組みについて
   9月 ・確認事項の徹底、親子レク、各係より取り組み、体育祭、個別処遇について
  11月 ・親子レクの反省、各係より取り組み、確認事項の徹底、自己研修、個別処遇について
  12月 ・個別処遇、確認事項の徹底、各係より取り組みについて
   1月 ・個別処遇、確認事項の徹底、実習受け入れについて    
   2月 ・実習係から、日課、個別処遇、確認事項の徹底について
   3月 ・今年度の各係、ケースの反省、課題、確認事項の徹底、個別処遇について 
  A課題 ・ひとり一人の利用者に適正な支援、サービス、環境が提供できるように、グループ職
       員の研修的な部分にも時間を使い、会議で確認したことを今後に生かし、また、毎月
       の定期会議だけでなく、必要に応じてスタッフ及び各部署と協議、確認、情報の共有
       化をはかり、質の高い、速やかな対応をしていきたい。
 
《N.Kさんの取り組み》 
    継続的に行われてきた“トイレへの物流し”が今年度は激しさを増し、生活棟内から物が消
   えていく事態になった。入浴用の固形石鹸から洗体タオル、台ふきや下着に至るまでトイレに
   流れるような小物が徐々に鍵のかかる倉庫へと置き場所が変わっていき、Nさんもなくなれば
   違う物を探すといったイタチごっことなった。
    こうした事態に、せざるを得ない要因をグループ会議で検討しNさんに対しての個別配慮を
   行った。
  @取り組み ・職員の行動や対応が個々によって違うために混乱を招いているのでは?
         → 一日の場面毎の職員の行動や対応をある程度統一した形にした。     
        ・食べ物に関して執着が強く、1週間毎のメニュー表の掲示では満足していない?
         → 更新頻度を増やして常に2〜3日先までの献立が分かるようにした。
  A経 過  ・今回の取り組みを行って暫くしてから、物流しの頻度も少なくなり表情もよくな
         り落ち着いた生活ができつつあったのだが、ここ最近また物流しが増加傾向にあ
         る。同じく睡眠時間もっかり取れていたが、深夜の覚醒が多くなった。
  B課 題  ・取り組みに関しては継続的に行っていくが、睡眠時間、一時的な環境の変化との
         関係性も調査する必要がでてきた。
 
《まとめ》 
  支援費のスタートした今年度は、利用者ひとり一人が安定して過ごせることに重点をおいて支援
 してきた。毎月のスマイル会議での個別処遇の確認、日課や行事、衣類の補充・管理、衛生的で使
 いやすい環境の整備など生活しやすく、利用者の意思を尊重した質の高いサービスを提供すること
 にこれまで以上に重点を置き一年間取り組んだ。パソコンによる情報の共有化と利用者の意思を尊
 重し、ひとり一人の障害を理解し、受け入れたことで混乱や興奮する場面が少なく、安定した一日
 を過ごせるようになった。
  次年度以降は、食事や入浴などの生活面にこれまで以上にゆとりを持たせることや、利用者の意
 志を尊重し、利用者主体の質の高いサービスと環境を提供していきたい。
         (香川直規・田孝康・藤井智市・足利晃昭・新家広江・山野本恵美・錦織京子)
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5 フレンドグループ
 
1.目標 個性を尊重した個別配慮をすることで、より安定した、よりゆとりある生活の支援をする。
 
2.生 活
 (1)生活全般 
  @目 的  ・基本的生活習慣の確立を目指すための、個々に応じた関わり、援助を行う。
  A内 容  ・自由に飲めるお茶の提供を始めた。
         作業の帰園後、入浴後と時間は設定したが その時間は自由に飲めるようにした。
        ・衣替えを6月と10月に行なった。
        ・洗濯日は毎日行い、乾いていない物は乾燥機を使用し、静電気防止のシートを使
         用した。冬場は部屋の乾燥対策として自室に干せるようした。
        ・布団干しは、毎週日曜日の天気の良い日に行った。
        ・清掃は毎週金曜日の午後、セカンドハウス及び周辺を全員で役割分担を決めて行
         った。
        ・口腔内衛生の為、昼食後にコンクール液を使用して仕上げ磨きをした。
        ・歯磨き用のコップは、毎週金曜日にキッチンハイターに浸けて洗った。
        ・食事準備、食堂掃除は当番を決めて行った。
        ・歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸、シャンプー等の消耗品は、無くなり次第補充した。
        ・シートタイプの洗濯洗剤は、20日分ずつを渡した。
  Bまとめ  ・自由に飲めるお茶の提供を始めたが、1人が飲みすぎると言うこともなく、特に
         夏の風呂上がりは喜んでもらえた。来年度はもう少し時間の幅を広げたい。
        ・口腔衛生についても、ハブラシの毛先を柔らかく、小さめな物にした。援助する
         時も奥歯などが磨きやすくなった。
         利用者にも歯茎への刺激が少なくなったのではないかと思う。
        ・食事当番、清掃日の掃除分担は人間関係やその人に合った内容に配慮して何度か
         変更を行ったが、個々に責任をもって行えており定着してきた。
        ・洗濯シートは1回の分量が分かり易く定着してきた。
         紛失等のトラブルが多少あったが、おおむね上手に使用できている。
        ・基本的生活習慣の確立には、あせらず利用者一人一人に合った対応をしながら、
         一方的な援助にならないよう意志の疎通を含め、コミュニケーションをとりなが
         ら一歩づつ進んでいけたらよいと思う。
 (2)作業
  @目 的  ・作業することにより規則正しく、生活にリズムをつける。
        ・体力の維持。
        ・個々に合った作業を行い、勤労の喜びを知る。
  A内 容  ・月曜日から木曜日の午前、午後と金曜日の午前が作業の時間。
        ・個々に応じた作業場の変更をする。
        ・作業服の洗濯(金曜日に持って帰って洗濯して月曜日に持って行く。)は声掛け
         がなくても出来るようになった。
        ・夏場は汚れがひどいので、毎日持って帰って洗濯することも定着した。
        ・午後の作業開始前には全員で分担してセンター内を清掃した。
        ・洗濯たたみの作業が加わり2〜3めいが担当として行う。
  ・工芸班【A.T H.H K.Y Y.M T.N I.K】
     かまぼこ板等を利用してプランター枠、ペン立て、キーホルダーなどを製作。
  ・和紙班【T.M T.N】 
     新聞広告や牛乳パックを利用し和紙を作り、はがきや封筒、コースターなどを製作。
  ・園芸班【S.M T.M M.N Y.K K.F】
     四季折々の花の苗を育てている。土作り、種まき、移植を行っている。
  ・ガーデン班【K.H T.N E.S H.K K.S M.K K.A K.N】
     芝生の手入れ、しいたけの植菌、山の雑木整理。天候の悪い時室内作業。
  Bまとめ  ・製作した製品や花は、無人販売所FOXや各イベントで販売している。
         販売を手伝う利用者はお客様とのやりとりも上手になった。
        ・報酬で買い物ができる事も励みになり、欲しいものを購入する為に報酬を貯金す
         る人が増えた。
        ・個々の配置について検討し、その日の作業内容によって作業班の変更を行ったが
         混乱する人はなく、安全面、体力等に配慮をし、個々に適した作業を行えるよ
          うにしていきたい。
 (3)余暇
  @目 的  ・余暇時間を有効に使うための内容を提供する。
  A内 容  ・園芸…昨年に引き続き畑の土作りと花の植え付け、管理を中心に行った。
            昨年植えた球根も芽を出した。
            花壇の草取りがいちばん大変だったが、Nさんが時間を見つけてはきれい
            に草を取ってくれた。
            プランターに咲いた花を植え替え、玄関や食堂前等みんなが見えやすい場
            所にプランターを置いた。
        ・ビデオ…毎月1度、地域のレンタルビデオ店を利用して毎月第2, 4土曜日にビ
            デオを借りて見た。借りに行く人をNさんとTさんに限定して皆に希望を
            聞きながら合わせて自分のみたいビデオを借りてきた。
            DVDの普及からビデオだけでなくDVDのレンタルも勧めている。
        ・運動…毎月の土、日(買い物、園芸、ビデオ、カラオケ以外の時間)に実施。
            体育祭にむけての練習、室内での柔軟体操、ウオーキングを実施。
            室内で気軽にできる運動のメニューを企画していくことが課題。
        ・カラオケ…歌わなくても、聞いているだけの人もいるが、余暇活動のなかで一番
              定着している。
  Bまとめ  ・余暇の過ごし方や楽しみ方は個々によって違うので自由参加とした。
        ・みんなが興味を持ってもらえるように工夫する必要がある。
 (4)衛生
  @目 的  ・皮膚疾患の予防と対応。
        ・健康維持。
  A内 容  ・入浴後の軟膏塗布を確実に行う。
        ・衛生日を毎週日曜日に設け、爪切り・耳掃除、血圧測定を実施した。
        ・個々の健康状態の把握に努め、看護師との連携を深め迅速な処置、必要な受診を
         速やかに実施できる体制作りに努めた。
        ・午前・午後作業の作業終了時、外出からの帰園後の手洗い・うがいを徹底した。
        ・食事当番、食事前の手洗い、手指消毒液の使用を徹底した。
        ・毎月1回体重測定を行い、肥満防止・健康管理に注意した。肥満傾向の人たちの
         コーヒーはブラックにしている。個別に時間を設定しウオーキングを実施。
         毎日継続していくことで少しずつではあるが減量の効果が見えている人がいる。
  Bまとめ  ・入浴後の軟膏塗布は定着しており、看護師と連携して早めに受診できた。個別に
         塗り薬を用意し保湿、予防に役立てたが、特に踵の荒れに効果があった。
        ・体調の悪い人には早めに対応し、配慮できたが、自分から異常を訴えることの出
         来ない人に対して、日頃の様子観察をこまめにしたとしても把握、発見できない
         事例もあり、今以上の把握方法を考えたい。
        ・手洗い・うがいは徹底して行ったので早く定着し、風邪をひいた人は殆どいなか
         った。集団で生活しているので特に冬季、季節の変わり目は風邪の発生、広がり
         は完全には抑えられないのが現状であるが、風邪を引いても長引かない人が増え
         たのは日頃からの予防の成果だと思う。
        ・衛生日の爪切り・耳掃除・体重測定に血圧測定も加えて健康状態の把握の1つに
         なった。
        ・食事当番の人には、エプロンやマスクを着用して衛生的にしたいが、エプロン、
         服装については確実性に欠けているので意識して取り組みたい。
        ・食事や睡眠時間に注意を払い、毎日の生活が精神的にも肉体的にも安定した状態
         で規則正しい生活を過ごせるよう努めたい。
(5)環境
  @目 的  ・生活の場としての快適空間の実現を目指す。
        ・プライバシーを守る。
  A内 容  ・プレイルームの半分を利用して2名の利用者の新居室を構成し、以前より安定し
         た生活に繋がっている。他にも余暇専用の空間としてゲーム専用個室を設定し、
         他の空間からの雑音から離れ充分に楽しめる場として活用できている。
        ・冬季、ストーブの近くに長時間座り、やけどが発生したのでフェンスを設置した。
  Bまとめ  ・利用者の特徴に応じた居室編成を考えてきたが、新しい利用者が入ってくること
         で常に利用者同士の関係にはかなり配慮しなくてはいけない。利用者の意見も取
         り入れながら見直しをしてきた。
        ・通常の生活で設定された時間の中にもくつろぎの場所、時間のゆとりがあること
         を基本によりよい環境作りに取り組んでいきたい。
        ・安全に安心して暮らせる生活場所を確保するため、日頃の観察、点検をこまめに
         実施し、利用者の側に立って考え、迅速な対応、今以上の環境整備を工夫してい
         く援助体制を構築したい。
3.行事
 (1)レクリエーション
  @目 的  ・季節感のある行事やレクリエーションの提供。
        ・グループ全体で楽しめる内容を計画する。
  A内 容
 4月13日
 
花見
 
食堂でお花見弁当を食べて、今年度の目標を1人ずつ発表する。新メンバーのKさんの紹介をする。
 6月22日
 
レクリエーション 親の会作業日で、療育センターにてビデオを見て過ごした。
 8月23日
 
夏祭り
 
療育センターの屋根付き広場でゲームやカラオケ、花火を行い、皆で輪になり踊りを踊って楽しい一時を過ごした。
10月 5日
 
親子レク
 
秋晴れの中、16家族21名の保護者が参加。パソコンでホームページや写真を見てもらったり親子でオリエンテーションやゲームを行った。特にゲーム大会では保護者の方も童心に返り盛り上がった。
11月23日
バスドライブ
 
親の会作業日で、風土記の丘に出かけ、お弁当を食べて散策を楽しんだ。
12月13日
 
忘年会
 
食堂で昼食会を兼ねてゲームを行った。時間とともに風船が割れるゲームでは、はらはらドキドキと笑いが絶えない会となった。
 1月12日
 
新年会
 
食堂で昼食会を兼ねて行った。1人ずつ今年の抱負を発表した。
 3月20日
 
打ち上げ会
 
三次ロイヤルホテルの宴会場にて司会など利用者主体で行い、おいしい料理を食べ、カラオケをして大変盛り上がった。 
  Bまとめ  ・各行事ごとに担当スタッフがリーダーとなりグループ全員参加の行事として企画
         し、リーダーを中心に協力して実施した。
        ・利用者にとって、レクリエーションは外出と同じように生活の中の楽しみの一つ
         になっており、みんなの中に入ることが苦手な利用者も参加できるようになって
         きた。
        ・グループ全体を見つめる中で個々の利用者への配慮と内容を工夫していきたい。
 (2)宿泊旅行
  @目 的  ・園内で体験できない事を体験する機会をもつ。
        ・希望に添った旅行を企画し、楽しい思い出を残こす。
  A内 容  ・5月12〜13日 岡山方面 参加者:K.H T.M Y.M K.Y
        「おかやまファーマーズマーケット・ノースビレッジ」にい行き、パン作り、ウイ
         ンナー作りに挑戦した。それを翌日の朝食にし、みんなおいしそうに食べた。夜は
         ビレッジ内のロッジに泊まり、お風呂は近くの湯郷温泉に入った。
        ・7月17〜18日 愛媛方面 参加者:S.M H.H H.K T.N
         松山道後温泉に行く。1日目は動物園に行きたくさんの動物を見て回り、夕食は
         地ビールの飲めるレストランでおいしいごちそうを食べた。2日目はあいにくの
         大雨だったが温泉に入ったりおみやげなどの買い物をした。
        ・11月20〜21日 山口方面 参加者:T.N K.S M.K K.A
         大島に行ってミカン狩りや魚釣りを楽しむ予定だったが、2日とも雨が降ったた
         め予定を変更して温泉にゆっくり入ったりドライブを楽しんだ。魚釣りの時だけ
         は雨もやみ、短時間にもかかわらず魚も釣れてとても喜んでいた。
        ・3月4〜5日 岡山方面 参加者:I.K T.M K.F 「おかやまファーマーズマー
         ケット・サウスビレッジ」では、菜の花がきれいに咲いていて春を感じたり、う
         どん作りに挑戦した。自分たちで作ったうどんはとてもおいしかった。また、倉
         敷の美観地区を見て歩いたり買い物を楽しんだ。天候にも恵まれいろんな体験が
         できた。
  Bまとめ  ・今年度はあまり天候に恵まれず、利用者の希望を聞いて予定を変更したことが多
         かったが、それでも楽しい旅になった。どの旅行も1人1人の希望や好きなこと
         ができるように計画でき、利用者も楽しんでよい思い出になったと思う。
        ・宿泊旅行は利用者にとって学園では体験できないことができるのでとても楽しみ
         にしており励みにもなっている。職員にとっても普段見られない表情や行動が見
         られて新しい発見がある。もっと可能な範囲で利用者の希望を取り入れて楽しい
         思い出になる旅行を考えたい。
 (3)野球観戦
  @目 的  ・野球の好きな利用者に球場で野球の醍醐味を味わう機会を提供する。
  A内 容  ・7月9日と8月29日の2回、広島市民球場に対巨人戦のナイター観戦に行った。
・実際に選手のプレーや応援しているチームの活躍がテレビで見るのと同じように
 目の前で見れ、とても嬉しそうな笑顔が見られた。
        ・球場に入る前の買い物も楽しみにしていた。
  Bまとめ  ・野球観戦に行けることをとても楽しみにしていてるので、利用者のニーズに応え
         計画していきたい。
        ・デーゲームの観戦も考えたい。
 (4)わくわく外出
  @目 的  ・利用者とスタッフで一日外出を行いコミュニケーションを図る。
        ・利用者の希望、趣味に添った内容を計画する。
  A内 容
 月 日 参 加 者   場     所      様      子
 4. 24  K. A
Y. M
三次市内
 
買い物とカラオケボックスで歌を楽しんだ。
 6. 18
 
H.K
T. M
庄原・三次市内
 
庄原で買い物、七塚原牧場で牛を見て市内でティータイムを過ごした。 
 6. 26
K. U
T. M
吉田・三次市内
 
買い物やファミリーレストランでのティータイムを楽しまれた。
 7. 11
 
T. N
 
島根県大田市
 
大好きな魚釣りに行き、ヒラメやキスを釣り上げてとても喜んでいた。
 7. 12
 
K. S
M. N
三次市内
 
お弁当を買って風土記の丘で食べ、散策や資料館見学をした。
 8. 4  H. H
M. K
島根県大田市
 
琴ヶ浜での海水浴と三瓶の温泉を楽しんだ。
 9. 13
 
E. S
M. N
庄原
 
七塚原牧場で弁当を食べて散策を楽しんだ後、庄原で買い物をした。
10. 3
 
A. T K. F
 
三次市内・広島市緑井 
 
トイザラスでの買い物と、希望のトンカツを食べ市内のファミリーレストランでティータイムを過ごした。
11. 14
 
K. H
 
広島市内
 
バスや汽車を利用して広島へ行って買い物を楽しんだ。
12. 6
 
K. M
T. N 
福山  2003ボウリンピックin福山に参加した。Mさんは2位になり嬉しそうだった。
12. 19  Y. K
K. Y
三次市内
 
買い物をしてカラオケボックスで演歌や童謡など熱唱した。
 1. 16  I. K  東広島  買い物と外食を楽しんだ 
  Bまとめ  ・2対1の外出も、行動のペースや利用者同士の関係に配慮し、外出を楽しむこと
         ができた。
        ・個別の配慮を大切にし、楽しい外出になるように、よりよいサービスを提供でき
         るよう努めたい。  
 (5)プチ外出
  @目 的  ・勤労の意欲を高め喜びを実感できるように作業貯金を活用する。
        ・利用者の興味やニーズに合った外出を計画する。
  A内 容  ・年間3回実施した。
        ・個々の利用者の必要とする援助をすることにより、落ち着いて外出の時間を過ご
         すことができた。
        ・欲しい物を買い物をしたり、喫茶店でのティータイムを楽しむことができた。
  Bまとめ  ・少人数での外出は昨年より回数は少なくなったが、作業貯金の活用の幅が広がっ
         てきたり、時間をゆったり過ごせるようになった。
        ・事前の打ち合わせと予定の伝え方、外出中の援助の仕方など、それぞれの利用者
         にあった支援をしていきたい。
 
4.フレンド会議
  @目 的  ・利用者の生活向上と充実したサービスの提供を目指し、環境・個別処遇・各活動
         についての課題を提起検討、ケースカンファレンスをし、支援についての意識統
         一を図る。
        ・各セクションとの意見交換、情報交換、協議。
 A内 容  4月 …各係の事業計画。環境、衛生について。ケースカンファレンス。
        5月 …個別支援計画、生活について。
       6月 …レクリエーション、作業、生活について。                
       7月 …行事、日課、お茶提供について。ケースカンファレンス。
       8月 …親子レク、園内行事について。ケースカンファレンス。
       9月 …体育祭、親子レクについて。ケースカンファレンス。
      11月…生活、作業について。ケースカンファレンス。
      12月…ケースカンファレンス。
        1月 …生活について。ケースカンファレンス。
        2月 …事業報告。生活について。ケースカンファレンス。
        3月 …新年度に向けて。ケースカンファレンス。   
  B 課題  ・課題発生したときに随時各セクション、スタッフ間で協議をしてきた。個々の利
         用者に対し、より密度の濃いサービスが提供出来るように、スタッフ間や各セク
         ションとの意見交換、情報の共有することを日頃より心掛けたい。
 
5.まとめ
  昨年度同様、個別配慮ということに重点を置いて一人一人の関わり方を考えた。
  配慮したことで行動や受け入れがスムーズになったこと、結果にかかわらずしたこと、出来たこ
 とに対して評価すること、また、外出で欲しい物を購入できることなどで意欲を持たせることにも
 つながり生活がより安定してきた。
   安定した生活を送るためには、精神的にも身体的にも健康でなければならない。体調の不調を表
 現することが難しい人には特に日々の観察はもちろん、表情、行動、態度から些細な変化も見逃さ
 ないように、また、けがや事故のないよう体調管理に努めなければならない。
 今後は、食事や入浴などの時間に幅を持たせることや、いろいろな場面での選択肢を増やすことなど、
生活のゆとりと潤いにつながる支援を考えてたい。
             (山本志乃、藤田由香里、林 宏典、黒田みゆき、永奥秀敏、中田和弥)
 
 
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6 希望の丘療育センター
 
(1)主に学園の周囲にある自然の素材や集めたかまぼこ板を利用して、プランター枠、ペン立て、
   コースター、焼き杉によるミニ花台、枝木細工、押し花飾りなどを製作した。
   また園芸ハウスで作った花を押し花にし、ハガキなどに貼り合わせた。
   ハガキなどの素材である和紙は牛乳パックや広告紙を再利用して製作した。 
(2)栽培部
   発生時期の異なるホダ木を移動させて、水槽漬けし椎茸ハウスやホダ山へ伏せ込み、椎茸の発
   生、栽培を促している。利用者の安全にも留意している。ホダ木は利用者に1本ずつ抱えて運
   んでもらい、1日1列を目安としたが、利用者の体調や状態また運ぶ距離などの条件により、
   目安通りにはいかなかった。古くなったホダ木の移動と新しいホダ木の入れ替え、ホダ山の整
   理を行なう事により、発生操作は実施出来たが冬場天候が悪く、滞ったこともあった。
(3)管理部
   草刈り後の草集めを主な作業とした。その他の作業として、落ち葉集め、原木の移動、古いホ
   ダ木の移動を行う。雨天時等では和紙作りに使用する紙を細かくちぎる作業も行ってきた。
(4)園芸部
  1 ハウス班 
   花作りを主な作業とした。花の種まきにはじまり、毎日の水やり、土作り、花の苗の移植、花
   摘みなどの手入れ、鉢の中の草取り、鉢洗い、花の寄せ植え、肥料やり等をした。
  2 ガーデン班
   希望の丘や学園の周辺の草集めや枝木と原木運びを主な作業とした。
(5)あさがお
   体調や健康状態により、通常の作業の困難な利用者数名を対象に体力作りとしてのウォーキン
   グや体力作りを内容とした1つの作業グループの活動を継続している。
   他のグループの作業のある日に合わせて、午前9時50分から10時50分まで、作業及び報
   酬という一定の流れで設定した。
   年度途中での利用者の入れ替わりや天候により、随時内容や場所を調整しながら実施してきた
   が、概ね定着し、利用者も戸惑いや混乱も無く受け入れて参加出来る様になって来ている。
   今年度は新入利用者も1名加わった。 
   今後は、作業内容を更に工夫して、一層利用者の興味や発達のレベルに合ったものを提供して
   行きたい。 
(6)洗濯部
   今年度から洗濯部を新設して、利用者が他の利用者の衣類の洗濯物たたみを行う作業を行った。
   携わったのは工芸班に所属する5名の利用者達である。
   月曜日から金曜日まで、但し金曜日は午前中のみ。センター職員の援助で北棟、南棟に別れて
   衣類をたたみ、各利用者の名前を記した棚に納めて貰った。現在ではすっかり習熟し、スムー
   ズに作業をこなし、設定された時間内に終了してセンターに帰って報告できるようになってい
   る。今後利用者によるセルフ・ヘルプの取り組みとして定着することを願っている。
(7)Fox(ともえ学園無人販売所)
   自然素材を使った製品に人気がある。リース、押し花飾り、クリスマスツリー等と、希望の丘
   の山に豊富にある木の実、野草の花のドライフラワー、木の枝などを使った製品がよく売れた。
(8)まとめ
   どのグループも作業工程が理解出来、スムーズに進行出来つつある。これからも利用者1人ひ
   とりの出来ることを考え、個人の特徴を見極め興味を探り、無理の無い範囲内で作業に取り組
   んで貰えるよう、意欲の増進や技術の向上を図りながら援助を続けて行きたい。
                           (荒井あや子・伊藤英明・井津川智寛)
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7 園内行事
 
1. 学園内の全体の行事として計画し、次の事を行った。
 (1)演歌歌手「南 里恵」さん来園
  @日 時  平成15年4月24日(木)14:00〜15:00
  A場 所  センタープレイルーム
  B内 容  平成3年10月21日「夫婦桟橋」でデビューされた南里恵さんは、「花の人生ひ
        とり旅」「恋太鼓」「あんたの天下」「起き上がり小法師」などの持ち歌を披露さ
        れ、センター黒板に来園の歓迎のプラカードを作成する。
        厳かなお迎えの中、歌謡ショーが行われ、喜びのうちに終了する。
 (2)体育祭
  @日 時   平成15年9月20日(土)10:40〜15:00
  A場 所  センター屋根付き広場前グランド
  B内 容  保護者55家族96名の参加による体育祭を開催する。
        危ぶまれた天候も良くなり、利用者の皆さんは日頃の練習の成果を発揮され大きな
        変更や怪我をすることもなく無事終了した。
 (3)餅つき
  @日 時  平成16年1月25日(日)14:00〜15:30
  A場 所  フレンド食堂
  B内 容  餅つきととんどを行う予定であったが、雪のため中国電力青年部の皆さんの参加が
        なくなり、餅つきのみ行う。青年部の皆さんの不参加は残念がる人が多く改めて大
        切な行事だということが判る。
        盛り上がりには少し欠けたがようだが落ち着いて楽しめた。  
                                  (林 宏典・佐々木岳人)
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8 対外行事
 
(1)目的:他施設や地域の人々との交流を深め、親睦を図るとともに学園生活を充実させる
(2)内容
   1 西部ブロック親善球技大会
     @日  時   平成15年5月18日 (日)
     A場  所   広島市立大学野球場及び体育館
     B参加状況  ゲート通し (個人)    フレンドグループ      2名
             〃    (団体)    スマイルグループ      6名
            卓球(個人)       フレンドグループ      2名
            キックベースボール    スマイルグループ      1名
             〃           フレンドグループ      8名
     C結  果   少し暑いぐらいの陽気だったが、天候にも恵まれ参加した利用者の皆さん
            は一生懸命に頑張って、楽しそうに競技していた。卓球個人ではMさんが
            2位だった。ゲート通し団体は惜しくも予選リーグで敗退するが、個人
             ではKさんが決勝トーナメントに進んだ。キックベースボールは3位決定
            戦までいったが惜しくも敗れた。多数の保護者の応援もあり、本当によく
            頑張ったと思う。
 
    2 2003ボウリンピックinふくやま
     @日  時   平成15年12月6日(土) 午前の部(9:30〜12:00)
     A場  所   福山市 福山パークレーン
     B参加者   スマイルグループ  (T.N・M.H)
            フレンドグループ  (N.T・S. M)
     C結  果  Mさんが午前の部で2位になりとてもうれしそうだった。
            あとの3名も落ち着いてボウリングを楽しんでいた。
(3)考察と課題
   今年度は球技大会、ボウリンピックともみんなよく頑張り、競技を楽しんでいる印象を持った。
   それが良い成績にもつながったのではないか思う。
   勝ったときのうれしそうな顔や負けたときの悔しそうな顔を見ると本当に一生懸命競技して頑
   張っているんだと思い、参加して良かったと思った。また励みになっている利用者も多数いる。
   他の施設の利用者と交流できる数少ない場であるため、できるだけ多くの利用者が参加できれ
   ばよいと思う。また、毎年参加している人は気軽に他の施設の人と話しをしたりしている場面
   が見られた。
   やはり練習する時間がなかなかとれないことと、できるだけ多くの利用者に参加してもらいた
   いがいろいろ難しいところもあり、それが今後の課題である。

                                                      (中田和弥・山野本恵美)
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9 外泊
 
定例外泊                 
  4月29日(火) 〜 5月 5日(月) ゴールデンウィーク 51名
  8月10日(日) 〜 8月17日(日) 盆         50名
  12月28日(日) 〜 1月 4日(日) 正月        50名
  3月28日(日) 〜 4月 4日(日) 春         40名
  それぞれ約1週間の外泊とした。   
送迎に関しては、日曜日や祝祭日での移動が多く設定した時間が多少ずれることは
 あったが、事故なく無事行うことができた。定例外泊以外にも、随時、保護者の
希望により外泊を実施している。

                                                            (井手迫俊彦)
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10 医療
 
 年度当初、具体的重点事項として、医療面では
  1 健康管理、検査の徹底
  2 疾病の早期発見と早期治療に努める
  3 歯の健診、治療の徹底
  4 感染症対策を充実する
 の4点を昨年度同様目標に挙げて一年間対応した。
 1,2については健診や血液検査などで、グループでの生活状況をも合わせて生活面の
見直し、受診、処置を医師の意見を聞きながら取り入れた。
 3の歯科衛生においては、順次、健診又は治療を行っている。一度治療を始めると長期
間にわたる人が多く、今後も各グループでの衛生指導を徹底して取り組んでもらいたい。
 4の感染症については今年度も利用者においてはインフルエンザの罹患者はいなかった。
インフルエンザワクチン接種の実施と共に、各グループで手洗いやうがいに積極的に取り
組んでもらった効果が出ていると思う。
 肥満傾向にある人が徐々に出てきており、利用者の年齢層も高くなり、生活習慣病や悪
性疾患の早期発見、治療に取り組むよう検討することが必要である。又、冬季における角
化症やあかぎれ等の皮膚疾患が非常に多く、生活環境の改善や治療、予防についての取り
組みを充実させたい。
                              (吉長成恭、井手迫俊彦)
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11 食生活
《はじめに》
 衛生管理に留意しながら利用者の嗜好の尊重、旬の食材の利用や暦の行事食の
取り入れによる季節感のあるメニューの提供、また個々に応じた細やかな配慮の
ある食事作りに努めた。
〈栄養所要量〉
 生活活動強度は「やや低い」を用い、目標栄養所要量と実質摂取量は次の表の
とおりであった。
  目標栄養所要量 実質摂取量
エネルギー(kcal)
たんぱく質   (g)
脂質      (g)
カルシウム  (mg)
鉄      (mg)
ビタミンA   (IU)
ビタミンB1  (mg)
ビタミンB2  (mg)
ビタミンC   (mg) 
 2,230
    69.1
    61.9
   630
    10.1
 1,991
     1.09
     1.19
   100 
 2,264
    78.2
    68.3
   634
    10.5
 4,484
     1.37
     1.23
   121 
〈食事形態〉
 常食・刻み食・粥食・糖尿病食・エネルギー制限食を利用者に応じて提供した。
〈希望メニュー〉
 利用者の誕生日に利用者の希望のメニューを用意、各グループでお祝いした。
4月:「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「焼き肉」「ミックスフラ
    イ・コーヒーゼリー」「海鮮丼・コーヒーゼリー」
5月:「和風ハンバーグ・コーヒーゼリー」「カレーうどん・コーヒーゼリー」「肉うどん・コーヒ
    ーゼリー」
6月:「天ぷらうどん」「天ぷらそば」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「ミートスパゲティー・コ
    ーヒーゼリー」
7月:「焼き鶏」「焼き肉・コーヒーゼリー」「カツ丼・オレンジゼリー」「ラーメン・コーヒーゼ
    リー」「ばら寿司・ポテトサラダ・ぼたもち」
8月:「焼き肉丼・あさり汁・プリン・サラダ」「ミートボールカレー・ツナポテトサラダ・コーヒ
    ーゼリー」「そうめん・ふりかけご飯・コーヒーゼリー」「トンカツ・サラダ・コーヒーゼ
    リー」「牛丼・コーヒーゼリー」「ハンバーグカレー・プリン」「チャンポン麺」
9月:「天ぷらうどん・コーヒーゼリー」「とんかつ・杏仁豆腐」「炊き込みご飯・焼き魚・コーヒ
    ーゼリー」「グラタン」「ラーメン・コーヒーゼリー」
10月:「カツカレー・コーヒーゼリー」「焼き肉・酢の物・味噌汁・コーヒーゼリー」「きつねうど
    ん・からあげ・コーヒーゼリー」「煮込みハンバーグ・かき玉汁・プリン」
11月:「天丼・コーヒーゼリー」「鶏の空揚げ・大根なます・味噌汁・ヨーグルト」「とんかつ・コ
    ーヒーゼリー」「親子丼・コーヒーゼリー」「からあげカレー・コーヒーゼリー」「鶏足か
    らあげ・フルーツポンチ」「ポークカレー・フルーツミックス」「とんかつ・酢の物・すま
    し汁・コーヒーゼリー」「からあげ・コーヒーゼリー」「かつカレー・南瓜サラダ・コーヒ
    ーゼリー」「メンチカツ・コーヒーゼリー」「刺身・コーヒーゼリー」「チキンカツ・コー
    ヒーゼリー」
12月:「炊き込みご飯・焼き肉・コーヒーゼリー」「かつカレー・コーヒーゼリー」「刺身」
1月:「からあげ・うどん」「卵とじ穴子丼・なめこ汁・コーヒーゼリー」「ハヤシライス・サラダ
    ・デザート」「カツ丼・コーヒーゼリー」「とんかつ・ポテトサラダ・コーヒーゼリー」
2月:「ハンバーグ」「ビーフカレー・コーヒーゼリー」「カレーピラフ・フルーツ」「コロッケ・
    コーヒーゼリー」
3月:「炊き込みご飯・鶏のからあげ」「ぎょうざ・コーヒーゼリー」「醤油ラーメン・コーヒーゼ
    リー」「かつカレー・コーヒーゼリー」「カルビ丼・コールスローサラダ・コーヒーゼリー」
 
〈希望献立〉
 各グループの生活に合わせた食事作りは次の通りである。
 4月 7日花見弁当(ドリーマーズ)
   11日花見弁当(ひまわり)
   13日花見弁当(フレンド)
   18日選択メニュー(焼き肉・とんかつ)(スマイル)
 5月 1日バスハイク弁当(スマイル・フレンド)
    2日バスハイク弁当(ドリーマーズ・ひまわり)
    9日バスハイク弁当(ひまわり)
   16日バスハイク弁当(ドリーマーズ)
   23日選択メニュー(えび天ぷら・えびフライ)(スマイル)
 6月 6日バスハイク弁当(ドリーマーズ)
   13日バスハイク弁当(ひまわり)
   14日バスハイク(スマイル)
   20日選択メニュー(ミートスパゲティー・焼きうどん)(スマイル)
   22日バスハイク弁当(ドリーマーズ・ひまわり・スマイル・フレンド)
 7月 4日バスハイク弁当(ドリーマーズ)
    5日バスハイク弁当(スマイル)
   11日バスハイク弁当(ひまわり)
   18日選択メニュー(コロッケ・魚フライ)
 8月 1日納涼祭・バーベキュー(ドリーマーズ)
    8日サマーパーティー(ひまわり)
   12日バスハイク弁当(ドリーマーズ・ひまわり)
   13日バスハイク弁当(スマイル・フレンド)
   29日選択メニュー(肉うどん・天ぷらうどん)(スマイル)
 9月 5日バスハイク弁当(ドリーマーズ)
    6日バスハイク弁当(スマイル)
   12日バスハイク弁当(ひまわり)
   19日選択メニュー(イタリアンスパゲティー・お好み焼き・プリン・コーヒーゼリー)(スマイル)
10月 5日親子レク弁当(フレンド)
   12日親子レク弁当(スマイル)
   17日選択メニュー(牛丼・マーボー丼・ヨーグルト・プリン)(スマイル)
   19日親子レク弁当(ひまわり)
   26日親子レク・バーベキュー(ドリーマーズ)
11月 1日バスハイク弁当(スマイル)
     7日バスハイク弁当(ドリーマーズ)
   21日選択メニュー(鯖の塩焼き・鯖の竜田揚げ・りんご・柿)(スマイル)
   23日バスハイク弁当(ドリーマーズ・フレンド)
12月 5日バスハイク弁当(ドリーマーズ)
   12日クリスマス会(ひまわり)
   16日選択メニュー(天丼・中華丼・みかん・バナナ)(スマイル)
1月  9日新年会弁当(ひまわり)
   12日新年会(フレンド)
   16日選択メニュー(鶏の空揚げ・ハンバーグ・桃・パイナップル缶)(スマイル)
   17日新年会(ドリーマーズ)
2月20日選択メニュー(ビーフシチュー・クリームシチュー・ミカン・バナナ)(スマイル)
3月19日選択メニュー(カレーライス・ハヤシライス・ヨーグルト・コーヒーゼリー)
 
〈おやつ〉
 各グループの生活内容に合わせ、次のように提供した。
 ドリーマーズ・ひまわり・・・毎日の午後のおやつ
 スマイル・・・火・木曜日のジュース類
        第2.4土曜日の喫茶
 フレンド・・・毎日のジュース類
        日曜日午前のお菓子
                           (後田喜代子・升本尚里・黒田玲子・松浦郁代・日坂悦子・堂西美保)
 
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12 事務
 
 今年度は、次の三つの目標を掲げた。
1.外来者に対して常に明るく笑顔で接し、適切且つ迅速な応対に心がける。
2.電話受付では明確な応対に心がけ、速やかに関係部署に報告する。
  ・緊急な事柄は速やかに口頭あるいは電話で報告する。
  ・その他パソコンのサイボウズを利用して全員あるいは関連部署に配信する。
3.事務の正確かつ迅速な処理を行い、学園内外の連絡調整を徹底する。
  特にメールの送受信が可能な組織にはインターネットを利用し、迅速な処理を行う。
 
 業務の内容としては下記のとおりである。
1 事務
  支援費の請求、窓口での受付、入退所の手続き、利用者療育手帳・保険証・受診券の管理、
 各種印刷物の作成、各福祉事務所・行政機関との連絡調整、その他
2 庶務
  文書収受・発送、福利厚生、利用者預金管理、コピー機・コードレスホンの管理、その他
3 経理
  財務会計処理、親の会会計、物品購入、職員給与計算、調査統計、出張命令稟議作成、その他
 
 上記の業務については社会福祉法人ともえ会の諸規則、ともえ学園内規を基本として日々行ってきた。
 これからも原理原則を基本に、職員、利用者に信頼され、厳正でかつ平等に日々遅滞なく確実に遂行していきたい。
                                                          (成清耕三・藤盛善壮・岡 綾子)
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13 見学者 
 
 電話での依頼により、見学日、内容等の希望を聞き、行事予定表に沿って日程調整を行った。
 特に、利用者の生活棟の見学については、利用者への影響や、プライバシーの保護を優先し、
時間帯をずらせたり時には見学を中止したりなど十分な配慮を行い実施した。
 見学受入日  平成15年 4月 4日    3名    一般(短期入所希望)   
              5月 7日    3名    一般(入所希望)     
              5月28日    2名    一般(短期入所希望)   
              6月30日    3名    一般(入所希望)     
              8月 9日    3名    一般(入所希望)     
             12月19日    4名    一般(入所希望)     
        平成16年 1月 5日    4名    一般(入所希望)     
              1月20日    3名    一般(入所希望)     
              2月11日    4名    一般(入所希望)     
              3月10日    3名    一般(入所希望)     
                                                            (成清耕三)
 
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14 技術
 
1.目標    毎日の生活が安心して住みやすい環境を維持に心掛ける。
        運転業務においてはつねに安全運転に心掛け、車両等の点検に心掛ける。
2.実施   4月  草刈りの開始  植木の選定   椎茸の植菌作業
       5月  屋上の清掃  空調の切り替え  草刈り
       6月  草刈り
7月  草刈り
       8月  草刈り  ワックス掛け大掃除の実施
       9月  草刈り    空調の切り替えと空調機器の清掃
      10月 最後の草刈り  フォックスの外壁塗装作業 
      11月 椎茸用材の伐採作業   椎茸乾燥機点検
      12月 公用車タイヤ交換(冬用に))   ワックス掛け大掃除
           トラクターの整備(油圧系統の不備の整備)              
       1月  雪かき作業   水源の整備(清掃)
       2月  雪かき作業
       3月  公用車タイヤ交換(夏用に)
       その他毎月の業務  水質検査の提出・浄化槽の清掃
                  ゴミゼロ運動への作業参加(第1、3週目の月曜)
                 日用品、消耗品、作業用品の買い物 
                 マイクロバスの運転・子鹿学園歯科診療引率運転
3.反省と結果  日常、常に使用する生活用水の確保が出来なかったこと。
         マイクロバス、公用車の運転業務に関しては幸いに事故も発生なく、引き続き
         安全運転に心掛ける。

                                                      (黒瀬髞V)
 
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15 福祉協会                        
 
 @広島県知的知的障害者支援スタッフ部会議(年4回))
  開催月日  第一回  5月27日(火)(欠席)
        第二回  9月29日(月)
        第三回 11月27日(木)
        第四回  2月 2日(月) 
  協議内容  今年度の活動について
         各保健福祉圏域の活動報告
         日本並びに中国地区の支援スタッフ部会の報告
        支援スタッフ研修会開催にについて        
        情報交換
 A支援スタッフ研修会
  開催日  2004年 2月 14日 (土)東広島市中央公民館 
  講 演  テーマ「発達障害児(者)のライフワークにおける課題と支援について」
       講師 社会福祉法人電気神奈川福祉センター 「志賀利一さん」
  事例発表 ひとは作業所・ともえ学園
  グループ討議
 B福祉協会三次・庄原保健圏域支援スタッフ代表者会議
  開催日  2003年 3月 9日(火) 
  場 所  庄原さくら学園 もみじ園
  参加者  庄原さくら学園 もみじ園、子鹿学園、ともえ学園
  内 容  ・スタッフ会議の経過報告
       ・今年度の支援スタッフ研修会について
       ・支援スタッフ部会の機関誌の発行
       ・支援スタッフのあり方
       ・支援サービス計画書の様式について
       ・各施設の行事のあり方
       ・宮城県の「全施設解体宣言」についての意見交換
        ・施設見学
                                  (久保宏子)
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16 あいさつ運動
 
(1)はじめに
   職員集団のチームワークの向上を目的として始まった挨拶運動も2年が過ぎた。 明るい挨拶は
   職場を明るくし円満になりさらに良い仕事と楽しい生活の基礎となる。
(2)取り組み内容
 @昨年度掲示した40点の中より7点を選出して挨拶運動推進用に活用する。全職員により1人3
  点選び、提出してもらった所評価の高い上位7点を決定し16年度の挨拶運動推進用に活用した。
  * あいさつは 心と心を つなぐ橋   ・・・河村
  * 「メールより 笑顔であいさつ 元気な職場」  ・・・井津川
  * ステキだね 挨拶している 君の顔  ・・・堂西
  * 「おはよう」と 元気な挨拶 元気な職場  ・・・黒瀬
  * 明るく いつもさわやかに つながる心は挨拶から  ・・・加藤 
  * 気持ちよく挨拶しよう!笑顔の花を添えて  ・・・黒田みゆき
  * おはよう! の挨拶元気よく今日も1日頑張ろう  ・・・香川
 A季節毎に2点ずつ標語の掲示を北棟掲示板と南棟掲示板に掲げ運動推進に役立てる
 B掲示方法を工夫する。工芸班の和紙やドライフラワー・折り紙を使い季節を感じさせる1点ずつ
  工夫した掲示物とした。
 C利用者の方より募集をする。
  1月に利用者さんより「ようこそ ようこそ」の標語の提出があり採用し南棟玄関に掲示する。
(3)まとめ
 2年の取り組みにて職員の心には挨拶の大切さは定着して行きつつあると思う。常に心掛けての声
 に出す運動は今一度見直して深めていく必要があると考える。掲示の方法を工夫して季節感や心和
 む飾りを心掛けた事が利用者の方にも受け入れられたのではないかと思う。
                                   (竹久京子・堂西美保)
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17 ゴミゼロ運動 
 
 施設内外の美化…清潔で快適な環境の提供。美化意識の向上を図る。
         気がついたゴミはいつでもどこでもすぐに拾う習慣確立
 取り組み
 @標語を前半、後半2部ずつ作成し、南棟職員室内掲示板と北棟廊下の掲示板に掲示した。
      ○きれいな園は 快適環境と美しい心を育む
      ○育てよう 1人1人の美化意識
     ○守れます 清潔な快適環境は ちょっとした気遣いで
      ○心掛けよう いつもきれいで 快適な住みよい園に
 A週1回、朝礼時に「ゴミゼロ運動」の呼び掛けや清掃結果の報告を行い意識向上を図った。
 B毎週月曜日(第5月曜は除く)、各部署からメンバーを選抜し学園周辺(北棟、南棟、セカン
   ドハウス、ゴミ倉庫)を清掃した。雨天時は屋内を清掃した。
    【要領】  時 間:14時から14時20分まで      
          対象者:第1月曜 … 技術、厨房、ドリーマーズ   
              第2月曜 … 事務、看護、ひまわり         
              第3月曜 … 技術、センター、スマイル       
              第4月曜 … 事務、看護、フレンド         
まとめ
 ・人数は3人とし、朝礼でメンバーを確認した。各部署代表者にゴミゼロ運動計画案について、パ
  ソコンで周知照会し意見を収集した。
 ・清掃を行うことに対しての反対意見はなく、開始時間については希望により変更し実施した。
 ・日頃、気づいたゴミを拾う職員の姿も見受けられるようになった。
 ・参加者は勤務の都合で2人の時もあったが、皆さんの理解と協力のもと、1回中止の他は予定通
  り行うことが出来た。
 ・僅かな時間ではあるが、適度にいい汗をかく事で爽快感と仕事への意欲も湧いた。
 ・ゴミゼロ運動の掃除の様子をその都度写真に撮り、職員全員にパソコンで周知したことは、参加
  意識の向上にも繋がったと思う。
 ・今後も個人が自発的に美化意識を持つことにより、清潔な環境を保っていけたらよいと思う。
                                       (岡・日坂)
 
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18 防災
 
 ◇防災意識を常に持ち、防災訓練を充実させる。
 ◇災害発生時は、速やかに適切な対処するよう危機管理体制を充実させる。
 
1. 防災研修会の実施
  新任職員を対象に、利用者不明時の対応、消防関係の内容で基礎知識を身に付けることを目的として実施した。
  @6月6日(金) 対象者:岡 綾子(4月異動転入)
2. 消防訓練実施状況(◎は防災リーダー)
  @4月27日(日) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  A5月30日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎久保、河村、高田、黒田みゆき
  B6月20日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎塚本、瀧島、錦織、中田
  C7月26日(土) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎山本、河村、竹久、足利
  D8月20日(金) 夜間の総合訓練・三次消防署立会  訓練者:◎熊野、達中、新家、永奥
  E9月7日(日) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  F10月31日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎宮ア、岡下、山野本、林
  G11月21日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎藤田、瀧島、佐々木、藤井
  H12月14日(日) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎久保、塚本、香川、黒田
  I1月18日(日) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  J2月27日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎中田、山下、佐々木、山野本
  K3月26日(土) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎竹久、岡下、錦織、林
                                                             (古栗 慎)
 
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19 研修
 
 今年度も自己研修の実施を行い自己研鑽する。
 内容は仕事に関わる研修とし、中間報告を昨年度より1回増やし2回行った。
 また、テーマ、中間 報告を朝礼の時3分以内にまとめて報告してもらった。
 
 まとめと課題
  今年度の自己研修テーマは資格の修得を目指すものも多かった。
  また、朝礼での発表は日頃そのような機会が少ないので、刺激になったのではないかと思う。
  しかし全員聞く事が出来ないのが検討課題だ。また園内研修についても実施出来なかった。
  実施時間など検討し、出張報告、意見交 換の場なども設けられたらよいと思う。
                        (藤田由香里・熊野俊成・塚本博志・足利晃昭)
 
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20 掲示

 今年度もたくさんの情報や、案内、他施設からの広報誌等が送られてきた。
 この多くの情報を分かりやすく伝えるための掲示を行い、提供した。
 
掲示方法
 (1)職員室と職員食堂で、種類別に掲示する。
 (2)専門誌、新聞は一定期間保管し、参考にしてもらう。
 (3)掲示は2週間を目途とし、新しく貼り替える。
 
まとめ
 今年度は、施設だよりをそれぞれファイルに綴じて保管した。
 多くの情報を分かりやすく伝える良い方法がないか工夫していく必要があると思う。
                                             (達中久恵・ 錦織京子)
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21 親の会
   
《概要》ともえ学園入所者の保護者で組織されたものが「ともえ親の会」であり、事務局は親の会係
    として職員が担当しており、以下親の会の活動を紹介する。
 
(事業)
1.総会の開催
  平成15年4月29日(火)ともえ学園プレールーム 51家族、72名出席
2.役員会の開催
  平成15年 4月19日(土) 7名出席(学園長、事務長、山下同席) 於:広島市
  平成15年 6月22日(日) 9名出席(学園長、事務長同席) 於:療育センター
  平成15年11月23日(日) 8名出席(学園長、事務長同席) 於:療育センター
  平成16年 2月21日(土)11名出席(学園長、事務長、藤井、山下同席):療育センター
3.福利厚生…香典、生花、傷病見舞金の贈呈。
4.AIU損害賠償保険への加入継続。損害賠償金、死亡給付金の支払い。
5.入院時の付添看護料の贈呈。
6.ともえ基金利息の活用
7.会員便覧の発行…平成15年5月1日発行
8.会誌の発行企画(今後の発行予定年度:平成16年度、19年度、22年度)
9.親善球技大会の見学、応援 平成15年5月18日(日)
   於:広島市立大学  開催担当:太田川学園
10.研修会の開催…平成16年2月21日(土)於:ともえ学園療育センター
   51家族68名参加。  
11.懇親会の開催…平成16年2月21日(土)於:三次グランドホテル
   43家族、58名参加。学園職員21名参加
12.例会の開催
  平成15年 7月20日(日)於:ともえ学園療育センター 51家族、74名参加。
  平成16年 3月28日(日)於:ともえ学園療育センター 48家族、64名参加。
13.お楽しみ会の開催…平成15年7月20日(日)於:ともえ学園療育センター 
  51家族、74名参加
14.第17回全国自閉症者施設協議会大会への参加 於:水戸市
  平成15年10月16日(木)〜10月17日(金) 
15.体育祭…平成15年9月20日(土)於:ともえ学園グランド 55家族、96名参加
16.河内ふれ愛祭り… 平成15年11月2日(日)於:河内公民館
  「リサイクルバザー」の実施。8名参加 
17.学園関係施設及び周辺の環境整備、美化作業の実施
  ◇1回目 平成15年 6月22日(日)49家族、68名の参加
  ◇2回目 平成15年11月23日(日)46家族 62名の参加 
18.定例外泊の受け入れ、援助
  ◇平成15年 4月29日(月) 〜 平成15年5月 5日(日)
  ◇平成15年 8月10日(日) 〜 平成15年8月17日(日)
  ◇平成15年12月28日(日) 〜 平成16年1月 4日(日)
  ◇平成16年 3月28日(日) 〜 平成16年4月 4日(日)
19.親子レクリエーションへの参加
  ◇フレンド   平成15年10月 5日(日)16家族、21名参加
  ◇スマイル   平成15年10月12日(日)17家族、26名参加
  ◇ひまわり   平成15年10月19日(日)12家族、19名参加
  ◇ドリーマーズ 平成15年10月26日(日)11家族、16名参加
 
感想・今後の課題
 今年度は昨年から引き続きということで色々な行事がスムーズに進んだと思う。
 親御さん方の覚えも良く、要望や問い合わせなども言って頂き易かったのではな
いだろうか。
 係りとしても連携が取りやすく協力のし易さを感じた。
 来年度は新築への移行もあり、親御さん達にとっても戸惑うことが多いであろう。
 今後も親御さん方からのご意見ご要望を謙虚に受け止め、反映していけるような
係りのあり方を考えていきたい。

                                            (藤井智市・山下 誠)
 
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22 ボランティア                      
 
 今年度も三次ボランティアの方に月1回の割合で衣類補修や掃除をして頂いた。
 (受け入れ状況)
  ・ 5月26日(三次地区) 5名…衣類補修、台拭き縫い。
  ・ 7月28日(酒屋地区) 3名…体育祭用のゼッケン縫い。 
  ・ 9月22日(十日市地区)5名…体育祭用のゼッケンのアイロンかけ、雑巾と台拭き縫い。                   午後より職員室前の窓ふき、レールの掃除。
  ・10月27日(十日市地区)5名…午前は、縫い物衣類補修。
                   午後は、職員室の前のガラス拭き。レール掃除。
  ・12月22日(三次地区) 5名…午前は、裾上げと雑巾、台拭き縫い。
                   午後は、廊下の窓ふきと雑巾縫い。
  ・ 1月26日(河内地区) 5名…1日雑巾、カーテンなどの縫い物。ズボンの補修。
  ・ 3月22日(川地地区) 4名…1日衣類補修、台拭き、雑巾縫い。
 (課題)             
  ・縫い物や衣類補修が少なく、掃除の場所も同じ所が多くなってき。
   事前の準備を工夫して、仕事の内容が見てわかるようにしていく。
   ゴムやボタン等の細かい物の準備を早めにしておくべきであった。
                                                (新家広江・瀧島麻由美)
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23 実習
 
 当学園での実習参加においては、事前にオリエンテーションを行い、利用者の特徴、障害
ごとの特性の理解、実習参加にあたっての基本的約束事(報告、挨拶など)を確認しておく。
 自閉症理解に向けてのビデオを貸し出し、事前学習をして頂き、実習に参加していただく。
 配属グループについては学生の希望やオリエンテーションでの面接状況を元に各グループ
の総主任に相談の上決定して参加することとしている。
 今年度よりホームヘルパー2級資格取得の為の実習(2日間)が加わり一般の施設の職員
の方が実習にこられるようになる。各施設の課題や取り組みなど意見、情報交換ができ、当
学園職員にとっても自分たちの仕事を見つめ直す良い機会になった。


受け入れ状況
実習期間 学校、団体名 名  前 実習種別
15. 8.25〜15. 8.29
15.10.20〜15.10.24
16. 1.19〜16. 1.20
16. 1.21〜16. 1.22
16. 1.26〜16. 1.27
16. 1.28〜16. 1.29
16. 2.16〜16. 2.25
16. 2.16〜16. 2.25
 
京都外語大学
仏教大学
広島県社会福祉協議会
広島県社会福祉協議会
広島県社会福祉協議会
広島県社会福祉協議会
岩国短期大学
岩国短期大学 
山下 知依
朴  美穂
児玉 静枝
角谷 浩規
則川 靖久
境 隆志
児玉 弘子
迫 朝日香 
介護体験
介護体験
ヘルパー2級
ヘルパー2級
ヘルパー2級
ヘルパー2級
保育実習
保育実習 
 今後も可能な限り受け入れ利用者へのサービスを低下させる事の無いよう調整、連携を
大切に取り組んでゆきたい。
                            (永奥秀敏・ 田孝康)
 
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24 朝礼
 
 早出職員を含めて日勤者全員が職員室に集まり、8時30分より実施した。
 まず園長の話から始まり、各グループから利用者の様子や一日の行事予定、そして
療育センター、厨房、技術、看護、事務、その他係りからの報告などを行った。
 また、その日の司会者は、昼食の検食を兼ねて職員全員が交代で行い、その間、5
分〜10分ぐらいであるが、いろいろな情報が流され大変貴重な時間でもある。
 今年度は研修係からの企画で6月から順番に司会者が自分の自己研修内容を報告し、
また10月には中間報告を行った。
                                  (成清耕三)
 
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25 運営会議
 
 各部署の代表者11名で構成され、毎月、第一水曜日に実施した。
 会議では、利用者主体の指針を見失わないように、問題提起、課題検討、日程調整等を
行い、施設のより円滑な運営と利用者サービスの向上を目指した。
 日々の情報は速やかにパソコンで流されるため、会議での時間が短縮、簡潔な引き締ま
った会議となった。
 また、平成16年1月からはビデオプロジェクターを利用し会議を行った。
 レジメ等の紙も必要が無くなりさらに一段とスピーディに会議が進むようになった。
 会議後は速やかに運営会議録をまとめ、即日パソコンに保存して全員に周知した。
                                                        (成清耕三)
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26 処遇会議
 
 各グループ間の調整、協議、運営会議への提言を行う機関として機能している。
 今年度行った会議の内容は次のとおり。
・4月2日(水)10:45〜11:25    司会:山本  記録:香川
        洗濯作業について、浄化槽の流出物について、受診の引率について、
        支援費について、各グループより現状と取り組み及び事業計画について
・5月7日(水)10:35〜11:45    司会:井手迫   記録:山本
        6月検診の予定、定例外泊の様子、洗濯作業の経過報告、
        営繕依頼後の処理状況について
・6月4日(水)11:30〜12:00    司会:荒井   記録:井手迫
        グループ別家族連絡表の作成、作業実施状況、コードレス電話機の使用について
        ひまわりグループより現状と取り組み、空調機器の管理(乾燥しすぎないように)、
・7月2日(水)11:40〜12:00    司会:古栗  記録:荒井
        行事日程の調整、各グループ及びセンターより現状と取り組み、健康管理について
・8月6日(水)11:45〜12:25    司会:宮ア   記録:古栗
        グループ日誌と申し送り記録簿、
        各グループ及びセンターより現状と取り組みについて
・9月3日(水)11:05〜12:40    司会:香川   記録:宮ア
        ケース記録システム、サイボウズ操作及び確認、保護者連絡システム、
        申し送り記録簿、親の会懇親会について
・10月1日(水)11:30〜12:10   司会:山本  記録:香川 
        ひまわりグループの現状と取り組み、ドリーマーズグループの現状と取り組み、
        新築施設に関する事項について
・11月5日(水)10:55〜11:20   司会:井手迫   記録:山本
        血圧測定頻度・対応、在園数の報告、職員非常時の人員確保・対応について
・12月3日(水)11:30〜12:15   司会:荒井   記録:井手迫
        各グループより現状と取り組み、おやつの依頼、正月三が日の食事について
・1月7日(月)11:25〜12:30    司会:古栗  記録:荒井  
        栽培部の作業(雪や雨天時)、新施設について(部屋割りと日課)
・2月4日(水)協議・確認事項なし
・3月3日(水)協議・確認事項なし
                                                           (香川直規)
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27 広報係
 
 広報係は、ともえ通信の編集発行と、平成15年度の事業報告書の編集発行を行った。
 事業報告書は、年度末から原稿を集め、全てを学園のパソコンに入力し、印刷原紙を作成した。
 原稿をともえ学園LANで管理、編集を行った結果、業務省力に繋がった。
 ともえ通信は、毎月1日に370部発行し、保護者、職員、関係施設、近隣地域へ配布した。
 毎月の見出しについて、以下に示す。
◇5月1日発行 第181号  @4月の思い出から A保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 C人権研修 D職員紹介 E一品メニュー
               F行事予定 G編集後記
◇6月1日発行 第182号  @5月の思い出から A保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 C球技大会について D一品メニュー
               E職員随想文 F行事予定 G編集後記
◇7月1日発行 第183号  @6月の思い出から A保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 C職員随想文 D一品メニュー E行事予定
               F編集後記
◇8月1日発行 第184号  @7月の思い出からA保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 C研修報告 D一品メニュー E行事予定
               F編集後記 
◇9月1日発行 第185号  @8月の思い出から A保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 C研修報告 Dあいさつ運動係より
               E一品メニュー F行事予定 G編集後記         
◇10月1日発行 第186号  @9月の思い出から A保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 C研修報告 D一品メニュー E行事予定
               F編集後記 
◇11月1日発行 第187号  @10月の思い出から A保護者によるリレー随想
               B各グループの近況 Cゴミゼロ運動係より D研修報告
               E一品メニュー F行事予定 G編集後記
◇12月1日発行 第188号  @11月の思い出から A各グループの近況B職員随想文
               C一品メニュー D行事予定E編集後記
◇1月1日発行 第189号  @12月の思い出から A各グループの近況 B職員研修報告
               C一品メニュー D行事予定 E編集後記
◇2月1日発行 第190号  @1月の思い出から A各グループの近況 B研修報告
               C一品メニュー D行事予定 E編集後記
◇3月1日発行 第191号  @2月の思い出から A各グループの近況 B研修報告
               C一品メニュー D行事予定 E編集後記
◇4月1日発行 第192号  @3月の思い出から A各グループの近況 B研修報告
               C一品メニュー E行事予定 F編集後記
                                 (河村活好・ 岡下 完・ 黒田みゆき・ 井津川智寛)
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28 安全運転管理者
 
1.目 標  常より運転者はシートベルトを着装して安全運転に心掛ける。
       スピードの超過運転は事故を発生するもとだからスピードはひかえめに。
       飲酒運転を絶対にしない。
2.実 施
       4月 春の交通安全運動実施 トライザセーティinひろしま表彰 
       5月 トライザセーティinひろしまへの4チーム参加申し込み
       6月 蒸し暑くなりビールの美味しい時期ですが飲酒運転だけは絶対にやめよう。
       7月 トライザセーティinひろしまへ挑戦開始 無事故無違反150日間達成目標
           夏の交通安全運動実施
       9月 秋の交通安全運動実施
      11月 トライザセーティinひろしま終了
          参加4チームの内1チームのみが目標達成された。
          違反されたドライバーの反省を促しより一層の安全運転をお願いする。
      12月 冬の交通安全運動実施
          道路の凍結、積雪に備え冬用のタイヤなど滑り止めの準備
3.今後の目標
  基本的な運転マナー厳守は当然で、特に 飲酒運転は絶対にしないし、させないことと、
 シートベルトの着用を徹底させたい。
                                                              (黒瀬髞V)
 
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29 自動車整備管理者
 
 車両の保有台数、又は、11人乗り以上の乗用車の保有により、自動車整備管理者の選任が義務づ
けられており、ともえ学園は29人乗りのマイクロバスを保有しているので、この職務がある。
整備状況
 @軽トラック 広島41 と 3080    4月…12ヶ月点検   10月… 6ヶ月点検
 A軽トラック 広島41 ぬ 5743    8月… 6ヶ月点検    2月…12ヶ月点検
 B軽乗用車  広島50 に 3113    8月… 6ヶ月点検    2月…12ヶ月点検
 C普通乗用車 広島530と 5130    7月… 6ヶ月点検   12月…12ヶ月点検
 D普通乗用車 広島330さ 5130    7月… 6ヶ月点検    1月…12ヶ月点検
 Eマイクロバス 広島230 さ 5130  6月… 3ヶ月点検    9月…3ヶ月点検
                      11月…12ヶ月点検(車検)3月…3ヶ月点検
 この年度は、車両の入れ替えもなく大きな故障も無いが、タイヤの摩耗があった。
 車両の運行前には、運転者による運行前点検を義務付け、結果を運転日誌に記入している。
 定期的な点検、オイル交換等を柱に、日々の点検の際に指摘のあった箇所を速やかに修理することを
心がけた。今後も、車両の整備不良による事故が発生しないよう、注意をしたい。 (前岡孝司)
 
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30 危険物取扱者
 
 ともえ学園には北棟と南棟の2箇所に地下タンク貯蔵所がり、この貯蔵所には重油を貯蔵している。
 地下に貯蔵しているために重油漏れが直ぐに発見しにくいため、万が一重油漏れが起こると重大な事
になり、大きな事故につながる。
 そのため重油漏れを未然に防ぐため法律で定められた点検を定期的に行っている。
 毎月の点検で地盤面、配管、ポンプ設備の点検を行い、週に1度の点検で掲示板、漏油検知管、通気
管、消火器の点検を行っている。                         (熊野俊成)
 
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31 ホームページ
 
 2001(平成13)年10月から開設したホームページも15年度末で2年5ヶ月が経過した。
 特に、できごとのページでは各部署が日々の様子を写真入りで掲載し情報公開に寄与している。
 アクセスカウンターも3月末で「19441」となり順調に伸びてはいるが新鮮な情報と継承していく
情報を明確にして分かりやすいページ構成の工夫とより広い範囲の情報を提供したいと思う。
 平成15年度の月別アクセス数は次のとおりであるが、できごとのページなどに直接訪問される人も多
いので実数は不明である。今後も訪問者側に立ったページづくりを心掛けたい。 (前岡孝司)
 月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
アクセス数  574  742  652  731  453  624  1026  1009  1030  1163  1088  1120  10,212 
 
 
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32 決算書
   貸 借 対 照 表       (平成16年3月31日現在)
資 産 の 部
勘 定 科 目 当 年 度 末 前 年 度 末 増   減
流動資産        71,387,732 10,527,566 60,860,166
   現金預金     1,189,132 5,487,698 -4,298,566
   未収金      70,198,600 5,039,868 65,158,732
      0
固定資産        524,300,487 53,666,773 470,633,714
 基本財産   199,576,469 0 199,576,469
 その他の固定資産   324,724,018 53,666,773 271,057,245
    構築物     17,813,846 18,598,217 -784,371
    車輌運搬具   5,706,486 7,514,214 -1,807,728
    器具及び備品  18,969,021 16,621,529 2,347,492
    建設仮勘定 269,663,000 0 269,663,000
    その他の固定資産 12,571,665 10,932,813 1,638,852
資産の部合計      595,688,219 64,194,339 531,493,880
 
負 債 の 部
勘 定 科 目 当 年 度 末 前 年 度 末 増   減
流動負債        71,152,331 10,695,991 60,456,340
 短期経営資金借入金     64,963,000 0 64,963,000
   未払金      5,487,806 10,647,326 -5,159,520
   預り金      701,525 48,665 652,860
      0
固定負債        10,163,700 19,466,350 -9,302,650
   退職給与引当金  10,163,700 9,101,700 1,062,000
負債の部合計       81,316,031 30,162,341 51,153,690
                                            
純 資 産 の 部
基本金 6,520,000 0 6,520,000
   基本金  6,520,000 0 6,520,000
国庫補助金等特別積立金 56,454,394 0 56,454,394
   国庫補助金等特別積立金 56,454,394 0 56,454,394
次期繰越活動収支差額  451,397,794 34,031,998 417,365,796
   次期繰越活動収支差 451,397,794 34,031,998 417,365,796
  (うち当期活動収支差額) 273,987,639 3,464,893 270,522,746
   純資産の部合計  34,031,998 33,567,105 464,893
   負債及び純資産の部 64,194,339 60,618,868 3,575,471 

事 業 活 動 収 支 計 算 書   (平成15年4月1日〜平成16年3月31日)
  勘 定 科 目 本年度決算 前年度決算 増   減














 















 
  利用料収入     31,187,830 47,880 31,139,950
  措置費収入     0 232,506,370 -232,506,370
  事業収入      0 226,240 -226,240
  支援費収入      203,479,270 0 203,479,270
  寄付金収入     161,000 338,000 -177,000
  雑収入       3,519,454 4,226,720 -707,266
  国庫補助金等特別積立金取崩額 15,574,496 2,831,298 12,743,198
事業活動収入計   253,922,050 240,176,508 13,745,542























 













 
  人件費支出     200,892,307 190,844,253 10,048,054
  事務費支出     89,880,712 21,630,261 68,250,451
  事業費支出     43,555,901 43,955,456 -399,555
  減価償却費     12,121,508 9,543,735 2,577,773
  引当金繰入     1,056,000 1,056,000 0
  事業活動支出計   347,506,428 267,029,705 80,476,723
事業活動収支差額    -93,584,378 -26,853,197 -66,731,181





  受取利息配当金収入 187 1,503 -1,316
  経理区分間繰入金収入 243,030,500 30,000,000 213,030,500
事業活動外収入計  243,030,687 30,001,503 213,029,184


  事業活動外支出計  0 0 0
事業活動外収支差額   243,030,687 30,001,503 213,029,184
 経常収支差額      149,446,309 3,148,306 146,298,003














施設設備等補助金収入  100,926,000 0 100,926,000
施設設備等寄付金収入  24,000,000 0 24,000,000
特別収入計     124,926,000 258,246 124,667,754



  固定資産売却損・処分損 384,670 2,941,659 -2,556,989
特別支出計     384,670 2,941,659 -2,556,989
特別収支差額      124,541,330 -2,683,413 127,224,743
 当期活動収支差額    273,987,639 464,893 273,522,746









部 
前期繰越活動収支差額  177,410,155 30,567,105 146,843,050
当期末繰越活動収支差額 451,397,794 31,031,998 420,365,796
基本金取崩額      0 0 0
基本金組入額      0 0 0
その他の積立金取崩額  0 3,000,000 -3,000,000
その他の積立金積立額  0 0 0
次期繰越活動収支差額 451,397,794 34,031,998 417,365,796 

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        平成15年度 事業報告書

        平成16年7月1日発行

        発行人
        ともえ学園 (知的障害者更生施設)
         園長 前 岡 孝 司
          〒728-0002 広島県三次市西河内町409番地5
         Phone 0824-62-5130   Facsimile 0824-62-1934
         E-mail : tomoe@beach.ocn.ne.jp
         URL   : http://www6.ocn.ne.jp/~tomoe34/