平成16年度
  業 報 告   
 
 
 
目次
 
    1 利用者の状況                          
    2 ドリーマーズグループ                  
    3 ひまわりグループ                    
    4 スマイルグループ                    
    5 フレンドグループ                    
    6 トライアングルグループ                 
    7 レインボーグループ                   
    8 はなまるグループ                    
    9 希望の丘療センター                   
    10 園内行事                         
    11 対外行事                         
    12 外  泊                         
    13 医  療                         
    14 食 生 活                         
    15 事  務                         
    16 見 学 者                         
    17 技  術                         
    18 福祉協会                         
    19 あいさつ運動係                     
    20 ゴミゼロ運係                      
    21 防  災                         
    22 研  修                         
    23 掲  示                         
    24 親 の 会                         
    25 ボランティア                      
    26 実  習                         
    27 朝  礼                         
    28 運営会議                         
    29 処遇会議                         
    30 ともえ通信                        
    31 安全運転管理者                     
    32 危険物取扱者
 
 
 
1 利用者の状況               平成17年3月31日現在    

 年    齢

























 

 措置機関名




18〜20歳未満

 2

 0

 2

広島市中区




20〜25歳未満

 0

 0

 0

広島市東区




25〜30歳未満

 5

 1

 6

広島市南福区




30〜35歳未満

20

 0

20

広島市佐伯区




35〜40歳未満

17

 2

19

広島市安佐北区




40〜45歳未満

13

 1

14

広島市安佐南区




45〜50歳未満

 7

 0

 7

広島市安芸区 




50〜55歳未満

 0

 0

 0

大竹市




55歳以上

 2

 0

 2

呉市  




    計
 

66
 

 4
 

70
 

福山市 




三次市 




                   

東広島市




 在園年数

















 

尾道市 




 0〜 1年未満

 3

 1

 4

竹原市 




 1〜 5年未満

 4

 0

 4

因島市 




 5〜10年未満

37

 2

39

江田島市




10〜15年未満

 5

 0

 5

庄原市




15〜20年未満

17

 1

18

山県郡北広島町




    計
 

66
 

 4
 

70
 

安芸郡熊野町



                   
                   

世羅郡世羅町




 診  断  名

















 

深安郡神辺町




自閉症

47

 3

50

島根県松江市




精神発達遅滞

11

 0

11

山口県防府市 




てんかん

 5

 0

 5

山口県周南市




統合失調症

 2

 1

 3

山口県岩国市




その他

 1

 0

 1

山口県下関市




    計
 

66
 

 4
 

68
 

山口県熊毛郡平生町 




高知県高知市




                   
                   

岡山県真庭市 




支援費支給区分













 

富山県富山市




    A

54

 4

58

石川県津幡町




    B

12

 0

12

長崎県長崎市




    C

 0

 0

 0

東京都渋谷区




    計
 

66
 

 4
 

70
 

     計
 

66
 

4
 

70
 
                   
 
 
 
2 ドリーマーズグループ(4月〜9月)       
 1、グループ目標
  ・安定し、落ち着いて生活できるよう配慮、援助する。
  ・安全で清潔な環境を提供する。
  ・利用者とスタッフとの言語的、非言語的コミュニケーションのあり方を模索し、よりよい関係づくりに努める。
 
 2、生活
1)生活全般
 @目的   
  ・基本的生活習慣の確立を目指す。 
  ・利用者が快適に過ごせるように配慮する。
 A内容
  排 泄  定期的に排泄誘導を行い、排泄の確認を行う。
        紙を使用してもらう。排泄誘導時は使用できるが、他の場面で紙の要求をする人はほとんどいない。
          M.TさんN.Yさんは紙を自己管理する。
  入 浴   洗体、洗髪の自立を目指す。出来ないことは援助する。
  手洗い   食事前、おやつ前、外出後行う。
       シャボネットをつけたら手を良くこしり洗い流すように声掛けを行う。
       おやつ、食事前には手指消毒薬を使用し、しっかりこするように声を掛ける。
  食 事   楽しくゆっくりと食事を摂取してもらう。利用者によっては、エプロン、お盆、主食用に丼、お弁当箱を使用。
B経過、課題 
   ・一人一人の発達過程を理解し、必要な介助、援助を明確にして具体的な方法や声掛けの方 法を工夫する。
        ・安全で清潔でかつ楽しい生活ができるように配慮していく。       
 
   2)運動
    @目的
  ・健康維持と促進
  ・体力作りを通して利用者との関係作りを行う。 
  ・運動を楽しむ。 
A内容
  ・療育センター頂上までのウォーキングを中心に運動を行う。
  ・雨天時は、室内で腹筋、室内ウォーキングを行う。     
B経過、課題 
     ・体重の増減もほとんどなく健康の維持ができた。
      ・ウォーキングで体力の維持もできて、職員の関わりも出来動き事故や怪我もなく楽しく運動が出来た。
     ・今後は、年齢や個人の体力を考えて一人一人が楽しめ全員の体力の維持ができるプログラム作りを考える。
     
   3)個別活動
    @目的
     ・利用者の希望や意志を大切にして余暇時間の充実を図る。
     ・課題を取り組むことで持続性を養い、個々の生活に潤いと広がりを持てる支援を行う。
    A内容
     毎日の日課の午後、十分程度の時間で個別活動を実施、食堂、対象者によっては戸外を利用して実施した。
     一対一での個別活動に取り組んだ。各自の持っている能力に応じて個別に教材を準備して実施した。
     本人の希望を取り入れ家族への連絡などもとりいれ生活の励みにしている利用者もいる
B経過、課題 
     個別に取り組むことで単純な生活の中での良い刺激になり情緒的安定につながる人。
     先の予定に対して区切りをつけて伝達してゆくことで先の不安が取り除かれ生活が安定してくる人、
     ちょっとした気分転換になる人、食事の準備を毎日行うことで生活に張りが持てる人、少しの時間が
     旨く本人の安定に繋がっている結果が見えている。利用者全員に何かの個別活動を提供してゆくことが課題である。
  
 3、行事
   1)外出
     @目的
  ・利用者に合わせた個別配慮に重点をおいたサービスを考える。
     ・ニーズを取り入れた行事を行うことで、通常日課での安定や意欲の向上を図る。
  A内容
  ・4月15日  T.M     希望外出   三次市内〜庄原市内
  ・4月22日  M.T     希望外出   三次市内
  ・5月19日  Y.N     希望外出   東広島方面
  ・5月28日  M.T K.N 日帰り旅行  福山市立動物園
  ・6月14日  N.H     希望外出   庄原市内
  ・7月15日  Y.S     希望外出   浜田方面(アクアス)
  ・7月21日  S.M     希望外出   土師ダム
  ・7月29日  K.M     希望外出   三次市内
  ・8月 2日  U.T K.K 日帰り旅行  出雲方面
  ・8月23日  N.Y K.M 日帰り旅行  県民の森
 B経過、課題 
     ・わかりやすい内容を提供することで落ち着いた外出が出来た。
・外出前後に起こる混乱や興奮時の統一的な対応を検討する必要がある。
 
   2)レクリエーション
    @目的
  ・季節感のある行事、レクを提供
    A内容
  ・4月 5日  花見     ドリーマーズテラスにて会食
  ・4月25日  誕生会    誕生者を祝う(誕生者U.T、Y.S)
  ・5月30日  お楽しみ会  ケーキとコーヒーで月一回の労い会
  ・6月20日  お楽しみ会  ケーキとコーヒーで月一回の労い会
  ・7月25日  お楽しみ会  ケーキとコーヒーで月一回の労い会
  ・8月 5日  誕生会    誕生者を祝う(誕生者T.M)
  ・8月15日  昼食会    ドリ、ひま合同(ドリ9名参加)
 B経過、課題 
     ・それぞれ季節、時期に応じた行事を行うことが出来た。
     ・よりニーズを取り入れた催しを計画していきたい。みんなでバスハイクへ出かけることもニーズの一つであろう。
 
  4、まとめ
   他グループの利用者が夜間帯のみ生活に加わったことで、数名の利用者には影響があり落ち着かない場面もあった。
   生活自体は、それぞれのペースにあわせて、可能な配慮をすることで安定した生活が送ることができた。
   対応の相違から、怪我に繋がることがあった。統一した対応が浸透していなかった事を反省する。
                                                        ( 山本、久保、永奥、岡下、藤井、瀧島 )
 
3 ひまわりグループ(4月〜9月)              
1.目標  ・体力作り、健康保持、個別サービスを行い、一日一日を健やかに落ち着いた楽しい生活となるよう援助、提供していく。
2. 生活企画               
(1)生活                                        
  @目 標  快適な生活が送れるように配慮する
  A内 容  衣類について〜個々に応じた衣類の提供をする。また季節に応じて衣類の調節をする。傷んだ衣類は交換し補充する。
            身だしなみについて〜毎朝確実に髭剃りを行う。
            口腔内衛生〜コンクール液を使用し、職員が援助しながら歯磨きを確実に行う。
            日用品〜常に確認を行い無くなる前に補充する。
  Bまとめ  衣類については衣類畳みの時に確認をし交換をした。
        歯磨きも歯ブラシを小さめの物に交換し奥歯も磨き易くなったと思う。
        日用品については毎週確認のチェックをする事で早めの補充ができた。

        その他として居室など掃除を徹底し、清潔な空間が保たれるよう配慮した。
 
3.設定企画
(1)個別活動
  @目 標  ・身体を動かして気分転換を図る。
        ・利用者と職員の関係づくり。
  A内 容  ○日曜日  K.M〜散歩       S.N・K.K〜花に水やり
        ○月曜日  K.H〜散歩        
        ○火曜日  H.M・S.T〜散歩
        ○水曜日  Y.O・S.N〜散歩
        ○木曜日  T.Y〜散歩
        ○金曜日  K.E・S.S〜散歩
        ○土曜日  K.S・N.I〜散歩     
  Bまとめ  ・年々身体を動かす事が少なくなる傾向にあるため、適度な運動を考慮し散歩を主に取り入れた。
        ・N.Kさんは、1週間交代で花の水やりを行ったが、上手に出来ていた。   
        ・散歩では1人と同じようなペースの人とペアで行ったので、自分のペースで歩けたので良かった。
        ・利用者1人1人に合う個別を考える必要があるが、なかなか難しいところもあり
         今後の課題である。
 
(2)レクリエーション                     
  @目 標  ・一人ひとりにあった外出を提供できるよう、計画段階で十分に検討、配慮を行う。
        ・全体行事についてはゆっくりと落ち着いて過ごせる場面作りを目標とした
  A取り組み ・落ち着いて外出することに重点をおく
        ・わかりやすい内容を提供する
        ・援助方法に注意し、統一した援助を行う
        ・利用者の希望を取り入れた計画を立てる為、事前から個別的に関わり関係作りを行なう。
  B内 容




























 



内  容

利 用 者

行き先




 


14
21
23

花見
グルメ外出
グルメ外出
誕生会

全員
K.M
T.Y
全員

ひまわり食堂
庄原上野公園
サンデーサン
ひまわり食堂





 



14
20
25

合同昼食会・ハイキング
バスドライブ
グルメ外出
日帰り旅行
誕生会

在園者
全員
S.S
K.E S.NK.S

センター屋根付き広場
三次公園
平田観光農園
郡山城址公園
吉田町


 

16
27

親子レク
誕生会

全員
全員

三次ワイナリー
ひまわり食堂



 

16
21
25

グルメ外出
サマーパーティー・バスハイク
誕生会

N.I
全員
全員

三次カルチャーセンター
ひまわり食堂・運動公園
ひまわり食堂



 


15
19

誕生会
合同昼食会
グルメ外出

全員
在園者
K.H

ひまわり食堂
ひまわり食堂
土師ダム




 

16
26
28
 

グルメ外出
誕生会
誕生会
 

N.I
全員
全員
 

甲田町
ひまわり食堂
ひまわり食堂
 
  Cまとめ  全体行事については、皆さん落ち着いて参加でき、ゆっくり過ごせたように感じた。
        個別の取り組みではグルメ外出を取り入れ、外食をそれぞれ楽しんでおられた。
 
             (古栗 慎・藤田由香里・塚本博志・中田和弥・山野本恵美・錦織京子)
 
 
4 スマイルグループ (4月〜9月)
1. グループ目標
 ・利用者自身の自己決定、自己選択を尊重し、一人ひとりが安定した生活を送れるよう明るく過ごしやすい生活環境と
  個別配慮された生活パターンを支援、提供していく。
 
2. 生活
(1).生活全般
  @目 的 ・基本的生活習慣の自立を目指す。
       ・快適に過ごせるように配慮する。
  A内 容 
(食 事)・個別配慮より食事時間のペースや職員の支援が必要な方については早めの声掛けによる食事とした。
       ・固定席とし席へ着き食事後は各自で下膳とした。
       ・食事準備には食事係を決めて職員と共にウエッシュクリーン消毒後 全員分を配膳した。
       ・片付けから掃除まで係りと職員とで行った。
  (歯磨き)・自分で歯磨き出来る方については支援程度とし、職員援助により毎食後行った。朝晩は歯磨きチューブ、
        昼はコンクール液使用とした。
   (洗濯)  ・職員が洗濯したが洗濯物の運搬移動、洗濯畳み、洗濯物棚への収納等について手伝い出来る方には職員と共に行うこととした
  (入浴) ・同性介助、個々各ペースに合わせた入浴援助・支援とし行った。
  (掃除) ・利用者方にも声を掛けながら、出来るだけ職員と共に毎日時間設定された中で行っていった。
  Bまとめ ・利用者配慮面においては前年度から引き継いできたものであり、個々の特性を知り、
        無理のない関わり方と支援で生活リズムを作った。
(2)作業 
  @目 的 ・健康で規則正しい生活を行う。(健康維持・管理)
       ・生活にメリハリを付ける。
  A内 容 ・月曜日〜金曜日の午前実施。(栽培部・朝顔グループ)
       ・ホダ木の移動、草集め、落ち葉拾い、室内作業を行った。
       ・作業終了後、センターより50円とお菓子の報酬。毎月最終日には月例会をおこなった。
  Bまとめ ・外での作業が主だったが天候が悪い日にはセンター内で作業を行った。
        参加は良く体調不良者を除きほとんどの方が参加することが出来ていた。
        月末に行われた月例会が作業への励みとなっていた。
  
(3)運動 
  @目 的 ・健康状態を維持する。
  A実施内容・散歩時間を毎日午後設定し続けていった。(山道のウォーキング。悪天時は室内ウォーキング)。
  Bまとめ ・毎日の運動は体力・健康維持に必要であり続けることが出来た。
(4)環境 
  @目 標 ・快適さと豊かさのある生活空間の実現をめざす。
       ・すみやかに営繕箇所の依頼を行い修理をする。
  A内容  ・スマイル生活棟周辺花壇に花を植えて管理、除草や草刈り等行いよりよい環境づくりに努めた。
       ・営繕においては主に生活場所内での破損部分をその都度早めに行っていった。
  Bまとめ ・今年度は施設建て替えが迫っているので大幅な改善はしなかったが、利用者に直接関わることは速やかに対応した。
        
(5)衛生 
  @実施内容・月1回血圧、体重体脂肪測定。(健康状態の把握)
       ・毎週土曜日の午前、爪切り、耳掃除、
       ・毎日の身だしなみチェック        

       ・うがい、手洗い、消毒の励行。
       ・入浴後のケア:洗髪後のドライヤー乾燥、耳拭き
         皮膚疾患、怪我等の薬塗布
       ・全員対象歯科の定期受診
       ・第3月曜日個別に髪型の希望を取り入れ散髪を行った。
       ・毎日浄化槽の掃除を行いトイレに流された物を排除した。
       ・第3月曜にはゴミ0運動にグループより職員が1名参加した。
  Aまとめ ・看護と連携した衛生管理の中で疾病、怪我等の早期発見と対応を行い治療を行うことにより健康維持に努める事ができた。
        
3.行事 
   目 的 ・ゆとりのある生活づくりの一つとして外出や、バスハイク、季節の行事を行う。
       ・季節感を実感できる行事を提供し、楽しい生活を送る。
       ・利用者個々に応じた行事を提供する
 
(1)バスハイク
 @内容   ・5月15日(土)高谷山:展望台まで行くが、雨になり市内ドライブとした。
       ・7月16日(金)風土記の丘:混乱なく散策を楽しめた。
       ・8月21日(土)鮎の里:一般の利用客が多かった為散策のみとし帰園途中、森の泉に寄って休憩し帰園とした。
       ・9月17日(金)常清滝:駐車場より往復1qあったが皆さん歩かれた。
 Aまとめ  ・今までとは違って、昼食を学園で済ませてからのバスハイクを試みた、
        すぐに皆さん流れを飲み込まれ問題なく落ち着いて参加できました。
       ・自動販売機でのジュース購入を各自でして頂き、度毎に銘柄チェックし、個々の好みを知っていった。
        今後に生かせるようにしていきたい。また新製品も味わって頂き、様子を見て好みの広がりを見ていきたい。
 
(2)日帰り旅行
   @内容  ・4月14日(水)神野倉山:K.Yさん T.Kさん2名参加
       ・4月21日(水)シトラスパーク瀬戸田:K.Oさん N.Fさん 2名参加
       ・5月13日(木)尾道千光寺公園:N.Kさん R.Oさん2名参加
       ・5月27日(木)比和町 吾妻山:A.Kさん K.Kさん2名参加
       ・6月10日(木)島根県キララ多伎町:K.Nさん R.Kさん2名参加
       ・6月24日(木)しまね海洋館 アクアス:T.Oさん T.Nさん2名参加

           ・7月 2日(金)野球観戦:S.Fさん グループ合同参加
           ・7月22日(木)海水浴:T.Hさん K.Mさん2名参加
       ・8月 5日(木)出雲市:M.Sさん T.Nさん2名参加
        ・8月26日(木)広島市(施設訪問):M.Hさん M.Aさん2名参加
        ・9月 9日(木)島根県キララ多伎町:M.Kさん Y.Oさん2名参加
Aまとめ  ・今までの様子や好みを基に、個々に合わせた外出メニューを企画し提供してきました。
         日程においても利用者にあわせた流れとし無理なく楽んで頂けたようでした。
         今後も引き続き各利用者に合わせた日程と場所をよく検討し提供していきたいと思っています。
 
(3)ビデオレンタル
  @内容  ・普段外勤で土曜日曜休まれている方を対象とした外出(Y.Oさん)
       ・6月12日(土)メディア21 ビデオ5本レンタル
       ・8月 2日(日)メディア21 ビデオ5本レンタル
  Aまとめ ・外出は楽しみであったようで、レンタル品を見て楽しめていた。帰園後も鑑賞し楽しめていた。
        新しいビデオ等勧めていくこともしながら継続していきたいと思う。
 
(4)合同昼食会
  @内容  ・定期外泊中の在園者を対象とした行事
       ・5月 1日(土)センターで昼食会
       ・8月11日(水)屋根付き広場で昼食会
  Aまとめ ・人数も少なく落ち着いた雰囲気だった。おべんとうが豪華でとても美味しく皆さん 落ち着いて食べることが出来ていた。
 
(5)レクリエーション 
   親子レク
  @目的 ・親睦を深め、楽しい一時を過ごす。 
  A内容 ・オリエンテーション、平田観光農園プラム狩り、園内散策 
  Bまとめ・プラム狩りの体験はほとんど無く、それを媒介に保護者と利用者、保護者と職員間の会話が弾んだように思う。
       今後も引き続き野外活動や、創作活動などでより皆の親睦を深めることが出来たらと思う。 
   ピクニック
       全員対象でセンター周辺を祝日の午前に行った。
 
(6)季節の行事
   @内容  ・4月 8日(木)センターで花見(全員)
   Aまとめ ・春の行事を実施し季節を感じてもらうことができた。丁度桜が満開の状態で天候にも恵まれました。
 
(8)喫茶                                   
   @目 的  ・自分の好きなものを自分で選べるようになる。            
   A実施内容 ・毎週日曜日午前に行った。
          ・飲み物は数種類用意し実物をみて、自分の好きなものを選択。
         ・利用者にもウェーター、ウェートレスを経験してもらい、役割を意識してもらった。
         ・メニューの種類…  飲み物…ホットコーヒー、コーラ、アイスコーヒー、ファンタ、スプライト、
          オロナミンC、ジュース各種
   Bまとめ   ・おやつは普段より豪華なものを提供とした。ジュースは各種用意し、自分の好きな飲み物を選んで楽しまれた。
  
                     (宮ア静美・熊野俊成・田孝康・足利晃昭・新家広江・河村活好・木村美代子)

 
5 フレンドグループ(4月〜9月)
1.ひとり一人の個性を尊重した個別配慮をすることで、安定した、ゆとりある生活、環境を支援、提供する。
 
2.生 活
 (1)生活全般 
  @目 的 ・基本的生活習慣の確立を目指すための、個々に応じた関わり、援助を行う。
  A内 容 ・自由に飲めるお茶の提供を継続。
        作業の帰園後、入浴後と時間は設定したがその時間はひとり2杯まではお茶を保証した。
        夏期には、氷を入れて冷たい物を提供した。

           ・衣替えを6月に行なった。
       ・洗濯日は毎日行い、乾いていない物は乾燥機を使用し、静電気防止のシートを使用した。
       ・布団干しは、日曜日の天気の良い日に行った。
       ・清掃は毎週金曜日の午後、セカンドハウス及び周辺を全員で役割分担を決めて行った。
       ・口腔内衛生の為、昼食後にコンクール液を使用して仕上げ磨きをした。
       ・歯磨き用のコップは、毎週金曜日にキッチンハイターに浸けて洗った。
       ・食事準備、食堂掃除は当番を決めて行った。
       ・歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸、シャンプー等の消耗品は、無くなり次第補充した。
       ・シートタイプの洗濯洗剤は、20日分ずつを渡した。
  Bまとめ ・お茶の提供は、作業後や入浴後の水分補給としては必要不可欠で、今後も継続をしたい。
       ・口腔衛生についても、ハブラシの毛先を柔らかく、小さめな物を継続して使用。奥歯なども磨きやすかった。
       ・食事当番、清掃日の掃除分担は人間関係やその人に合った内容を継続したが、個々に責任をもって行っていた。
       ・洗濯シートは1回の分量が分かり易く定着していた。
        紛失など提供した数と残数に差があるときがあったが、おおむね上手に使用できていた。
       ・基本的生活習慣の確立には、あせらず利用者一人一人に合った対応をしながら、
        一方的な援助にならないよう個人の意思を尊重しながら、一歩づつ進んでいけたらよいと思う。
 (2)作業
  @目 的 ・作業することにより規則正しく、生活にリズムをつける。
       ・体力の維持。
       ・個々に合った作業を行い、勤労の喜びを知る。
  A内 容 ・月曜日から木曜日の午前、午後と金曜日の午前が作業の時間。
       ・作業服の洗濯(金曜日に持って帰って洗濯して月曜日に持って行く。)は声掛けがなくても出来るようになった。
       ・夏場は汚れがひどいので、毎日持って帰って洗濯することも定着した。
       ・午後の作業開始前には全員で分担してセンター内を清掃した。
       ・昨年度から取り組み始めた洗濯たたみの作業の3名も、ここに責任を持って作業に取り組み定着してきた。
       ・工芸班【A.T H.H K.Y Y.M T.N I.K】
        かまぼこ板等を利用してプランター枠、ペン立て、キーホルダーなどを製作。
       ・和紙班【T.M T.N】 
        新聞広告や牛乳パックを利用し和紙を作り、はがきや封筒、コースターなどを製作。
       ・園芸班【S.M T.M M.N Y.K K.F】
        四季折々の花の苗を育てている。土作り、種まき、移植を行っている。
       ・ガーデン班【K.H T.N E.S H.K K.S M.K K.A K.N】
        芝生の手入れ、しいたけの植菌、山の雑木整理。天候の悪い時室内作業。
        ・洗濯班【A.T H.H T.N】
     利用者の洗濯済み衣類をたたんで、個人の棚に仕分けをする作業。
  Bまとめ ・製作した製品や花は、無人販売所FOXや各イベントで販売している。
        販売を手伝う利用者はお客様とのやりとりも上手になった。
       ・報酬で買い物ができる事も励みになり、欲しいものを購入する為に報酬を貯金する人が増えた。
       ・個々の配置について検討し、その日の作業内容によって作業班の変更を行ったが混乱する人はなく、
        安全面、体力等に配慮をし、個々に適した作業を行えるようにしていきたい。
       ・ガーデン班と園芸班が合同で作業をする日が多く、作業の分業化がうまくできなかった。
        また、結果として園芸の作業が十分に機能していなかった。
       ・作業に取り組む姿勢は前向きだった。今後は、作業の分業化と専門化を進め、
        各作業班の作業が十分に機能するように取り組みたい。
 (3)余暇
  @目 的 ・余暇時間を有効に使うための内容を提供する。
  A内 容 ・園芸…生活棟裏の畑の土作りと花の植え付け、管理を中心に行った。
           昨年植えた球根も芽を出した。
           花壇の草取りなど管理がいちばん大変だったが、NさんやMさんがが時間を見つけてはきれいに
           草を取って管理をしていた。
           プランターに咲いた花を植え替え、玄関や食堂前等みんなが見えやすい場所にプランターを置いた。
           プランターの管理は、Fさんに任せた。
       ・ビデオ…毎月1度、土曜日に地域のレンタルビデオ店を利用してビデオを借りて見た。
         借りに行く人を昨年度同様にNさんとTさんに限定して皆に希望を聞きながら合わせて自分のみたいビデオを借りてきた。
             DVDの普及からビデオだけでなくDVDのレンタルも勧めた。
             好みのビデオに傾向があり、個人的趣向が強くでたように感じた。
          また、DVDを勧めるが、結果としてビデオを借りるケースが多かった。
       ・運動…毎月の土、日(買い物、園芸、ビデオ、カラオケ以外の時間)に実施。
           球技大会にむけての練習やウオーキングを実施。
           室内で気軽にできる運動のメニューを企画していくことが課題。
       ・カラオケ…歌わなくても、聞いているだけの人もいるが、余暇活動のなかで一番定着している。
  Bまとめ ・余暇の過ごし方や楽しみ方は個々によって違うので自由参加とした。
       ・みんなが興味を持ってもらえるように工夫する必要がある。
       ・特に、健康のためにも運動的な余暇活動を今後は取り組みたい。
 (4)衛生
  @目 的 ・皮膚疾患の予防と対応。
       ・健康維持。
  A内 容 ・入浴後の軟膏塗布を確実に行う。
       ・衛生日を毎週日曜日に設け、爪切り・耳掃除、血圧測定を実施した。
       ・個々の健康状態の把握に努め、看護師との連携を深め迅速な処置、必要な受診を速やかに実施できる体制作りに努めた。
       ・午前・午後作業の作業終了時、外出からの帰園後の手洗い・うがいを徹底した。
       ・食事当番、食事前の手洗い、手指消毒液の使用を徹底した。
       ・毎月1回体重測定を行い、肥満防止・健康管理に注意した。肥満傾向の人たちのコーヒーはブラックにしている。
        個別に時間を設定しウオーキングを実施。
        毎日継続していくことで少しずつではあるが減量の効果が見えている人がいる。
            また、個々の生活の励みになっている人もいた。
  Bまとめ ・入浴後の軟膏塗布は定着しており、看護師と連携して早めに受診できた。
        個別に塗り薬を用意し保湿、予防に役立てたが、特に踵の荒れに効果があった。
       ・体調の悪い人には早めに対応し、配慮できたが、自分から異常を訴えることの出来ない人に対して、
        日頃の様子観察をこまめにしたとしても把握、発見できない事例もあり、今以上の把握方法を考えたい。
       ・手洗い・うがいは徹底して行ったので定着し、風邪をひくなど体調を崩す人は殆どいなかった。
       ・利用者の健康状態の把握に努め、毎日の生活が精神的にも肉体的にも安定した状態で規則正しい生活を過ごせるよう努めたい。
(5)環境
  @目 的 ・生活の場としての快適空間の実現を目指す。
       ・プライバシーを守る。
  A内 容 ・10月から新施設への移転を控え、大きな環境整備は取り組まなかったが、
        生活する上で必要と思われる営繕箇所は随時改修をした。
  Bまとめ ・半年間で大きな生活環境の整備は取り組まなかったが、個室での生活を楽しみにされているのを感じ、
        新施設での生活がひとり一人に配慮された、プライベートな時間を保証された健康で住みよい空間に
        なるように支援をしたいと思う。
3.行事
 (1)レクリエーション
  @目 的 ・季節に応じた行事やレクリエーションの提供。
       ・利用者が楽しめる内容になるよう計画する。
  A内 容 ・4月11日 フレンド花見会
フレンドグループの食堂でお花見弁当を食べながら、落ち着いた雰囲気の中で楽しく時間を過ごす。
       ・5月1日 スマイル・フレンド合同昼食会
         ゴールデンウィーク外泊をされずに在園されたスマイル・フレンドグループの利用者を対象に昼食会とバスドライブを行う。       ・8月1日 夏の昼食会
         夏祭りに代わる行事として、屋根付き広場にて昼食会を行う。前半期の慰労と新築建物に対する自分たちの夢や希望を語る。       ・8月1日 墓参り
フレンドグループに在籍され、昨年亡くなられた利用者の初盆を前に、墓参り全員で行う。
       ・8月11日 スマイル・フレンド合同昼食会
         お盆外泊をされずに在園されたスマイル・フレンドグループの利用者を対象に昼食会を行う。                            
  Bまとめ ・食事会が多かったが、季節の行事を楽しみにされている方が多く、今後も季節の行事を計画していきたい。
       ・行事やレクリエーションの予定を楽しみにしている利用者が多いので、生活の中の潤いとなるように、
        内容を工夫していきたい。
 (2)ドキドキ外出
  @目 的  ・利用者とスタッフで一日外出を行いコミュニケーションを図る。
        ・利用者の希望、趣味に添った内容を計画する。
  A内 容
  


































 

 月 日

参 加 者

  場     所

     様      子

 5. 15 

T. M
K. Y

三次市内
 

買い物とカラオケボックスで歌を楽しんだ。

 5.26

 月 日

H. K

参 加 者

広島市内

  場     所

大型ショッピングセンターでの買い

     様      子

 5. 15 


 

T. M
K. Y T. M

K. A

三次市内



 

買い物とカラオケボックスで歌を楽しんだ。
物、昼食を楽しむ。

 

 6.  4
 

I. K
 

広島・三次市内
 

ウインドウショッピングと買い物、昼食を楽しむ。

 7.  2


 

A. T
E. S

Y. K

広島市内


 

スマイルグループ利用者と共に買い物とプロ野球観戦を楽しむ。

 

 7. 29
 

T. N
 

島根県大田市
 

狙ったキスは釣れなかったが、ふぐを釣り満足して帰る。

 8.21 

K. F
M. K

三次市内
 

三次市内での買い物と、希望されたワイナリーへの外出を楽しむ。

 8. 27
 

K. H

広島市内
 

希望された大型店舗での買い物を楽しむ。

 9.18

 

K. S M. N
 

三次市内 

 

外出内容を事前に確認することで、安定した外出だった。
 
  Bまとめ  ・2対1の外出も、行動のペースや利用者同士の関係に配慮し、外出を楽しむことができた。
        ・個別の配慮を大切にし、楽しい外出になるように、よりよいサービスを提供できるよう努めたい。
        ・作業貯金をより有効に活用できるように、外出の内容や外出先に広がりを持たせたい。
 (3)フレンド親子レク
    @目 的  ・親子職員の親睦を深めて楽しい時間を過ごす。
    A内 容  ・6月20日 三次市作木町 ふれあい広場にて
          ・16家族、23名の参加があった。
          ・スライドにて、生活の様子を紹介
               ・グランドゴルフ大会
          ・非常に暑い日だったこともあり、涼しい時期や屋内でのレクを希望される方が多かった。
           その反面、グランドゴルフの評判がよかった。

               ・家族の心配事は、健康面や衣類のことが多く、新しい生活棟に期待されている方も多かった。
    Bまとめ   ・保護者へのお願いや連絡をするだけではなく、親睦を深め、保護者からの要望や想いを確認する、
           とても大切な時間である。
           また、ひとつのことを一緒にすることで一体感も生まれ、利用者への支援にも大きなプラスに
           なっていると感じている。今後も、保護者との連携をとる上でも大切な時間としたい。
4.フレンド会議       
  @目 的  ・利用者の生活向上と充実したサービスの提供を目指し、環境・個別処遇・各活動についての課題を提起検討、
         ケースカンファレンスをし、支援についての意識統一を図る。
        ・各セクションとの意見交換、情報交換、協議。
  A内 容   定期的な会議を持つことはなかったが、掲示板を使ってグループ内だけでなく、食生活や作業療育担当者とも
         意見の交換を行った。また、日々の申し送りの時間を使って、掲示板の内容について話し合いを持ち意識の統一を図った。
         (水分補給について、作業報酬について、ケースについて、個別についてなど)
  B課 題  ・掲示板を使い、課題が発生したときには随時各セクション、スタッフ間で協議をしてきた。
         個々の利用者に対し、より密度の濃いサービスが提供出来るように、スタッフ間や各セクションとの意見交換、
         情報の共有することを日頃より心掛けたい。
5.まとめ
 今年度も、ひとり一人の個性を尊重した個別配慮に重点を置いて支援してきた。毎月の定例会議はできなかったが、掲示板を使って個別処遇の確認、日課や行事、衣類の補充・管理、衛生的で使いやすい環境の整備など生活しやすく、利用者の意思を尊重した質の高いサービスを提供することに重点を置き取り組んだ。10月からの新築移転に伴い制限された部分もあったが、毎日の工事の進行具合を目にしながら新生活への夢と希望に満ちた半年間であった。フレンドグループは、自分自身での自己決定や意思表示、身の回りのことに関することは自立をされており、健康面や精神面での支援を必要とした以外、生活面での支援はあまり必要としなかった。これまでのフレンドグループとしての取り組みや活動、支援によってひとり一人が安定して健康的な生活をされた。新生活もこれまで以上にゆとりと潤いのある、利用者の意志を尊重した利用者主体の質の高いサービスと環境を提供していきたい。
                              (香川直規、黒田みゆき、達中久恵、井津川智寛、山下 誠、佐々木岳人)
 
6 トライアングルグループ(10月〜3月)
1.グループ目標  
   ・利用者自身の自己決定、自己選択を尊重する。   
   ・ひとり一人が安定した生活を送れるよう支援していく。
 
2. 生活                                        
  @ 目 標  
基本的生活習慣の自立を目指す
新しい生活を快適に過ごせるように配慮する
  A 内 容




















 
           取 り 組 み 及 び 経 過
 食事 


 
食堂へ入る前にウエッシュクリーンで手指消毒を行って席につく。席は特別食以外の人は自由だったが現在では固定化されてきている。
主食の多い人には小さい茶碗で量の調整をし個別配慮している。落ち着いてゆっくり食べて頂けるよう声かけは最小限にして様子を見ている。
歯磨き
 
 
1日3回毎食後行う。歯磨きチューブを使用し適量を歯ブラシにつけておく。
職員が援助、または仕上げ磨きをする事で早めに口腔内の異常の発見に気を配っている。また歯ブラシも毛先の小さいものにし奥歯なども援助しやすくなった。
 入浴


 
女性は女性用の浴室でゆっくり入られるようになった。男性も今までより大きな浴槽が2つになりゆっくり入ることが出来ている。またどちらも同性介助で個々に応じた支援をしている。入浴後はドライヤーで髪を乾かしたり、皮膚疾患の方に対しては確実に薬を付けている。
衣類整理


 
確実に職員が援助する人、確認だけでほとんど自立している人と時間を分け行っている。また衣類を必要最小限の枚数にし混乱せずに衣類整理が行われるよう援助している。衣類整理が確立しつつある人には服の枚数を少しずつ増やして様子を見ている。
シーツ交換


 
毎週日曜日に行っている。自分でシーツを外し、掛けられるようになるため時間にも余裕を持って援助しながら行っている。一人で掛けることが出来る人は5名いるが、シーツと包布が逆になっていることもあるので必ず確認をしている。
シーツ交換終了後は各居室の掃除を行う。
 掃除 毎日生活棟内のモップ掛けを行う。曜日毎に各居室の拭き掃除を行っている。

   B まとめ  新しい生活環境で数名の人は混乱されていたが1ヶ月も経たないうちに理解することができた。
             また生活環境が変わったのでできるだけ時間に余裕を持って個別の対応をし、落ち着いて混乱の
         少ない生活リズムを心がけた。

引き続き個別に対応しながら落ち着いた生活が送られるよう援助していきたい。
  物品補充について
利用者がいつも使用する物(歯ブラシ、歯磨きチューブ、手洗い用のシャボネット、ウェッシュクリーン、タオル等)
その他としてリビング掃除用のフロアークイックル、トイレ掃除用のトイレクイックル、トイレルック等を定期的に確認し、
汚れた物などは早めに交換出来るよう補充してきた。
 
3 医療ケア  
  @目 標 
健康維持  ・看護とこまめに連絡を取る。
  A内 容 
   ・月1回血圧、体重体脂肪測定をし増減チェックする。(健康状態の把握)
   ・毎週土曜日AM、爪切り、耳掃除、その他身だしなみチェックする。
(会議の第1土曜日は前日の金曜日の午後から実地)
   ・うがい、手洗い、消毒の励行。
   ・入浴後のケア:頭髪ドライヤー乾燥・塗り薬をする。
      皮膚疾患、怪我等の薬塗布(他、午前・就寝前と幅を広げて対応)
   ・定期受診:歯磨き、入浴介助時、口腔、全身チェックによりリストアップする
  Bまとめ  
   ・新施設となり、何名か体調を崩される方がいたが、回復されてきた。
   
 看護との連携し衛生の管理と、体調管理を行っていきたい。
 
4 環境 
  @目 標  
   快適で安全に過ごせる環境整備を行う。
  A内 容  
  ・テレビを保護するためのアクリル板を設置する。
  ・ハンガー掛けを全居室に設置する。
  ・希望された部屋にベットから畳み敷きに変更する。
  Bまとめ  
  ・個々の要望を取り入れ快適に過ごせる環境作りを行っていきたい。
  ・安全面での配慮や破壊、紛失への対応も視野に入れて広がりのある環境作りを行っていきたい
 
5  行事 
  @目標
   ・園内では体験できないことを体験したり、季節感を実感できる行事を提供し、より充実した楽しい生活を送る。
   ・利用者個々に応じた行事を提供する。
 
  A内容

















 
内  容 利 用 者 行 き 先
11


12



1



2


3

 
6
17
18
2
3
4
11
3
8
19
20
5
16
17
5
9
10
バスハイク
宿泊旅行
  〃
宿泊旅行
  〃
ボウリンピック
忘年会
合同初詣
新年会
宿泊旅行
  〃
レクリエーション
宿泊旅行
  〃
打ち上げ会
宿泊旅行
  〃
全員
T.K・K.N・K.Y
T.M・M.K
N.K・S.T・T.O
T.N・K.M
M.A
全員
在園利用者
全員
M.S・T.H・R.O
R.K・M.K
全員
R.Y・T.O・A.K
T.N・T.F
全員
M.A・S.F・M.N
S.N・K.K
とみしの里
秋吉台サファリランド
泊;『秋吉台家族旅行村』
能美島
泊;『能美かんぽの宿』

センター

センター
四国今治市周辺・タオル美術館
泊;『湯浦ハイツ』
センター
大島・錦帯橋
泊;『グリーンステイながうら』
センター
チボリ公園・美観地区
泊;『良寛荘』
Bまとめ
   移転後、グループ再編もあったが、今年度は全員を対象に宿泊旅行を行った。
   日程的にも厳しく一度に5名の利用者が対象となり個々に応じた行き先にはならない面もあったが、
   どのグループも旅行を楽しめたようである。その他、季節に応じた行事やバスハイクを提供した。
 
6 レクリエーション                     
  @目 標  
・誰もが安心して参加できるものを設定し、ゆっくりと楽しいひとときを過ごす。
  A内 容









 



内  容

利 用 者

行き先


  2


 


  5


 

室内散歩(雨天、降雪時)センター内をウォーキング
レクリエーション(カラオケ大会 )

 


全員

全員


 


センター(階段〜スロープ)

センター


 
  Bまとめ 
  結果・課題
  ・安心して皆が参加できるものは、カラオケ、ウォーキングと再認識できた。
  ・カラオケは曲目数を増やす等の音響設備の一層の充実を図りたい。
  ・ウォーキングは、職員が各ウォーキンググループ付き、引き続き個々に応じたぺースで歩くことが出来る負担のない日課とする。
 
7 利用者日誌
  @目的
・ホームページを通じて利用者の方の生活や様子を、保護者や各方面に発信する。
  A内容
  ・毎日、行事や日課、生活風景等を学園ホームページの「できごと」で紹介した。
  Bまとめ
  なるべく掲載利用者に偏りがないようにしたが、連続で掲載されることもあったので、ある程度、月予定をたてて偏りがないように
   計画していきたい。
 
8 職員会議
 @目的  利用者により良いサービスを提供できるように個別処遇、各活動についての課題を提起検討協議、ケースカンファレンスをし、
      支援についての意識統一を図る。
 A実施内容
  10月…宿泊旅行の今後の計画予定、クリスマス会について、生活係より歯磨き、衣類整理の確認、テレビの使用方法について、日誌、
      ホームページの記録の役割分担について、寝具の依頼書記入について、食事の方法の検討、トイレ、洗面所のタオル足拭きマッ
      トの洗濯について
  11月…集いについて(掲示板会議)
      シーツ交換について、電気錠の施錠確認、個人預金の管理、女性生活棟の開作業について、朝の集いについて、作業後の手洗い、
      衣類整理、女性浴室の準備
  12月…外泊連絡票作成依頼、個人所有物品一覧表の作成について、衣類棚の使用について、主食の量を変更、食事場所の固定、利用者
      日誌について、浄化槽の掃除について
   1月…確認事項と諸連絡、2月の行事予定の確認、来年度の行事計画案の作成について、Kさんの放尿対策、個人物品記録について、
      Yさんの食事について、外泊期間中の勤務と日課等について、307号室部屋を畳みに改造、午後の日課、雨天時の場合の活動
      について、他グループの援助について
   2月…園長から諸連絡、センターからの応援について、各ケース担当からケース報告、女性の入浴時間の変更について他
   3月…園長より来年度の組織改革について、運営会議より確認事項、生活より:シーツ交換について、ソックスについて、朝の掃除に
      ついて、衣類整理の確認、リビングテレビの樹脂ガラスの取り付け、服薬は水に変更。
 
《まとめ》
 昨年10月よりともえ学園が新築となり新たに3つのグループが編成されました。その一つがトライアングルグループです。新グループとなり初心に戻って出発点から利用者と向かい合おうと取り組んできました。利用者への固着観念に支配されず、自己決定・自己選択を尊重しながら共に努力し新たな発見を探してきました。職員間で同一対応の確認実行、結果として利用者方の混乱をまねく事無く安心したゆとりある生活づくりに第一歩踏めてきた所です。今後も引き続き生活、行事、医療各方面において個人に解りやすい流れや仕組みを工夫し提供していきたいと思っています。そして利用者方が自分で出来る所はどこまでかを発見し、さらに伸ばせていけるよう一歩一歩確実に出来るところから支援し導いて行きたいと思っています。
                              (宮ア静美、藤田由香里、田孝康、足利晃昭、河村活好、山野本恵美、木村美代子、古栗 慎)
 
7 レインボーグループ(10月〜3月)
 1、グループ目標
   ・言語的、非言語的コミュニケーションのあり方を考えた対応をし、安定し、穏やかに生活できるよう個別配慮をした支援をする。
   ・体力作り、健康保持を考慮したプログラムを考える。
   ・安全で清潔な環境を提供する。
 
 2、生活
  1)生活全般
   @目的
 ・基本的生活習慣の確立を目指す。
 ・快適な生活環境の確立。
    ・衛生
   A内容
 食事:ゆっくり・楽しくをモットーに個別配慮する。
 入浴:介助しながら洗髪・洗体の自立を目指す、又怪我等無いかの全身チェック
 手洗いの励行:飲食前・外出後、手を添える等個別指導による確実な手洗い。シャボネット・ウェッシュクリーン使用。
 排泄:個々に応じた排泄誘導、又確認による健康状態の把握に努める。
 排泄後始末介助と援助(ペーパー使用)
 寝具:週一回シーツ交換、又日常的汚れはその都度交換する。
 衣類:年2回の衣替え・適宜補充。季節に応じた衣類調整等の気配りをする。
 日用品:定期的確保による常備。
 掃除の徹底による安全・清潔な生活空間の確保。
 
〔衛生〕
 口腔:歯磨き毎食後の実施。定期歯科受診。歯ブラシ:消毒、交換
    介助(ブラッシング可能な人:確認後仕上げ磨きする。不可:全介助する。)
 散髪:定期的実施。
 血圧、体重・体脂肪測定:月一回
 爪切り・耳掃除:週一回
 薬付け:入浴後個々に応じた軟膏塗布(あかぎれ防止等)

    B経過、課題 

 個々の発達過程に照らし、必要且つ明確な介助の模索に努める。
 身体変調等日頃の様子観察を怠らない、又看護との連携を密とした健康チェック。
 
  2)運動
   @目的
 ・体力作り
    ・健康維持                                   
   A内容
 ・2つのグループに分かれて多目的棟までとセンターの頂上まで、それぞれにウォーキングを行う。
    ・雨天時は、生活棟やセンターの中をウォーキングする。  
   B経過、課題 
    ・生活の中で午後は、ウォーキングと言う日課が意識つけられた。
    ・個々に合わせてウォーキングを行い体力と健康の維持が図られた。
    ・雨天の時に無理なく楽しめる運動のプログラムを考えていく。
 
  3)個別活動
   @目的
    ・個々に合ったことを楽しみながら行い、安定を図る。
    ・職員との関係づくり。
   A内容
    ◎N・Y 毎週日曜日のお昼に家へ電話をかける。 
    ◎H・N 毎週日曜日、職員と一緒に1週間のカレンダー作り。
    ◎M・S 紙ちぎり
    ◎M・T ワープロ
   B経過、課題 
    ・今年度は10月に新しい建物への移転に伴い、グループ編成も変わったので数名しか行えなかった。
    ・個別を行った利用者は、楽しみにしていて気分転換になったり、落ち着ける時間になっている。
    ・来年度は利用者全員を対象として、個々に合ったものを考えて、気分転換になったり、楽しい時間が過ごせるよう支援していきたい。
 
  4)環境
   @目的
 ・建物備品の損傷にすばやく対応し、修復に努める。
 ・生活感のある空間を利用者に提供する。
 ・生活棟の衛生環境維持
   A内容
 ・壁や戸などの破壊などがあった時には随時営繕を行い、二次的災害を防いだ。
  破壊行為に対する防御策として蛍光灯のカバー設置、ミラー灯をスポットライトに交換した。
 ・各居室への備品の補充(ソファー、イスなど)を行った。ベッドでの就寝が難しい利用者 の方にはタタミを常設してもらった。
 ・各自のプライバシーの保護にむけ、必要とする利用者の居室にカギ(サムターン)を取り付けた。(404・410・501号室)
 ・トイレ、居室の掃除など衛生的に過ごせる生活棟を維持するため、道具の整備、補充を行い、掃除の手順の作成をした。
   B経過、課題 
・損傷箇所を営繕したすぐ後にまた同じ場所を壊される事が何度かあり、対応に苦慮することがあった。利用者の不安定・パニック時、
職員の対応が適切でなかった為に起きた事故もあったので、利用者への一貫性のある取り組みが重要になってきている。
・個室での生活となり、自分の部屋でくつろぐ利用者の姿を見ることが出来るが、まだ寝るだけの部屋になっている利用者が多いのも事
実だ。この方達に対してどのように個室を活用していけるかを考えていく必要がある。
    ・毎日の生活の中で発生する利用者の不安や、パニック、不適応行動には、環境や日課の流れの中から原因が見えてくることが多い。
     利用者を変えてゆくのではなく、環境や生活の流れそのものを改善してゆく事により利用者の生活が変わっていくという発想を基本に
     して、支援を行っていきたい。
 
 3、行事
  1)誕生会
   @目的
 ・誕生者をレインボー利用者全員で祝う
A内容
 ・ケーキとコーヒーを頂いてお祝いをした。食堂にて実施。
   誕生日      誕生者     年齢
  10月 9日    M.H     30
  11月10日    N.H     36
11月20日    K.M     40
11月24日    O.Y     38
11月26日    S.S     34
11月27日    M.K     39
12月13日    S.M     32
12月25日    Y.N     48
 1月19日    N.Y     35
 2月10日    K.J     17
 3月14日    M.T     38
B経過、課題  
    ・最初にケーキとコーヒーをテーブルに並べておくと誕生者の紹介などをしても集中できない為、紹介とお祝いを終えてから
     配るようにした。
    ・どれだけ誕生日であるということが本人にアピールできるかが課題。
 
  2)レクリエーション
   @目的
 ・季節感のあるレクリエーションを提供する。
A内容
 12月23日  クリスマス忘年会
1月15日  新年会
3月12日  打ち上げ会
B経過、課題 
    ・季節毎の行事を行うことで、四季の移り変わりも感覚的にではあるが理解してもらえた。
・外出等も視野にいれたレクリエーションを検討していきたい。
 
 4、職員会議
    @目的
    ・利用者のQOLを高めるため、個別処遇、日課、環境、各活動について課題を定義検討し、取り組みについての意識統一を図る。
     ・園長・事務長・看護師・栄養士との意見交換を行う。
   A内容
 10月 業務連絡 コミュニケーションの取り方 日課の見直し 
    11月 業務連絡 日課週課の見直し 誕生日会 環境 予備衣類 作業
        個別活動 スリッパ使用 毛布 ケースの取り組み   
12月 業務連絡 日課の確認  誕生日会 環境 ケースの取り組み
 1月 業務連絡 誕生日会 環境 生活 週課の確認 ケースの取り組み
2月 業務連絡 環境 生活 誕生日会 ケースの取り組み
   B経過、課題 
    ・グループ職員が全員で参加し、討議出来るように配慮していただきたい。
    ・会議議題を事前にだしているので、各自が議題について意見を持って会議に参加し、活発に意見交換が出来る会議にしていきたい。
 
 
 5、まとめ
   10月から始まった新しい環境での生活は、作業と運動で生活を組み立て、新しい生活が安定 した形になるよう、個別の配慮、声のかけ方等に注意を払ってきた。完全個室化となったことは安定に繋がることが多く良かった。しかし、反面、ハード面への配慮、改善の部分の課題が多く見つかった。清潔で安全な環境を提供できるように掃除の徹底と、利用者の立場に立った環境改善を考える。ソフト面では、コミュニケーションのあり方、言葉使い等、基本の部分を再確認、認識し、また、余暇時間を充実した時間が過ごせるように支援したい。
                                             ( 山本、久保、永奥、岡下、塚本、藤井、中田、瀧島、錦織 )
 
8 はなまるグループ(10月〜3月)
1.ひとり一人の個性を尊重した個別配慮をすることで、安定した、ゆとりある生活、環境を支援、提供する。
 
2.生 活
 (1)生活全般 
  @目 的  ・基本的生活習慣の確立を目指すための、個々に応じた関わり、援助を行う。
  A内 容  ・お茶の提供を作業後と、入浴後に行った。
        ・衣替えを6月と10月に行なった。
・洗濯指導は取り組まず、職員が洗濯を行い、作業終了後に衣類整理を行った。
        ・掃除は、毎週土曜日に各居室のモップ掛けや、雑巾掛けを起こなった。
        ・口腔内衛生を保つ為、昼食後にコンクール液を使い、職員が、歯磨きの仕上げを
         行った。
        ・衛生面からハブラシ、チューブも個人持ちをやめ、職員が預かり、食後の服薬後に歯磨きを行った。
        ・食事準備は職員が行い、食堂掃除は当番を決めて行った。
        ・歯磨き粉、歯ブラシ、等の消耗品は、無くなり次第補充した。
        ・居室へ棚が出来たことにより、私物の管理ができる方にはして頂くようにした。
  Bまとめ  ・基本的生活習慣の確立には、あせらず利用者一人一人に合った対応をしながら、
         一方的な援助にならないよう意志の疎通を含め、コミュニケーションをとりながら一歩づつ進んでいけたらよいと思う。
         口腔衛生についても、ハブラシの毛先を柔らかく、小さめな物にした。援助す時も奥歯などが磨きやすくなった。
         消耗が激しいので、早めの交換が必要。
        ・食堂掃除は、利用者同士の関係のこともあり、一人でして頂いている。今、3名の利用者者で行っているので、
         今後は、もう少し人数的な面を検討して担当者を広げて、ひとりの負担を軽減していきたい。

            ・衣類整理時の 紛失等のトラブルが多少あったが、混乱はなかった。
  (2)作業
  @目 的  ・作業することにより規則正しく、生活にリズムをつける。
        ・体力の維持。
        ・個々に合った作業を行い、勤労の喜びを知る。
   A内 容  ・月曜日から木曜日の午前午後と、金曜日の午前が作業の時間。
        ・個々に応じた作業場の変更をする。(Yさんが途中掃除班に変更)
        ・作業服は金曜日に持って帰り、洗濯して月曜日に持って行く。
        ・作業開始前には全員でラジオ体操を行った。
        ・工芸班
         かまぼこ板等を利用してプランター枠、ペン立て、キーホルダーなどを製作。
        ・和紙班
         新聞広告や牛乳パックを利用し和紙を作り、はがきや封筒、コースターなどを製作。
        ・園芸班
         四季折々の花の苗を育てている。土作りから種まき、移植を行っている。
        ・ガーデン班
         芝生の手入れ、しいたけの植菌、山の雑木整理。
        ・掃除班
         学園内の掃除、モップ掛け。センターのトイレ掃除。食堂、廊下の掃除、モップ掛け
        ・洗濯班
          利用者の洗濯済み衣類をたたんで、個人の棚に仕分けをする作業。
 ・軍手管理班
  前日作業で利用者の使った作業用手袋を洗濯して干す。
        *天候の悪い時は和紙にするための新聞広告を小さくちぎる室内作業を行った。
   Bまとめ  ・一ヶ月の作業報酬表を作り月給制に近付けて月に一度貯金計算を行った。
        ・作業で製作した製品や花は、無人販売所FOXや各イベントで販売している。
         ・利用者の励みになっているところもあるようなので、売り上げなどの販売報告を伝えて、またさらに励みにしていきたい。
         ・報酬で貯まったお金で買い物ができる事も励みになっている。
        ・作業服の洗濯、持ち帰りや持って行くことは全員定着している。         
         ・また今年度は掃除班が加わり、配置について検討し作業班の変更を行った。
         これからも安全面の配慮等考え、個々に適した作業を行えるようにしていきたいと思う。
         はなまるグループになってからの作業は、天候が悪い日が多くほとんどが室内作業であった。
  (3)食生活
  @目 的 ・楽しみでもある食事、飲物の提供で落ち着いた生活を支援する。
  A内 容 ・コーヒーは月曜日から木曜日の朝の作業前と午後の作業前 、金曜日は午前に提供している。
        それ以外では土曜日、日曜日、祭日の日はおやつとして厨房より提供。 
        健康面への支援よりブラックで飲まれる方、砂糖、クリープを入れて飲まれる方と決まってる。
        混乱無くコーヒータイム楽しまれている。
       ・食事面での支援では、火・木曜日の朝食にはコーヒー牛乳がでるが、月・水・金・土・日曜日の朝食の牛乳が苦手な方へは
        でるが、紅茶、砂糖、牛乳を少量入れてミルクティーにして提供をしている。
       ・お茶の提供は午後の作業終了後、食事の時のおかわり、入浴後に行っている。
       ・誕生日には自分の希望する献立を提供して頂いている。
  Bまとめ  ・食事、飲物の提供で 安定した生活を送って頂けるように支援したい。
       ・食事をよく噛んで、ゆっくり食べて頂くように支援をしたい。
 (4)余暇
  @目 的  ・余暇時間を有効に使うための内容を提供する。
  A内 容  ・ビデオ…毎月1度、地域のレンタルビデオ店を利用して毎月第2, 4土曜日にビデオを借りて見た。
         借りに行く人をNさんとTさんに限定して皆に希望を聞きながら合わせて自分のみたいビデオを借りてきた。
         DVDの普及からビデオだけでなくDVDのレンタルも勧めている。
        ・カラオケ…歌わなくても、聞いているだけの人もいるが、余暇活動のなかで一番定着している。
  Bまとめ  ・自室が出来、余暇時間を各自の部屋で過ごす人が多く、自分の部屋で自分だけの時間を過ごしている人が多々おられる。
        ・余暇の過ごし方や楽しみ方は個々によって違うので自由参加とした。
        ・みんなが興味を持ってもらえるように工夫する必要がある。
 (5)衛生
  @目 的  ・皮膚疾患の予防と対応。
        ・健康維持。
  A内 容  ・入浴後の軟膏塗布を確実に行う。
        ・衛生日を毎週日曜日に設け、爪切り・耳掃除、血圧測定を実施した。
        ・個々の健康状態の把握に努め、看護師との連携を深め迅速な処置、必要な受診を速やかに実施できる体制作りに努めた。
        ・午前・午後作業の作業終了時の手洗い・うがいを徹底した。
        ・食事前の手洗い、手指消毒液の使用を徹底した。
        ・毎月1回体重測定を行い、肥満防止・健康管理に注意した。肥満傾向の人たちのコーヒーはブラックにしている。
         個別に時間を設定しウォーキングを実施。
         毎日継続していくことで少しずつではあるが減量の効果が見えている人がいる。
  Bまとめ  ・入浴後の軟膏塗布は定着していた。
        ・個別に塗り薬を用意し保湿、予防に役立てたが、特に踵の荒れに効果があった。
        ・体調の悪い人には早めに対応し、配慮できたが、自分から異常を訴えることの出来ない人に対して、
         日頃の様子観察をこまめにしたとしても把握、発見できない事例もあり、今以上の把握方法を考えたい。
        ・手洗い・うがいは徹底して行ったので早く定着し、風邪をひいた人は殆どいなかった。
         集団で生活しているので特に冬季、季節の変わり目は風邪の発生、広がりは完全には抑えられないのが現状であるが、
         風邪を引いても長引かない人が増えたのは日頃からの予防の成果だと思う。
        ・衛生日の爪切り・耳掃除・体重測定に血圧測定も加えて健康状態の把握の1つになった。
        ・食事や睡眠時間に注意を払い、毎日の生活が精神的にも肉体的にも安定した状態で規則正しい生活を過ごせるよう努めたい。
(6)環境
  @目 的  ・生活の場としての快適空間の実現を目指す。
        ・プライバシーを守る。
  A内 容  ・個室空間となった事で、以前より安定した生活に繋がっている。
        ・個室空間の整備を個別に取り組み個々に応じた空間を提供してきた。
        ・多くの人の楽しめる空間としてリビングにカラオケ、ゲーム機、テレビ、ソファーを設置した。
  Bまとめ  ・利用者の特徴に応じた個室空間を考えてきた。
         利用者の意見も取り入れながら見直しをしてきた。
        ・通常の生活で設定された時間の中にもくつろぎの場所、時間のゆとりがあることを基本によりよい環境作りに取り組んで
         いきたい。
        ・安全に安心して暮らせる生活場所を確保するため、日頃の観察、点検をこまめに実施し、利用者の側に立って考え、
         迅速な対応、今以上の環境整備を工夫していく援助体制を構築したい。
3.行事
 (1)レクリエーション
  @目 的  ・季節に応じた行事やレクリエーションの提供。
        ・利用者が楽しめる内容になるよう計画する。
  A内 容  ・10月23日 はなまる秋のバスハイク
作木のふれあい公園に出かけて弁当を食べながら、新しいグループでの生活について希望や目標を語ってもらい、
紅葉の常清滝を散策した。
        ・12月18日 忘年会
Oさんの乾杯の音頭でそれぞれの好みのジュースやビールで乾杯した後会食して、職員の出し物のゲームやクイズで
楽しい一時を過ごした。
        ・1月10日 新年会
         一年の抱負を語ってもらいながら会食後、健康を祈願して思い思いの言葉を書き初めした。                       ・1月22日 はなまるとんど
         療育センターの多目的広場前でとんどの会を開いて、書き初めや正月飾りなどをとんどに入れ無病息災を祈念した。
        ・3月19日 打ち上げ会                         
         今年度グループ行事の締めくくりの会として、市内のホテルで思い出やこれからの希望について食事をしながら語って
         もらい、カラオケを歌って楽しい時間を過ごした。
  Bまとめ  ・新しいグループになり利用者の人数も増えているが、グループ全員が参加できて楽しく過ごせた。
        ・行事やレクリエーションの予定を楽しみにしている利用者が多いので、生活の中の潤いとなるように、内容を工夫して
         いきたい。
 (2)ドキドキ外出
  @目 的  ・勤労の意欲を高め喜びを実感できるように作業貯金を活用する。
        ・利用者の個別の興味やニーズに合った外出を計画する。
  A内 容













































 

 月 日

参 加 者

  場     所

     様      子

10/31
 

E.S
K.K

君田町(あったか村フェスティバル)

お祭りを散策。屋台を見て回り食べ物を買って祭りの雰囲気を楽しむ。

11/ 7 


 

H.K
S.M
T.M
N.Y
T.M

河内ふれあい祭り



 

保護者のバザー販売にあわせ外出する。
安定した外出ができ、保護者と一緒の時間を過ごせた。
 

11/13

 

I.K

 

三次市(家電、ホーム、ショッピングセンター)

本人の取り組みのためのビデオデッキや興味のある雑貨を買う。本人希望の商品を買うことができた。

11/14

 

Y.O
Y.K
 

三次市(ショッピングセンターとビデオレンタル)

希望の本を購入。ビデオレンタルも行う。
 

11/20



 

A.T
K.Y

K.A
 

三次市(ショッピングセンターとビデオレンタル)

 

戦隊もののビデオレンタル、買い物を行う。計画的な買い物が出来た。

マナーを守って買い物できた。
 

12/ 4

 

S.M
T.N
 

三原市(ボウリンピック)
 

ボウリングの大会出場に兼ねて外出する。競技を楽しみ、帰りに外食もした。

1/22


 

K.F
M.K
Y.M
K.H

三次市(ショッピングセンター)

 

希望のおもちゃや時計、本などを購入出来た。
会計が困難な利用者へ援助する。
 

 2/26



 

M.H
T.N
Y.O
K.S
T.N

三次市(ショッピングセンター)


 

本や雑誌、パズル、ゲームソフトなどを購入。会計が困難な利用者の援助を行う。商品の購入に広告の切り抜きを持って行く利用者もおり工夫されていた。

 3/ 4



 

H.H



 

三次市(ショッピングセンター)


 

希望の衣類やスリッパを購入された。
予算オーバーになりそうであったため援助した。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                          
  Bまとめ  ・日頃の作業で報酬を貯金しての希望の外出・買い物となり作業報酬を有意義
          に使うことが出来た。                     
        ・日常とは違った雰囲気を楽しみ、また買い物の会計を体験しよい経験となった。
        ・引き続き、利用者個別の配慮(事前に買いたいものの聴き取り、混乱を防ぐため
         当日に予定を発表するなど)を次年度に繋げて個々の利用者に適切な支援を充実
         させたい。               
4.はなまる会議
  @目 的  ・利用者の生活向上と充実したサービスの提供を目指し、環境・個別処遇・各活動
         についての課題を提起検討、ケースカンファレンスをし、支援についての意識統一を図る。
        ・各セクションとの意見交換、情報交換、協議。
  A内 容  10月…生活について・新入所利用者について。
        11月…生活について・ケースについて。   
12月…係・生活について。
 1月…作業について・ケースについて・係(まとめと新年度に向けて)。
 2月…生活について・ケースについて・新年度に向けて
  B課 題  ・利用者の快適な生活を提供するために、課題が発生したときには随時各セクション、スタッフ間で協議をしてきた。
         個々の利用者に対し、適正な支援、サービス、環境が提供できるように、スタッフ間や各セクションとの協議、確認、
         情報の共有化をはかり、質の高い、速やかな対応をしていきたい。
5.まとめ
ひとり一人の個性を尊重した個別配慮に重点を置いて支援してきた。毎月のはなまる会議での個別処遇の確認、日課や行事、衣類の補充・管理、衛生的で使いやすい環境の整備など生活しやすく、利用者の意思を尊重した質の高いサービスを提供することに重点を置き取り組んだ。今年度は、新施設への移転という大事業に伴い、生活が大きく変わった。フレンドグループを母体としてスタートしたはなまるグループだが、これまでフレンドグループにおられた方も、新しくグループに加われた方も健康で安定した生活をされている。個室での自分の時間と空間が保証されたこと、作業貯金を活用した外出で欲しい物を購入できることなどが生活に意欲を持たせることにもつながっている。今後は、個室での過ごし方や余暇活動などの生活面にこれまで以上にゆとりと潤いを持たせることや、利用者の意志を尊重し、利用者主体の質の高いサービスと環境を提供していきたい。
                (香川直規、熊野俊成、黒田みゆき、達中久恵、新家広江、井津川智寛、山下 誠、佐々木岳人、福永真也)
 

9 希望の丘療育センター
はなまるグループ
・洗濯部
利用者さんの、衣類や入浴時に使用する洗身タオルやバスタオルなどをたたんで整理した。昨年10月の新築移転後からは、三グループの作業時に使用する軍手の洗濯から整理までの作業を新規に編成し、軍手はセンターで管理する事にした。
 
・園芸部  ハウス班
花の苗作りの為に、種まき・移植用の土の配合・苗ポットへの土入れ・苗ポット洗い花のネームプレート作りなどの作業を行った。
 
・園芸部  ガーデン班
花壇の草取り、整地、花の定植などの作業を行った。又、(園芸部は、季節に応じて、椎茸の植菌・ペンキ塗り・原木の移動、草刈り後の草集め、落ち葉集めを行い、季節的に作業のない時期や雨天時には、室内で和紙の材料になる広告紙を細かくちぎる作業を行った。)
 
・工芸部  和紙班
牛乳パックなどのパルプと色付けになる広告紙を材料にして、大型と葉書サイズの和紙を作製した。作品としては、葉書・封筒・ランチョンマットがあり、それぞれに押し花をレイアウトして、Fox(無人販売所)やイベントに出品した。
 
・工芸部  木工班
Kさんが、杉板や蒲鉾板を電動糸鋸により型切りされ、それを紙ヤスリでみがく作業を行った。作品としては、プランター枠・壁飾り・鍋敷き・蒲鉾椅子などがあり、Foxやイベントに出品した。
 
・掃除部
昨年10月の新築移転後から、新規に編成された作業で、生活棟の廊下・食堂、センターの廊下・大作業室の掃き掃除やモップ掛けを行った。
 
レインボーグループ
・栽培部
椎茸栽培の作業として、季節に応じて、ホダ木の水槽漬け・伏せ込み・天地返し・移動などを行い、季節的に作業がない時期にはウォーキング(雨天時は室内)を行った。
 
トライアングルグループ
・山林管理部
山林管理を中心とした作業で、主に草刈り後の草集めや落ち葉集めを行った。その他 原木や古いホダ木の移動を行い、季節的に作業のない時期や雨天時には、和紙の材料に なる牛乳パックなどのパルプを細かくちぎる作業を行った。
 
・朝顔グループ
体調や健康状態により、作業の困難な利用者さん数名を対象に、体力作りとしてのウ ォーキング(雨天時は室内)を行った。
 
月例会
毎月の最終作業日に、コーヒーやコーラなどの飲み物とお楽しみの品物で、当月の作 業の労をねぎらい、作業に対する意欲を持っていただくことを目的とした。
 
<まとめ>
体力を維持し、精神的にも安定して、健康で楽しい生活を送っていただく為の一つと して、利用者さん個々に合った作業を安全に行っていただき、そして、作業に繋がる作 業報酬や月例会、Foxやイベントへの作品や花苗の出品などを通して、作業に対する 喜びを感じていただけるよう、これからも支援して行きたいと思います。
 
10 園内行事
 学園内の全体行事として計画し、次の事を行いました。
(1)合同初詣と書き初め
   @日時 平成17年1月3日(月10:00〜15:30)
   A場所 天神神社
   B内容 在園者(トラィアングル12名、レインボー8名、はなまる2名)
       職員4名で初詣に行き、健康祈願をお祈りする。
       午後より書き初めを行い、書き初めは食堂に貼り皆さん
       に見て頂く。
 
(2)餅つき
   @日時   平成17年1月16日(日)10:00〜15:00
   A場所   療育センタープレイルーム
   B主旨   中国電力青年部主催の交流行事で学園との交流を楽しむ。
   C内容   毎年恒例の行事になってきている中、中電の方が中心になって
         餅つきと出し物をして下さり、楽しい時間を過ごす事が出来た。
                                      (新家広江・藤盛善壮)


11 対外行事
(1)目的
   他施設や地域の人々との交流を深め、親睦を深めると共に学園生活を充実させる。
 
(2)内容
    1 西部ブロック親善球技大会
    @日 時  平成16年6月13日(日)
    A場 所  広島市立大学運動場及び体育館
    B参加状況 ゲート通し (個人)  フレンドグループ      2名
           〃    (団体)  スマイルグルグループ    6名
          卓球    (個人)  フレンドグループ      2名
          キックベースボール   スマイルグループ      1名
           〃          フレンドグループ      8名
 
    C結 果  台風が危ぶまれたが、天候も良く参加した利用者の皆さんは一生懸命に頑張って、楽しそうに競技していた。
           個人卓球では、Mさんは、4位だった。
           ゲート通し団体は、初戦で敗退するが、個人では、KさんTさんとも決勝トーナメントまで行 かれた。
           キックベースボールは、初戦敗退されたが、声をかけられながら、やられていた。 
           保護者の応援もあり、本当に良く頑張ったと思う。
 
  2 藤兼ね祭り
    @日 時  平成16年11月3日(水)
    A場 所  君田村
    B参加者  フレンドグループ  23名
    C参加状況 体調不良のため、1名不参加だった。天候が悪く神楽の予定は取り止めた。
          毎年の恒例行事で楽しみにされている方も多く、祭りを楽しまれていた。
 
  3 2004ボウリンピックIN三原
    @日 時  平成16年12月4日(土)午前の部(9:30〜12:00)
    A場 所  三原市  三原エース
    B参加者  トライアングルグループ   (M.A)
          はなまるグループ      (S.M・H.H・T.N)
    A結 果  Mさんは、4位で、悔しそうにされていた。後の3名も、楽しんでボーリングを していた。
 
(3)考察と課題
今年度、球技大会、ボウリンピックともみんなよく頑張り、競技を楽しんでいた。声を掛け合い、チームワークなどもよく、本当に一生懸命競技して頑張っている姿を見て、参加してよかったと思う。他の施設の利用者と交流ができる数少ない場であるため、できるだけ多くの利用者が参加できればいいと思う。
今後の課題は、練習できる場所と、時間を確保していきたい。
(山野本恵美・熊野俊成)
 
12 外泊
 
定例外泊                 
  4月29日(木) 〜 5月 5日(水) ゴールデンウィーク 49名
  8月 8日(日) 〜 8月15日(日) お盆        47名
  12月29日(水) 〜 1月 5日(水) 正月        50名
  3月27日(日) 〜 4月 3日(日) 春         37名
 それぞれ約1週間の外泊とした。   
 又、今年度は新築工事に伴い、10月3日から10月10日の間新築移転臨時外泊が実施され、45名の利用者がそれぞれ自宅等で過ごされた。定例外泊以外にも、随時、保護者の希望により外泊を実施している。
(井手迫俊彦)
 
13 医療
具体的重点事項
 1 健康管理、検査の徹底
 2 疾病の早期発見と早期治療に努める
 3 歯の健診、治療の徹底
 4 感染症対策を充実する
 
 健康管理と検査の徹底を図り、疾病の早期発見治療に努めることを目標にしていたが、呼吸器系感染症2名、イレウス症状1名の発症があった。又、春先には続けて骨折事故があり、安全面での対策と事故時の早期対応が求められた。又衛生面においても寄生虫検査で陽性反応が複数あり早急に徹底した取り組みが必要になり対応に追われた。
 利用者の加齢化、作業や運動量の不足、又今年度中途で新築移転があり、生活環境が変化したことも利用者の肉体的、精神的な面に影響があったと思われる。日頃の利用者の様子観察を強化すること、基本的生活習慣の見直しも必要である。
 インフルエンザ、消化器系の感染症罹患者はいなかった。
 健康管理、衛生管理についてスタッフ全員で手洗いや掃除などの基本を徹底することと、研修会などで意識を高めていき、疾病や事故防止に努めたい。」
                                                   (吉長元孝、井手迫俊彦)
 

14 食生活
《はじめに》
 衛生管理に留意しながら利用者の嗜好の尊重、旬の食材の利用や暦の行事食の取り入れによる季節感のあるメニューの提供、また個々に応じた細やかな配慮のある食事作りに努めた。
〈栄養所要量〉
 生活活動強度は「やや低い」を用い、目標栄養所要量と実質摂取量は次の表のとおりであった。

   











 

 

目標栄養所要量

実質摂取量

エネルギー(kcal)
たんぱく質   (g)
脂質      (g)
カルシウム  (mg)
鉄      (mg)
ビタミンA   (IU)
ビタミンB1  (mg)
ビタミンB2  (mg)
ビタミンC   (mg)

 

 2,240
    69.5
    62.2
   618
    10.1
 1,994
     1.09
     1.19
   100

 

 2,269
    77.6
    68.8
   632
    10.4
 4,546
     1.38
     1.17
   121

 
〈食事形態〉
 常食・刻み食・粥食・低脂肪食・糖尿病食・エネルギー制限食を利用者に応じて提供した。
〈希望メニュー〉
 利用者の嗜好を取り入れるため、誕生日に利用者の希望のメニューを用意、各グループでお祝いした。
4月:「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「鶏足・コーヒーゼリー」「焼き肉」「炊き込みご飯・白身魚フライ・コーヒーゼリー」「ハンバーグカレー・コーヒーゼリー」
5月:「かつ丼・コーヒーゼリー」「かつカレー丼・ヨーグルト」「肉うどん・コーヒーゼリー」
6月:「とんかつラーメン」「鶏空揚げ・コーヒーゼリー」「かつカレー・コーヒーゼリー」「ミートスパゲティー・コーヒーゼリー」
7月:「天ぷらうどん・コーヒーゼリー」「焼き肉・コーヒーゼリー」「空揚げ」「夏野菜カレー」「かつ丼・オレンジゼリー」
8月:「海老フライカレー・野菜サラダ」「チャーシュー麺・ポテトシーチキンサラダ・コーヒーゼリー」「かつカレー・コーヒーゼリー」「かつカレー・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「そうめん・チュウリップ空揚げ・バナナ」「チャンポン麺・コーヒーゼリー」「網焼きハンバーグ」
9月:「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「親子丼・沢庵・ごぼうサラダ」「かつカレー・コーヒーゼリー」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「ミートスパゲティー・コーヒーゼリー」
10月:「カツカレー・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「カレーライス・コーヒーゼリー」
11月:「海鮮丼・コーヒーゼリー」「鶏の空揚げ・コーヒーゼリー」「ラーメン」「ハンバーグ・白菜ベーコン炒め」「とんかつ」「とんかつ」「海老天丼」「ビーフカレー・ポテトサラダ・コーヒーゼリー」「ポークラテー・フルーツミックス」「かつカレー・コールスローサラダ・コーヒーゼリー」「かつ丼・コーヒーゼリー」「ラーメン・コーヒーゼリー」
12月:「かつカレー・コーヒーゼリー」「グラタン・コーヒーゼリー」
「ミックスフライ」「かつカレー・コーヒーゼリー」「刺身・コーヒーゼリー」「おでん・パイナップル」
1月:「ラーメン・餃子」「牛カルビー丼・コーヒーゼリー」「味噌とんかつラーメン・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「うどん・ハンバーグ・コーヒーゼリー」
2月:「ソース焼きそば・ハンバーグ・ごまプリン」「刺身・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「ラーメン・コーヒーゼリー」「鶏空揚げ・ポテトサラダ・ミルクスープ」「とんかつ・コーヒーゼリー」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」
3月:「海鮮丼・コーヒーゼリー」「鶏空揚げチリソース・コーヒーゼリー」「キムチラーメン・フルーツミックス」
 
〈おやつ〉
 各グループの生活内容に合わせ、次のように提供した。
 (4月〜9月)
  ドリーマーズ・ひまわり・・・毎日の午後のおやつ
  スマイル・・・火・木曜日のジュース類
         第2.4土曜日の喫茶
  フレンド・・・毎日のジュース類
         日曜日午前のお菓子
 (10月〜3月)
  トライアングル・・・作業休みの午前のコーヒー
            毎日の午後のお菓子とコーヒー
レインボー・・・作業休みの午前のコーヒー
          毎日の午後のお菓子とコーヒー
はなまる・・・毎日の午前のコーヒー
       毎日の午後のコーヒーと作業休みの午後のお菓子
〈食器〉
 10月より食器を「強化磁器」に変更し、種類も増やしてメニューや量に合わせた食器で食事を提供して、また一歩家庭的な雰囲気に近づけることが出来た。
〈まとめ〉
来年度は機械器具を有効に使用して、利用者の生活習慣病予防を考慮しながら衛生的で多彩なメニューを提供したいと思う。  
 
 
15 事務
   今年度も、次の三つの目標を掲げた。                     
  1.外来者に対して常に明るく笑顔で接し、適切且つ迅速な応対に心がける。    
  2.電話受付では明確な応対に心がけ、速やかに関係部署に報告する。       
    ・電話に出る場合は「はい、ともえ学園の〜です」と統一する。        
    ・緊急な事柄は速やかに口頭あるいは電話で報告する。            
    ・その他パソコンのサイボウズを利用して全員あるいは関連部署に配信する。  
  3.事務の正確かつ迅速な処理を行い、学園内外の連絡調整を徹底する。特にメールの
  送受信が可能な組織にはインターネットを利用し、迅速な処理を行う。       
                                         
   業務の内容としては下記のとおりである。                   
  1 事務                                   
    支援費の請求、窓口での受付、入退所の手続き、利用者療育手帳・保険証・受診券の管理、各種印刷物の作成、
    福祉事務所・行政機関との連絡調整、その他     
  2 庶務                                   
    文書収受・発送、福利厚生、利用者預金管理、コピー機・コードレスホンの管理、その他   
  3 経理                                   
    財務会計処理、親の会会計、物品購入、職員給与計算、調査統計、出張命令稟議作成、その他
    上記の業務については社会福祉法人ともえ会の諸規則、ともえ学園内規を基本として日々行ってきた。 
   これからも原理原則を基本に、職員、利用者に信頼され、厳正でかつ平等に日々遅滞なく確実に遂行していきたい。                         
                                   (成清耕三・藤盛善壮・岡 綾子)
 
16 見学者                               
                                       
 電話での依頼により、見学日、内容等の希望を聞き、行事予定表に沿って日程調整を行った。
 特に、利用者の生活棟の見学については、利用者への影響や、プライバシーの保護を優先し、
 時間帯をずらせたり時には見学を中止したりなど十分な配慮を行い実施した。

見学受入日                                  
平成16年 4月 2日    3名    一般(入所希望)          
      6月29日    2名    一般(入所希望)          
      9月13日    3名    一般(高校生)           
     10月12日    3名    一般(入所希望)          
     11月24日    1名    一般(入所希望)          
     11月25日    1名    一般(入所希望)          
     12月 2日    5名    施設(入所希望)          
     12月 4日    3名    一般(入所希望)          
     12月10日    2名    一般(入所希望)          
     12月25日    3名    一般(短期入所希望)        
                                  (成清耕三)
 
17 技術
1.目標    毎日の生活が安心して住みやすい環境を維持に心掛ける。
        運転業務においてはつねに安全運転に心掛け、車両等の点検に心掛ける。
2.実施   4月  草刈りの開始  植木の選定   椎茸の植菌作業
       5月  屋上の清掃  空調の切り替え  草刈り
       6月  草刈り
7月  草刈り
       8月  草刈り  ワックス掛け大掃除の実施
       9月  草刈り    空調の切り替えと空調機器の清掃
      10月  最後の草刈り  フォックスの外壁塗装作業 
      11月  椎茸用材の伐採作業   椎茸乾燥機点検
      12月  公用車タイヤ交換(冬用に))   ワックス掛け大掃除
           トラクターの整備(油圧系統の不備の整備)          
       1月  雪かき作業   水源の整備(清掃)
       2月  雪かき作業
       3月  公用車タイヤ交換(夏用に)
       その他毎月の業務  水質検査の提出・浄化槽の清掃
                  ゴミゼロ運動への作業参加(第1、3週目の月曜)
                 日用品、消耗品、作業用品の買い物 
                 マイクロバスの運転・子鹿学園歯科診療引率運転
3.反省と結果  日常、常に使用する生活用水の確保が出来なかったこと。
         マイクロバス、公用車の運転業務に関しては幸いに事故も発生なく、引き続き安全運転に心掛ける。
                                                          (黒瀬髞V)
 
18 福祉協会                        
6月29日  支援スタッフ部会出席  広島市社会福祉協議会
       今年度事業計画について協議        
12月18日 支援スタッフ研修会出席  福山市すこやかセンター
       自閉症のある方の支援について 講演 客席係として参加、午後研修会に参加。
 (永奥秀敏)
 
19 あいさつ運動
 「あいさつ」は、人間が社会生活を送る上の基本的なコミュニケーションの手段です。明るい職場、
 楽しい職場の活力として積極的に推進していきたと思います。
 目 標  
 「元気よく大きな声で挨拶をしよう!」
事業報告
1 毎月月初めに職員食堂の前の廊下に標語を掲示し、全職員の啓発を図る。
  昨年度の標語の中から未発表作品を3作品ずつ掲示。
  8月15日〜実施
  ○新施設に移動後、会議室掲示板に掲示。
 
2 朝礼後に係と司会者で利用者さんの部屋をまわり声をかける。
  「あいさつ運動」というタスキをかける。(偶数日)
 
反省・まとめ
  上記については、ほぼ予定どうり進めて来たと思う。
  活動を開始したのが、あまりに遅かった事が、大きな反省点だと思う。
  標語の掲示により、職員の皆さんにどれだけ見て頂き、挨拶する事の重要さを
  再認識してもらえたか、気になる所だが、これに(2)の活動を加えた事により 
  少しは、前進したのでは・・と思う。 
  利用者の方にも、生活棟へ行く回数が増すごとに、少しずつ受入られて来たと思う。

課題    
  計画の段階で、司会者だけでなく、早出、遅出、夜勤者の方による挨拶も予定していたが、その部分は、出来ていなっかたので、
  職員同士の挨拶の向上を考えて行けば良いと思う。                       (堂西美保・岡 綾子)
 
20 ゴミゼロ運動 
  施設内外の美化を目的とし、潔で快適な環境の提供と美化意識の向上を図る。
  取り組み
  ・毎週月曜日(第5月曜は除く)、各部署からメンバーを選抜し学園(北棟、 南棟、セカンドハウス、ゴミ倉庫)廻りを清掃した。
   雨天時は中止とした。
  ・毎週月曜日各部署から1人、時間は14時から20分間で行う。
 内容 場所の周知  
  ・事前にサイボーズで周知を行った。
  対象者
    第1週 技術、厨房、ドリーマーズ
    第2週 事務、看護、ひまわり
    第3週 技術、センター、スマイル
    第4週 事務、看護、フレンド   
   ・当日勤務の都合により参加出来ない部署は朝礼で確認した。
   準備物
   ・竹ぼうき、てみ、ちりとり、軍手、その他
   ゴミの処理方法
   ・ポリ袋に入れてゴミ倉庫に置く。
   終了後は清掃結果を画像と共に報告し、意識向上を図った。
 
  まとめ
   ・人数は3人を基本としたが、各部署の理解と協力もよくのもとほぼ予定通り行 うことが出来た。
   ・朝礼でメンバーを確認すると共に前年度の流れや、パソコンで周知照会しておりスムーズな進行だった。
   ・開始時間については勤務の変更があり変わることもあったが、特に影響は無かった。
   ・ゴミゼロ運動の掃除の様子を写真に撮り、その都度職員全員にパソコンで周知したことは、参加意識の向上にも繋がったと思う。
   ・10月より新建物へ移動し環境も変わり、以前よりゴミの方も目立たなくなっては来たが、今後も美化意識を持つことを学園全体で意識し、より清潔な環境を保っていけたらよいと思う。
(日坂悦子・林 宏典)
 
21 防災
 ◇防災意識を常に持ち、防災訓練を充実させる。
 ◇災害発生時は、速やかに適切な対処するよう危機管理体制を充実させる。
 
1. 防災研修会の実施
  新任職員を対象に、利用者不明時の対応、消防関係の内容で基礎知識を身に付けることを目的として実施した。
  @5月14日(金) 対象者:渡邉加代子 藤川幸子(4月異動転入)
2. 消防訓練実施状況(◎は防災リーダー)
  @4月23日(金) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  A5月30日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎久保、河村、高田、黒田みゆき
  B6月25日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎藤田、藤井、田、井津川
  C7月23日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎香川、瀧島、塚本、宮ア
  D8月28日(土) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎永奥、山野本、足利、達中
  E9月7日(日) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  新ともえ学園
  F10月30日(土) 昼間の総合訓練   訓練者:全員  
  G11月27日(土) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎香川、藤田、岡下
  H12月17日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎山本、宮ア、山下
  I1月29日(土) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎永奥、高田、黒田
  J2月25日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎熊野、足利、塚本
  K3月26日(土) 夜間想定総合訓練  訓練者:◎久保、河村、井津川
(古栗 慎)
 
22 研修
5、6月
・クレーム対応問題集を作成、職員全員に配布し、解答し2回に分けて提出。
8月
・「利用者の処遇と、職務のあり方について改めて確認する。」このテーマに対して1000文字以上の小論文作成を行う。
2月
・昨年のクレーム対応についての学習に続き、クレーム対応についての基礎知識を社内掲示板に載せ、クレーム対応についての認識を深める。
その他
・出張研修報告書の内容確認及びファイル綴じ。
結果・課題
・クレーム対応についての情報提供は十分行った。今後は模擬(ロールプレイング)で応用力を強化する。
・新築移転前に行った職員よる論文作成は、自己を見つめ直すよいきっかけになったと思う。またスタッフの考え方を知る上でも有効であった。
 
(河村活好 藤井智市 中田和弥 井津川智寛)
 
23 掲示
今年度も、他施設からの広報誌や、情報、案内などが送られて来た。この多く情報を分かりやすく、伝える為の掲示を行い提供した。
  掲示方法
  1,旧学園では、職員室と職員食堂に種類別に掲示する。
  2,専門誌、新聞は、一定期間保存、参考にしてもらう。
  3,掲示は、約2週間を目途にして貼り替え。
  4,新施設に移ってからは、会議室に、種類別に掲示。
  まとめ
  今年度は、施設だよりを、それぞれファイルに綴じ保管、年2かいに分け、保管書類は事務所にて目を通してもらい処分してもらう。掲示と平行してパソコンで全職員に掲示物内容を伝達した。伝達内容にもっと興味をもってもらうよう内容に今ひとつ工夫がいると思う。
(松浦郁代)
 
 
24 親の会
《概要》ともえ学園入所者の保護者で組織されたものが「ともえ親の会」であり、事務局は親の会係として職員が担当しており、以下親の会の活動を紹介する。
(事業)
1.総会の開催
  平成16年4月29日(木)ともえ学園プレールーム 50家族、66名出席
2.役員会の開催
  平成16年4月18日(日)7名出席(学園長、事務長、久保同席) 於:ともえ  学園園長室
  平成17年1月10日(日)13名出席(学園長、事務長、久保、山下同席) 於:  療育センター
  平成17年 2月19日(土)8名出席 :療育センター
3.福利厚生…香典、生花、傷病見舞金の贈呈。
4.AIU損害賠償保険への加入継続。損害賠償金、死亡給付金の支払い。
5.入院時の付添看護料の贈呈。
6.ともえ基金利息の活用
7.会員便覧の発行…平成16年5月1日発行
8.会誌の発行企画(今後の発行予定年度:平成16年度、19年度、22年度)
9.親善球技大会の見学、応援 平成16年6月13日(日)
   於:広島市立大学  開催担当事務局:もみじ作業所
10.一斉訪問及び研修会の開催…平成17年2月19日(土)於:ともえ学園療育センター   48家族63名参加。  
11.懇親会の開催…平成16年2月19日(土)於:三次グランドホテル
   39家族、52名参加。学園職員23名参加 理事長
12.例会の開催
  平成16年 7月18日(日)於:ともえ学園療育センター 54家族、79名参加。
  平成17年 3月27日(日)於:ともえ学園療育センター 46家族、65名参加。
13.お楽しみ会の開催…平成16年7月18日(日)於:ともえ学園療育センター 
  54家族、79名参加
14.第18回日本自閉症協会全国大会への参加 於:静岡県浜松市
   平成16年7月24日(土)〜7月25日(日)
15 第18回全国自閉症者施設協議会大会への参加 於:静岡県沼津市
   平成16年10月21日(木)〜10月22日(金
16 ともえ学園新築移転落成式 平成16年9月29日  
 
17.河内ふれ愛祭り… 平成16年11月7日(日)於:河内公民館
  「リサイクルバザー」の実施。8名参加 
18 学園一斉訪問(施設見学と例会) 平成16年11月21日(日)(中止)
 
19 設定外泊    平成16年 4月29日(木)〜平成16年 5月 5日(水)
  (送迎対応) 平成16年 8月 8日(日)〜平成16年 8月15日(日)
         平成16年12月29日(水)〜平成17年 1月 5日(水)
          平成17年 3月27日(日)〜平成17年 4月 3日(日)
 新築移転特別外泊 平成16年10月 3日(日)〜平成16年10月10日(日)
20.親子レクリエーションへの参加
   親子レクリエーション  平成16年6月19日(土) ひまわりグループ
               平成16年6月20日(日) フレンドグループ
               平成16年6月27日(日) スマイルグループ
               平成16年6月27日(日) ドリーマーズグループ
※ 体育祭        平成16年度は中止
 
感想・今後の課題
 新築移転に伴い、行事の時期の変更や中止、新たな行事が取り入れられ、また駐車場の確保、誘導、受付と対応に追われたように感じた。
 今後も親御さん方からのご意見ご要望を謙虚に受け止め、反映していけるような係りのあり方を考えていきたい。
(山下 誠・久保宏子)
 
25 ボランティア                      
 
 @経過
  月 5月 7月 10月 11月 1月 2月 3月
日にち 24日 28日 25日 22日 24日 28日 28日
地区 三次 川地 粟屋 田幸 神杉 青河 川西
人数 5名 5名 4名 5名 3名 5名 5名
内容 縫い物 縫い物 縫い物 縫い物 縫い物 縫い物 掃除
 
A課題と反省
  ・今年度は、衣類補修や縫い物が、各部署の協力で毎回出来ました。
  ・ボランティアさんの都合で2回変更になりました。(7月、12月)
  ・11月に豆絞りを預かったが、認識不足で間違ってオムツにしてしまった。その後2名で、補修依頼の再確認をするようにした。
  ・事前の準備がきちんと行えていなくミシンのトラブルがあった。    
  ・今後は、衣類補修も少なくなってきているので作業内容の工夫が必要になる。
                                                        (瀧島麻由美、錦織京子)
 
 
 
 
26 実習
 受け入れ状況
















 

   学  校  名

人 数

    期    間

下関短期大学

  1 

平成16年8月2日〜8月11日

宇部短期大学

  2 

平成16年9月2日〜9月11日

国際医療福祉総合学院

  2 

平成16年11月1日〜11月14日

キャピタル国際福祉専門学校

  2 

平成16年12月6日〜12月15日

キャピタル国際福祉専門学校

  1 

平成17年1月6日〜1月15日

岩国短期大学

  2 

平成17年2月14日〜2月23日

広島文化短期大学
 

  2 
 

平成17年2月24日〜3月 5日
 
 
 同性で2名を基本とし受け入れを行った。グループ編成や宿泊場所の変更にともない今後は同性で3名までを基本として可能な限り受け入れを行っていきたい。
(田孝康、黒田みゆき)
 
27 朝礼
 早出職員を含めて日勤者全員が職員室に集まり、8時30分より実施した。まず園長
の話から始まり、各グループから利用者の様子の報告、そして療育センター、厨房、技
術、看護、事務、その他係りからの報告などを行った。行事予定や職員の勤務変更など
パソコンを利用して即座に周知されるため、短時間の簡潔な朝礼となった。また、中途
からではあるが職員の身嗜みについて毎朝チェックをすることとし多結果、、個人個人で
自分の身嗜みに意識が向くようになってきた。                  
                                 (成清耕三)
 
28 運営会議
 各部署の代表者で構成され、毎月、第一水曜日に実施した。           
 会議では、利用者主体の指針を見失わないように、問題提起、課題検討、日程調整等
を行い、施設のより円滑な運営と利用者サービスの向上を目指した。        
 日々の情報は速やかにパソコンで流され報告等が削除されることにより、必要な内容
を掘り下げて討議できるようになった。会議後は速やかに運営会議録をまとめ、即日パ
ソコンに保存して全員に周知した。                       
                                 (成清耕三)
 
29 処遇会議
 各グループ間の調整、処遇協議、運営会議への提言を行う機関として機能している。
 今年度の主な協議は、次のとおりである。
・5月…スマイル、フレンドの作業会議をどうするか。
    NさんYさんの処遇報告。(フレンド)
    北棟(ドリーマーズ、ひまわり)の日課、週課等を統一して行く方向。(ひまわり)
    Nさんの処遇経過報告。(ドリーマーズ)
    怪我などしていることがあり、入浴、衛生などの時間にチェックし早期発見、処置していって下さい。(看護)
    喫煙場所:職員室です。注意していって下さい。
・7月…怪我等による注意。(看護)
    新築にあたっての諸事項の検討
    今後処遇会議が常に持てないので、新施設に関することは、掲示板を利用して検討してゆく。
    体罰、セクハラなど人権侵害しないということについての誓約書を考えている。(事務長)
・8月…10月からの新体制、日課について
     日勤者の始業時間を前回提案通り9時よりとする。
     分割休憩…運営会議より9月より分割休憩を試行する。
    感染症、熱中症、事故、怪我の諸注意。(看護)
・9月…新体制に向けて
     新グルー名、9月10日迄に決める。
     食事方法、食堂の使用について3グループで取り組む
     掃除、洗濯方法についてについて
    喫煙場所は、職員室の一角をパーテーションで区切り喫煙コーナーを設置する予定
    移転後の日課と勤務態勢案の修正(掲示板処遇会議)
・10月…行事の調整 (掲示板処遇会議)
    衣類整理方法について(掲示板処遇会議)
    生活棟の開放について(掲示板処遇会議)
・11月…朝顔グループ、軍手洗濯作業について
    ネットワークカメラの設置について
    車座席簡易シートカバー
    日課の検討
    新入所者:Nさんはなまるグループ。Yさんトライアングルグループ
         もう1名入所予定:レインボーで対応して所属を決める。
    全体係の設置について (掲示板処遇会議)
     寝具係、食事係、洗濯係、入浴係、清掃係
・12月…食事、配膳、介助、おやつの時エプロンを着用。
    夜勤帯の不安定利用者への対応について
    外泊しない人の様子連絡について
    アセスメントシステムの導入
    施錠場所の確認
・1月…非常時の協力体制      
    弁当の日の設定、1月より  
    外泊中の勤務に関すること  
    センター居室の名称の決定  
    月例会について (センター)
    駆虫剤について (看護)  
・2月…会議室の使用方法について、ついたてで仕切る。
    センターから各グループへの応援について
    16年度事業報告書について
    17年度事業計画案について
    生活棟のフィルターの清掃について
    作業日以外に、食堂の掃除の報酬について
    はなまるグループ掃除部の作業確認について
    洗濯物たたみ(作業)の方法について
・3月…移動後の利用者の状況について
    食事(食堂の利用)への入り方の変更について
    外泊中の勤務に関すること
    夜勤帯勤務の確認
    掃除班(作業)の確認
    弁当の日(3月12日)の場所の確認
    同性介護、入浴だけでなく、排泄援助や更衣においても配慮する。
(古栗 慎)
30 ともえ通信
 ともえ通信の編集発行と、平成16年度の事業報告書の編集発行を行った。
 事業報告書は、年度末から原稿を集め、全てを学園のパソコンに入力し、印刷原紙を作成した。
 ともえ通信は、毎月1日に370部発行し、保護者、職員、関係施設、近隣地域へ配布した。
○毎月の見出しについて、以下に示す。
◇5月1日発行 第193号  @4月の思い出から A各グループの近況 B職員紹介
               C一品メニュー D行事予定 E編集後記
◇6月1日発行 第194号  @5月の思い出から A各グループの近況 B職員挨拶
               C一品メニュー D行事予定 E編集後記
◇7月1日発行 第195号  @6月の思い出から A各グループの近況 Cセンターより
               Dゴミゼロ運動係より E一品メニュー F行事予定
               G編集後記
◇8月1日発行 第196号  @7月の思い出から A各グループの近況 B研修報告
               C看護より D一品メニュー E行事予定 F編集後記 
◇9月1日発行 第197号  @8月の思い出から A各グループの近況 C実習を終えて
               D職員紹介 E入所のお知らせ F一品メニュー G行事予定 H編集後記
◇10月1日発行 第198号  @9月の思い出から A各グループの近況 B研修報告
               C一品メニュー D行事予定 E編集後記 
◇11月1日発行 第199号  @10月の思い出から A各グループの近況 Bセンターたより 
               C入退所のお知らせ D研修報告 E一品メニュー F行事予定 G編集後記
◇12月1日発行 第200号  @11月の思い出から A各グループの近況 B実習を終えて
               C一品メニュー D行事予定E編集後記
◇1月1日発行 第201号  @12月の思い出から A各グループの近況 Bセンターたより
               C入所のお知らせ D一品メニュー E行事予定 F編集後記
◇2月1日発行 第202号  @1月の思い出から A各グループの近況 Bセンターたより
               C利用者新年の抱負 D職員紹介 E一品メニュー F行事予定 G編集後記
◇3月1日発行 第203号  @2月の思い出から A各グループの近況 Bセンターたより
               C研修報告 D一品メニュー E行事予定 F編集後記
◇4月1日発行 第204号  @3月の思い出から A各グループの近況 Bセンターたより                
               C研修報告 D職員紹介 E一品メニュー F行事予定 G編集後記
                                               ( 岡下 完・ 藤田由香里・ 達中久恵・木村美代子)
 
31 安全運転管理者
1.目 標  常より運転者はシートベルトを着装して安全運転に心掛ける。
       スピードの超過運転は事故を発生するもとだからスピードはひかえめに。
       飲酒運転を絶対にしない。
2.実 施
       4月 春の交通安全運動実施 トライザセーティinひろしま表彰 
       5月 トライザセーティinひろしまへの4チーム参加申し込み
       6月 蒸し暑くなりビールの美味しい時期ですが飲酒運転だけは絶対にやめよう。
       7月 トライザセーティinひろしまへ挑戦開始 無事故無違反150日間達成目標
           夏の交通安全運動実施
       9月 秋の交通安全運動実施
      11月 トライザセーティinひろしま終了
          参加4チームの内1チームのみが目標達成された。
          違反されたドライバーの反省を促しより一層の安全運転をお願いする。
      12月 冬の交通安全運動実施
          道路の凍結、積雪に備え冬用のタイヤなど滑り止めの準備
3.今後の目標
  基本的な運転マナー厳守は当然で、特に 飲酒運転は絶対にしないし、させないことと、
 シートベルトの着用を徹底させたい。
                                                               (黒瀬髞V)
 
 
 
 
32 危険物取扱者
 
ともえ学園には地下タンク貯蔵所があり、この貯蔵所には重油を貯蔵しています。地下に貯蔵しているために重油漏が表てだってでることがなく発見しにくいため、重油漏れが起こると大変な事になり、大きな事故につながってしまいます。
そのため重油漏れを未然に防ぐため法律で定められた点検を定期的に行っています。
毎月の点検で地盤面、配管、ポンプ設備の点検を行い。週に1度の点検で掲示板、漏油検知管、通気管、消火器の点検を行っています。                             (熊野俊成)
 
 
 

        平成16年度 事業報告書

        平成17年7月1日発行

        発行人
        ともえ学園 (知的障害者更生施設)
         園長 前 岡 孝 司
          〒728-0002 広島県三次市西河内町250番地
         Phone 0824-62-5130   Facsimile 0824-62-1934
         E-mail : tomoe@beach.ocn.ne.jp
         URL   : http://www6.ocn.ne.jp/~tomoe34/