平成18年度
 
 
 
 

  業 報 告  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と も え 学 園
目次
    1 利用者の状況 1    
    2 トライアングルグループ 2 
    3 レインボーグループ 5 
    4 はなまるグループ12 
    5 園内行事19 
    6 対外行事22 
    7 外 泊23
    8 医 療23
    9 栄養食生活24
    10 事 務26
    11 見学者26
    12 営 繕27
    13 あいさつ運動27
    14 ゴミゼロ運動28
    15 寝 具28
    16 食生活29
    17 入浴洗濯29
    18 実 習30
    19 日 課30
    20 防 災31
    21 研 修32
    22 掲 示32
    23 親の会33
    24 ボランティア34
    25 人権委員会35
    26 朝 礼35
    27 運営会議35
    28 ともえ通信36
    29 安全運転管理者37
    30 危険物取扱者37
 
 
 
 
 
1 利用者の状況
 
 1 1年間の入所者状況




























 


月初在園数

入 所

退 所

月末在園数


70



70


70



70


70



70


70



70


70



70


70



69

10

69



69

11

69



70

12

70



69


69



70


70



70


70



70


 


 


 


 


 




























 
 
 2 短期入所事業受入状況




























 


受入人数

受入回数

受入延べ日数

備 考


 3

   7

  22

 


 2

   5

  20

 


  4

   6

  18

 


  2

   3

   7

 


  3

   4

  14

 


  4

   6

  23

 

10

  3

   3 

   8

 

11

  3

   4

  12 

 

12

  2

   2

   4

 


  1

   2

   7

 


  1

   5

   5

 


  2

   2

   4

 


 


 

  49
 

 144
 


 
 
 3 日中一時支援事業受入状況








 


受入人数

受入回数

受入延べ日数

備 考

11

  2

   3

   3 

 


  1

   1

   1

 


 


 

   4
 

   4
 


 
 4 平成19年3月31日現在
                   
                   
                   








 

 年    齢


























 

 措置機関名




18〜20歳未満

 0

 0

 0

広島市中区




20〜25歳未満

 4

 0

 4

広島市東区




25〜30歳未満

 6

 0

 6

広島市南福区




30〜35歳未満

14

 1

15

広島市佐伯区




35〜40歳未満

16

 1

17

広島市安佐北区




40〜45歳未満

17

 2

19

広島市安佐南区




45〜50歳未満

 6

 0

 6

広島市安芸区 




50〜55歳未満

 1

 0

 1

大竹市




55歳以上

 2

 0

 2

呉市  




    計

 

66

 

 4

 

70

 

福山市 
 


 


 


 

廿日市市



 

















 

 在園年数




















 

三次市 




 0〜 1年未満

 2

 0

 2

東広島市




 1〜 5年未満

 6

 1

 7

尾道市 




 5〜10年未満

 8

 0

 8

竹原市 




10〜15年未満

33

 2

35

江田島市




15〜20年未満

 1

 1

 2

庄原市




25年以上

16

 0

16

山県郡北広島町




    計

 

66

 

 4

 

70

 

安芸郡熊野町
 


 


 


 

世羅郡世羅町



 















 

 診  断  名


















 

島根県松江市




自閉症

47

 3

50

山口県防府市 




精神発達遅滞

11

 0

11

山口県周南市




てんかん

 5

 0

 5

山口県岩国市




統合失調症

 2

 1

 3

山口県下関市




その他

 1

 0

 1

山口県熊毛郡平生町 




    計

 

66

 

 4

 

70

 

高知県高知市
 


 


 


 

岡山県真庭市 



 










 

支援費支給区分













 

富山県富山市




    A

56

 4

60

石川県津幡町




    B

10

 0

10

長崎県長崎市




    C

 0

 0

 0

東京都渋谷区




    計
 

66
 

 4
 

70
 

     計
 

66
 

4
 

70
 







































































 
2 トライアングルグループ
1 グループ目標
  利用者自身の自己決定、自己選択を尊重する。
  ひとり一人が安定した生活を送られるよう支援する。
 
2 生活
 @目 標
  基本的生活習慣の確立を目指す。
  健康、清潔の維持に努める。
 A内 容
  衣類整理 :衣類を洗濯室から自室に持ち帰り、整理し入浴の準備を行う。
        パジャマの準備ができたら脱衣室の棚へ持って行く。
        支援の必要な方は職員が側について一緒に行う。
  シーツ交換:毎週日曜日に、職員と共に自分のシーツを交換する。
        汚れている物は随時交換する。
  衣   類:季節に応じた衣類、好みや使いやすさに配慮したものを提供した。
  掃   除:汚れたらすぐ掃除を行う。毎朝各部屋の拭き掃除を行う。
        トイレは1日3回以上掃除を行う。チェック表を作成しチェックしながら行った。
  歯 磨 き:歯磨きチューブを使用し毎食後、確実に仕上げ磨きを行う。
  入   浴:体調の悪い人以外は毎日入浴し清潔を保つ。 
        同性介助で行いゆっくり入ってもらうよう配慮する。
  食   事:落ち着いて食べて頂けるよう配慮する。
        苦手なものは少し量を減らす等、個別に対応する。
  ・月1回血圧、体重体脂肪測定を行い増減をチェックする。(健康状態の把握)
  ・毎週土曜日午前、爪切り、耳掃除、その他身だしなみをチェックする。
  ・うがい、手洗い、手指消毒の励行。
  ・入浴後のケア:頭髪をドライヤーで乾燥させる。皮膚疾患・怪我等の薬を塗布する。
  ・受診:歯磨き時、入浴介助時、口腔、全身をチェックし必要に応じ受診する。
 Bまとめ
  ・生活のリズムを崩す事無く、時間にゆとりを持ちながら個別の対応ができた。
  ・衣類や居室の衛生管理が行き届いていない箇所があった。
  ・各部署と連携し、衛生の管理と、体調管理を行っていった。
  ・活動服の破損が多く、随時補修、購入した。
  ・グレーチングの掃除やクリーンボーイの使用が確実にできていなかった。
3 日課
 @目 標
  ・日課の流れをスムーズにする事によって、混乱を防ぐ。
 A内 容
  ・全員のクラブ活動用ジャンバーと、自己管理が難しい方の散歩用ジャンバーを倉庫に預かり、   出発前各自に渡す事によって、クラブ活動や散歩の時間を少しでも長く確保出来るようにした。
  ・衣類整理を、間食前と間食後の2グループに分け、混雑をさけスムーズ行えるようにした。
  ・日にちと場所を設定し、各居室(主にベットの下、壁)、グレーチング、壁、リビングなどを   掃除した。
  ・昼食後の歯磨きや与薬をゆっくり、確実に行うため、遅出職員の休憩開始時間を10分遅くし   て対応した。
 Bまとめ
   生活の状況を観察して、基本をしっかり踏まえ臨機応変に対応出来るよう努めて行きたい。    特に衛生面において各居室の掃除には力を入れ、快適な生活を提供したい。
4 環境 
 @目 標  
  ・快適で安全に過ごせる環境整備を行う。
  ・建物、建具の損傷、消耗にスピーディーに対応、補修、修繕を行う。
 A内 容  
  ・テレビへの放尿、破壊行為を未然に防ぐためアクリル板を再度設置する。
  ・壁や建具など破壊行為による破損箇所の修繕作業。
 Bまとめ  
  ・アクリル板の再設置により放尿や破壊行為によるテレビの破損を防ぐことが出来た。
  ・椅子やソファーなど破壊行為により処分した。今後、耐久性のあるものを購入し快適な居住空   間を提供していきたい。
  ・個々の要望を取り入れ快適に過ごせる環境作りを行っていきたい。
5 行事
 @目 標
  ・利用者個々に応じた行事を提供する。
  ・季節を感じたり、様々な体験をしてもらえる事で充実した生活を送ってもらう。
 A内 容



行 事 名

参加人数

場 所























10


11


12








 


12
17
27
27
8
22
24
24
12
19
22
26
5
5
22
28
2
2
13
21
28 1 2
26
22
4
4
6
2
14
23
6
6
26 6
21
 

花見
お楽しみ外出
宿泊旅行
バスドライブ
お楽しみ外出
お楽しみ外出
お楽しみ外出
お楽しみ外出
バスドライブ
お楽しみ外出
宿泊旅行
夏祭り
お楽しみ外出
お楽しみ外出
バスドライブ
お楽しみ外出
お楽しみ外出
お楽しみ外出
バスドライブ
宿泊旅行
お楽しみ外出
お楽しみ外出
お楽しみ外出
お楽しみ外出
親子レク
バスドライブ
お楽しみ外出
宿泊旅行
バスドライブ
お楽しみ外出
宿泊旅行
忘年会
新年会・初詣
お楽しみ外出
お楽しみ外出
お楽しみ外出
打ち上げ会
 

25名
 3名
 4名
22名
 3名
 2名
 2名
 2名
23名
 2名
 4名
25名
22名
 2名
23名
 2名
 2名
 3名
22名
 4名
 2名
 2名
 2名
 2名
25名
22名
 3名
 4名
23名
 2名
 4名
25名
25名
 2名
 2名
 2名
25名
 

療育センター周辺
広島ニュージーランド村
キララ多岐・いりすの丘
鮎の里
国営備北丘陵公園
国営備北丘陵公園
サングリーン・ワイナリー
国営備北丘陵公園
風土記の丘
かんぽの宿三瓶・CCプラザ
水木しげる記念館
多目的棟
湧永庭園
常清滝
高谷山
サングリーン
風土記の丘・三次ワイナリー
高野 かっぱ公園
常清滝
ライフパーク倉敷
三良坂町のぞみが丘
広島県立みよし公園
湧永庭園
せら夢公園
フルーツランド布野
口和運動公園
灰塚ダム
大和ミュージアム・マツダミュージアム
吉田運動公園
吉田ゆめタウン
みろくの里・福山市立動物園
センタープレイルーム
センター大作業室・天津神社
ゆめタウン
サングリーン
庄原上野公園
センタープレイルーム
 
 Bまとめ
  ・グループ会議の後に、季節の行事・お楽しみ外出とバスドライブを実施した。バスドライブとお楽しみ外出を同日に行うことで、人数配分が良くゆっくりと過ごすことができて良かったと   思う。
  ・宿泊旅行へ全員行くように計画するが体調不良等で参加できなかった方もおられた。 
  ・お楽しみ外出の回数を増やすことで、たくさんの経験をしてもらうことができた。
  ・全員、宿泊旅行に参加することは難しいと感じられた場面もあり、来年度に向けて、利用者の様子に配慮しながら、無理のない行事を考えていく。
6 ホームページ
 @目 的
  ホームページを通じて利用者の方の生活や様子を、保護者や各方面に発信する。
 A内 容
  行事や日課、日々の生活風景等を学園ホームページの「できごと」で紹介した。
  生活場所や散歩道の写真をグループの紹介ページに掲載した。
 Bまとめ
  紹介文や画像の選択方法を複数の職員で確認し、不適切な表現が無いように注意しながら、より充実した内容となるように工夫していきたい。
 グループ会議
 @目 的
  利用者により良いサービスを提供できるように支援内容、各活動についての課題を協議する。ケースカンファレンスを行い支援の方法、見直しを行う。
 A内 容
  4月…ケース担当、業務分掌について、人権委員会より…呼称について
  5月…午前日課について、間食時間について、寝具の取り扱いについて
  6月…支援する態度について、午前日課について、ケースカンファレンス(6名)
  7月…浄化槽について、記録について、水分補給について、衣類の取り扱いについて
     ケースカンファレンス(3名)
  8月…危機管理について、らくらく連絡網について、衣類の保管方法について、掃除分担について、人権委員会より…食事の支援について、ケースカンファレンス(3名)
  9月…情報の共有について、申し送りについて、掃除場所について、記録について
     挨拶、人権委員会より…クラブ活動時について、ケースカンファレンス(3名)
  11月…暖房について、衣類の管理と整理について、掃除場所について
  12月…外泊の見送りについて、掃除について、水分補給について、衣類の購入について
      ケースカンファレンス(4名)
  1月…リーダーの業務について、ジャンパーの保管について、吸引機について、皮膚疾患について、ケースカンファレンス(1名)
  2月…タケックスクリーンについて、排泄の確認と支援について、日課の変更について
     ケースカンファレンス(2名)
  3月…薬について、水分補給について、係りのまとめと反省、ケースカンファレンス(2名)
(田孝康、山野本恵美、渡邉加代子、木村美代子、岩戸洋三、荒瀬好司、渡邊 武、若床まゆみ、魚見敏満)
 
 
3 レインボーグループ
1 グループ目標
  ・言語的、非言語的コミュニケーションのあり方を考えた対応をし、安定し、穏やかに生活で    きるよう個別配慮をした支援をする。
  ・体力作り、健康保持を考慮したプログラムを考える。
  ・安全で清潔な環境を提供する。
2 生活
 1)生活全般
  @目的
   ・基本的生活習慣の確立を目指す。
   ・快適な生活環境の確立。
   ・衛生的で清潔な正確空間の確保。
  A内容
   〔生活〕
    食 事:ゆっくり・美味しくをモットーに個別配慮する。
    入 浴:個々のペースにあわせた誘導、支援をする。介助しながら洗髪・洗体の自立を目指す。又怪我等無いかの全身チェックをする。
    排 泄:個々に応じた排泄誘導、又確認による健康状態の把握に努める。
        排泄後始末介助と援助(ペーパー使用)。
    寝 具:週一回シーツ交換、又日常的汚れはその都度交換する。
    衣 類:年2回の衣替え・適宜補充。季節に応じた衣類調整等の気配りをする。
    日用品:チェック表作成し、定期的確保による常備。
    掃除の徹底による安全・清潔な生活空間の確保。
   〔衛生〕
    手洗いの励行:飲食前・外出後、手を添える等個別指導による確実な手洗い。           シャボネット・タケックスクリーン使用。タオルによる確実な拭き取り。
    口腔:毎食後の歯磨き実施。定期歯科受診。歯ブラシの交換。
       外出後にはイソジンによる口腔内消毒。
    洗顔・髭剃り:毎朝、朝食後に濡れタオルでの顔拭き及び、電気カミソリでの髭剃り実施。
    散髪:定期的実施。
    血圧、体重・体脂肪測定:月一回、しかし、1月からは体組成測定に変更し月一回実施。
    爪切り・耳掃除:週一回。
    薬付け:入浴後個々に応じた軟膏塗布(あかぎれ防止、痔の治療等)。および、朝食後、昼食後にすり傷、切り傷等のイソジン消毒や軟膏塗布、点眼など、その時の利用者の状況に応じた処置をする。また、その処置を記録表に記入し、確実に行われたかを確認する。
    加湿:感染症予防対策でクリーンボーイ(室内浄化機)による加湿を1日1回以上行った。
  B経過、課題 
    健康状態のさらなる観察が必要となってくると思われる。身体変調等日頃の様子観察を怠らない、又看護との連携を密とし、細かいことでも看護に相談を行っていくと同時に、迅速な受診体制を構築する。
2)活動
  @目的
   ・健康で規則正しい生活を行う。(健康維持・管理)                
   ・生活にメリハリを付ける。
  A内容
   ・午前活動と午後活動に分けて実施した。午前活動では、きのこクラブ(9名)・・・ホダ木の移動(雨天、冬季はセンター内ウォーキング・園周辺ウォーキング)グリーンクラブ(2名)・・・学園周りの環境整備、落葉集めなど(雨天時はセンターで紙ちぎり)いきいきクラブ(5名)・・・花壇、畑の草取り、花の水やりなど(雨天時はセンターで紙ちぎり)ウォーキングクラブ(5名)・・・学園周辺をウォーキング(雨天時は室内ウォーキング)にそれぞれ所属し活動した(月曜日〜金曜日の午前実施)。毎月最終作業日には月例会を行った。
   ・午後活動は主にウォーキングを行った。
  B経過、課題 
   ・各グループで作業として活動していた午前の日課が、今年度よりクラブ活動として各クラ     ブ単位での活動となり、個別に配慮した活動をする事が出来た。
   ・体調不良などで活動不参加になった方もいたが、一年を通じて全員クラブ活動に参加する     ことができた。
   ・午後の活動が今年度もウォーキング中心となったが、ウォーキング以外のレクリエーショ     ン的な取り組みが出来なかった。来年度は利用者の方が、楽しく過ごせる時間を提供でき     るようにしたい。
 3)個別活動
  @目的
   ・個々に合ったことを楽しみながら行い、安定を図る。
   ・職員との関係づくり。
  A内容
    ◎毎週日曜日のお昼に家へ電話をかける。(1名) 
    ◎毎週日曜日、職員と一緒に1週間のカレンダー作り。(1名)
    ◎ワープロ(1名)
    ◎ラジオ、音楽鑑賞(1名)
    ◎1回/月 外出(2名)内容〜ドライブ、買い物、図書館
    ◎個別ウォーキング
      月曜日 (3名)
      火曜日 (3名)
      水曜日 (3名)
      木曜日 (4名)
      金曜日 (3名)
      土曜日 (3名)
      日曜日 (4名)
  B経過、課題 
   ・個別を行うことによって楽しみ、励み、安定に繋がっていると思う。
   ・今年度は全員を対象に個々に合った個別を考えていたが実行できなかった。時間、場所、     個別の内容、職員の配置など考慮して来年度は実施できるよう考えていきたい。また、外     出することで励みや安定に繋がる利用者の方は個別外出できるよう考えていきたい。
 4)環境
  @目的
   ・建物備品の損傷にすばやく対応し、修復に努める。
   ・生活感のある空間を利用者に提供する。
   ・生活棟の衛生環境維持。
  A内容
   ・清掃のための洗剤は適材適所に効果を発揮し、且つ安全性にすぐれた物を選出し使用する。
   ・壁や戸などの損傷箇所があった時には随時営繕を行い、二次的災害を防いだ。
   ・居室内での失禁がありベットの畳みが汚れ、清掃により破損したため、ビニール製に取り     替えた。(504、512)
   ・トイレ、居室の掃除など衛生的に過ごせる生活棟を維持するため、道具の整備、補充を行     った。
   ・トイレ外での排便があった場合すぐに清掃出来るように清掃器具を準備した。
   ・クリーンボーイ(室内浄化機)を使用して、居室の脱臭・除菌を行い、冬場は毎日1〜2     回程度、生活棟内の加湿も行った。
   ・トイレの換気を24時間換気にするようにして脱臭をはかった。
   ・トイレ内の照明が暗いためダウンライトを設置した。
  B経過、課題
   ・損傷箇所を営繕したすぐ後にまた同じ場所を壊される事が何度かあり、対応に苦慮するこ     とがあった。        
   ・壁の損傷(穴など)が目立った。
   ・危険箇所や損傷部分を点検して事故のないようにしていきたい。また、利用者が安心して     快適な環境を作っていけるようにしていきたい。
3 行事
 1)誕生会
  @目的
・誕生者をレインボー利用者全員で祝う。
A内容
・ケーキとコーヒーを頂いてお祝いをした。食堂にて実施。
B経過、課題  
   ・最初からケーキとコーヒーをテーブルに並べてあると、誕生者の紹介中、集中できない      為、紹介とお祝いを終えてから配らせて頂いた。
   ・誕生者の方は皆さんとは別な席に座って頂き、テーブルクロスをかけたり、レイをかける     ことで自分の誕生日を認識してもらった。
   ・ケーキを食すだけでなく、歌を歌える人は皆さんで歌って頂き、手拍子や拍手をして誕生     日を祝った。
   ・自分の誕生日であるということが誕生者本人にどれだけアピールできるかが課題である。
 2)誕生者外出
  @目的
   ・自分の誕生日だということを感じてもらう。
  A内容
   ・誕生日の日に午後から外出をする。
     (外泊と重なった方はご家庭でお祝いをして頂きました)
       誕生日     年齢    誕生者外出先
      4月 4日    34歳   C.Cプラザ
      4月16日    41歳   布野道の駅
      4月23日    31歳   三次公園
      6月17日    29歳   C.Cプラザ
      7月27日    58歳   C.Cプラザ
      7月27日    39歳   ナガタニ・三次公園
      8月 5日    42歳   C.Cプラザ
      8月 9日    40歳   喫茶α
      8月31日    38歳   三次公園・喫茶α
      9月28日    44歳   C.Cプラザ
     10月 9日    32歳   マクドナルド・三次公園
     11月10日    38歳   ナガタニ・喫茶α
     11月20日    42歳   レストラン
     11月24日    40歳   三次公園
     11月26日    36歳   ベッケンビール
     12月13日    34歳   サンデーサン・ドライブ
     12月25日    50歳   布野道の駅・コンビニ
      1月19日    37歳   三次公園・ドライブ
      2月10日    20歳   布野道の駅・コンビニ
      2月15日    29歳   コンビニ・ユニクロ
  B経過、課題 
   ・自分の誕生日を理解されている方は少ないが、外出をして自分の好みの物を飲食できる事     で通常とは違う日だという事は感じてくれたのではないかと思う。
   ・ケーキセットでお祝いをしたり、プレゼントの購入などで理解できた方もいた。
   ・誕生日の外出と、それ以外の外出との区別がつかない方もおり、誕生日だと言う事を少し
    でも感じてもらえるような外出にしていく事が課題だ。
 3)レクリエーション
  @目的
   ・季節感のあるレクリエーションを提供する。
  A内容
     4月15日  花見会
     8月26日  夏祭り
    12月 9日  クリスマス・忘年会
     1月13日  新年会・初詣
     3月10日  打ち上げ会
  B経過、課題 
   ・季節の行事を行うことで、四季の移り変わりを感じてもらえたと思う。
   ・花見後、新年会後の外出が落ち着いて出来た。
   ・秋の行事も取り入れていきたい。
 4)バスドライブ
  @目的
   ・利用者全員で好きな缶飲料を自動販売機で購入して飲む。
   ・ドライブすることによって気分転換をはかる。
  A内容
   ・レインボー会議の午後からマイクロバスでドライブし、自動販売機で自分の好きな缶飲料を    購入してもらった。














 

月 日

行き先

参加人数

 5月13日

作木川の駅

20名

 6月10日

とみしの里

19名

 7月 8日

尾関山

20名

 9月 9日

高谷山

19名

11月11日

市内ドライブ

18名

 2月10日
 

三次運動公園
 

20名
 
  B経過、課題 
   ・利用者は大変楽しみにされておられる。
   ・遠出は利用者の落ち着きがなくなる。
   ・利用者の中には、特定のコーヒーではないといけない人がいるので配慮すると、どうして     も同じ場所での購入になってしまう。      
 5)外出
  @目的
   ・外出することにより気分転換をはかり、通常生活の励みにする。
   ・好きなものを購入したり、食べたりして外出を楽しみ、職員との関係をつくる。
  A内容














































 

月 日

内        容







  

  

 


































 

5月16日

カフェ外出:三次公園 喫茶店      

5月23日

カフェ外出:ザ・ビック 上野公園    

 6月10日

カフェ外出:コンビニ 三次公園 (2名で参加)

ランチ外出:ザ・ビック 三次運動公園など

 6月12日

7月 8日

カフェ外出:コンビニ 高谷山       

 8月25日

ランチ外出:赤名ドライブイン 君田公園

 9月 9日

カフェ外出:コンビニ 三次運動公園

 9月13日

カフェ外出:CCプラザ 

 9月21日

カフェ外出:コンビニ 三次公園

10月12日

カフェ外出:コンビニ 三次運動公園

10月16日

カフェ外出:コンビニ 三次運動公園

10月24日

カフェ外出:コンビニ 三次公園

11月 5日

ふれあい祭り外出:河内コミュニティセンター

11月11日

カフェ外出:コンビニ 三次運動公園

11月28日

カフェ外出:コンビニ 三次運動公園

12月26日

カフェ外出:CCプラザ 

 1月23日

カフェ外出:TAKIYA CCプラザ

 2月13日

カフェ外出:灰塚ダム

 2月27日

カフェ外出:サングリーン コンビニ 

 3月 6日

ランチ外出:しまむら 庄原ジョイフル

 3月27日

カフェ外出:シューズプラザ 親水公園

 3月27日
 

カフェ外出:土師ダム
 
 
                      
  B経過、課題                                        ・外出して好きな物を購入したり、好きな物を飲食され皆さん嬉しそうにされていたように思    う。また、通常の生活の励みにされている人も数名いた。
   ・学園内では見られない表情や動作もあり、いろいろな発見も多くあった。また、1対1の外    出だったので 関係づくりもできたのではないかと思う。
   ・できれば外出する回数をもっと増やしていきたい。
   ・利用者に負担にならない、また何を外出で求めているのかをよく考えて、個々に合った計画    を立てなければならない。
 6)親子レクリエーション
  @目的
     利用者・ご家族・職員の親睦を深め楽しい時間を一緒に過ごす。
  A場所
     君田町大柳文化公園(サンシャインステージ)
  B内容
     利用者・ご家族・職員一緒に集まってお弁当を食べ、ゲームや面談をして過ごす。
  C経過・課題
   ・利用者も落ち着いて参加でき、ご家族の方も今回は近場でゆっくりできいろんな話ができ     たので良かったと言う意見が多かった。例年通り果物狩りが利用者も喜んで参加できるので    良いと言う意見が多かった。課題としては、ご家族の高齢化もありハードなゲームや運動は    難しいとの意見があった。
5 職員会議
  @目的
   ・利用者のQOLを高めるため、個別処遇、日課、環境、各活動について課題を定義検討し、    取り組みについての意識統一を図る。
    ・園長・事務長・支援部長・看護課・栄養課との意見交換、情報交換を行う。
  A内容
     4月 日課の見直し ケース記録について
     5月 トイレ掃除について 歯磨きの徹底 手洗いについて 短期入所の受け入れについて      6月 クラブ活動について 短期入所の方の持ち物の管理について
     7月 食事支援について 集いの方法について 入浴支援について ケースカンファレンス      8月 体育祭について 食事支援について ケースカンファレンス
     9月 薬付けについて プランゲート、モニタリングについて 親子レクについて  
    11月 人権擁護について 勤務形態について ケースカンファレンス
    12月 間食について 作業服について ケースカンファレンス 
     1月 タオルの洗濯について 入浴支援について インフルエンザ対策 ケースカンファ        レンス 
     2月 入浴支援 掃除について トイレ掃除について ケースカンファレンス
     3月 係のまとめ ケースカンファレンス 
  B経過、課題 
   ・全利用者のケースカンファレンスができた事はよかったが連絡事項だけで終わってしまう事    が多かった。 
   ・議題の提案を早めに行い、考えをまとめて参加し、利用者のより良い生活が送られるよう意    見を出し合い討論出来る場にしていきたい。また意見を引き出していけるような司会の方法    を考えていかなければいけない。
6 まとめ    
   今年度は午前中のグループでの活動がクラブ活動として内容も変化があったが利用者の方は混   乱する事なく落ち着いて参加出来た。新しい建物での生活を受け入れる事が難しかった利用者   の方も少しづつ日課への参加が出来るようになり変化が見られている。
   食事、入浴など時間がかかる方には早めに行って頂く事で、ゆっくりとして頂けるよう時間設   定した。
   環境面でもトイレを中心に生活棟内の掃除の徹底を行い、清潔な環境づくりに努めた。
   利用者の方が落ち着いて安心して過ごせる環境づくり、個々の対応方法について利用者の立場   に立って考え、柔軟な対応、職員の関わり方について日々考えて支援したい。
(藤田由香里、塚本博志、藤井智市、中田和弥、福永真也、野曽原光裕、片原陽一、堂西美保、高場修治、
相川敦美)
 
4 はなまるグループ
1 ひとり一人の快適で安心な生活環境を保証し、人権と個性を尊重した健康で豊かな生活を支援す  る。
2 生 活
  (1)生活全般 
   @目 的   ・基本的生活習慣の確立を目指すための、個々に応じた関わり、援助を行う。
   A内 容   ・お茶の提供を、クラブ活動後と入浴後に行った。
         ・衣替えを6月と10月に行なった。
         ・全員の敷き布団の交換を行った。
          ・掃除は、毎週土曜日に各居室のモップ掛けや、雑巾掛けを行った。
          ・口腔内衛生を保つ為、昼食後にコンクール液を使い、職員が歯磨きの仕上げを          行った。
         ・食事前の手洗いでは、シャボネットを使っての手洗いを徹底した。
         ・食事準備は職員が行い、食堂掃除は当番を決めて行った。
         ・歯磨き粉、歯ブラシ等の消耗品は、無くなり次第補充した。
         ・居室の棚を活用して、私物の管理ができる方にはして頂くようにした。
   Bまとめ   ・基本的生活習慣の確立には、あせらず利用者一人一人に合った対応をしながら、          一方的な援助にならないよう意志の疎通を含め、コミュニケーションをとりな          がら一歩づつ進んでいけたらよいと思った。
         ・口腔衛生についても、昼食後のコンクール仕上げをすることで、口腔内の状態          の把握に努めた。消耗が激しいので、早めの交換が必要だった。
         ・食堂掃除は、今、4名の利用者で当番を決めて行っている。朝食、昼食後につ          いてはクラブ活動として行っており、担当者1名で行っている。                ・洗濯の終わった衣類を片づける時の紛失等のトラブルが多少あったが、大きな          トラブルになることはなかった。
         ・衣類の補充、更新には確認と支援が必要であった。
  (2)クラブ活動
   @目的
         ・健康で規則正しい生活をする。
         ・生活にリズムをもたせる。
   A内容
         いきいきクラブ 5名
          畑の管理と野菜作り。
          牛乳パックや広告を細かくちぎったものを活用しての和紙作り。
          型切りした木片を磨いての工芸品作り。
         クリーンクラブ 8名
          療育センターと生活棟の掃除。
          洗濯済みの衣類をたたんで仕分け。
         フラワークラブ 10名
          園芸での花栽培。
          しいたけの植菌。
          花壇とグランドの管理。
   Bまとめ
      今年度からの新しい取り組みとして3つのクラブに分かれての活動をした。いきいきク      ラブでは、野菜作りで、さつまいもなどを育てた。収穫はグループ全体で行った。収穫      時には「大きくていっぱい」と話される方や、月例会で食してもらった時には「焼き芋      美味しかった」という声も聞くことができ、自分たちで作ったものを味わってもらえて      よかったと思った。これからもそれぞれのクラブ活動を行うことで張りと潤いのある生      活が送れるように支援していきたい。
  (3)食生活
   @目 的  ・楽しみでもある食事、飲み物の提供で落ち着いた生活を支援する。
   A内 容  ・コーヒーは月曜日から日曜日の朝の集い前に厨房より提供するように変更にな          った。午後からは今までどおり間食とし、センターの大作業室で50円を使っ          て自動販売機にて飲み物を購入し、お菓子と一緒に間食にしてもらっている。          健康面への支援よりブラックで飲まれる方、砂糖、クリープを入れて飲まれる          方と決まっていた。混乱無くコーヒータイム楽しまれた。 
         ・健康面の再確認と本人の希望により、多くの方がコーヒーに砂糖、クリープを          入れて飲まれている。
         ・食事面での支援では、火・木曜日の朝食にはコーヒー牛乳がでるが、月・水・          金・土・日曜日の朝食の牛乳が苦手な方へは、紅茶、砂糖を少量牛乳に入れて          ミルクティーにして提供をしている。
         ・他の利用者の方と一緒に食事を摂ってもらう為、食器をメラミン樹脂性の物に          交換し提供している。
         ・利用者間の関係などを考え食事場所を一部変更した。
         ・チキンライスが食べられない利用者には、白ご飯を提供していたが、お寿司、          シーフードピラフが食べられない利用者にも、白ご飯を提供した。
         ・お茶の提供は午前の活動後、午後の活動後、活動のない日は午前午後の日課後、          食事の時のおかわり、入浴後に行っている。
         ・誕生日には自分の希望する献立を提供して頂いている。
   Bまとめ  ・食事、飲み物の提供を保証し、安定した生活を送って頂けるように支援したい。
         ・食事をよく噛んで、ゆっくり食べて頂くように、食事時間を楽しい時間にして          ゆきたい。
  (4)余暇
   @目 的  ・余暇時間を有効に使うための内容を提供する。
   A内 容  ・ビデオ…前年度は2名の方が毎月交代で行っていたが、今年度は、希望者を増          やし、多くの方にビデオレンタルに出かけていただいた。初めての方が多かっ          たが、特に混乱無く外出を終えられた。又、事前に借りてみたいビデオを聞い          ておくことで、スムーズビデオレンタルに繋がった。DVDの普及からビデオ
          だけでなくDVDのレンタルも勧めている。
         ・カラオケ…歌わなくても、聴いているだけの人もいるが、余暇活動のなかで一          番定着している。
         ・運動…毎月、土日の午後(買い物、ビデオ、カラオケ以外の時間)に実地。
          球技大会、体育祭に向けて練習。ウォーキングの実地。
   Bまとめ   ・余暇時間を各自の部屋で過ごされる人が多く、自分の部屋で自分だけの時間を          過ごされている人が多かった。
         ・余暇の過ごし方や楽しみ方は個々によって違うので、自由参加を基本とした。
         ・みんなが興味を持ってもらえるように、内容や動機付けを工夫する必要がある。
          ・雨天時、冬の時期でも簡単に出来る運動メニューを増やしていくことが課題で          ある。
   (5)衛生
    @目 的  ・皮膚疾患の予防と対応
         ・健康維持
    A内 容  ・入浴後も含め一日指示された軟膏塗布・消毒を確実に行う。
         ・衛生日を毎週日曜日に設け、爪切り・耳かき・血圧測定を実施。
         ・個々の健康状態の把握に努め、看護士との連携を深め迅速な処置、必要な受診          を速やかに実施できる体制作りに努めた。
         ・午前・午後作業のクラブ活動終了後、手洗い・うがいを徹底した。
         ・食事前の手洗い、手指消毒を徹底した。
         ・毎月1回体重測定を行い、肥満防止・健康管理に努めた。肥満傾向の方には個          別に時間を設定、ウォーキングを実施した。少しずつではあるが、健康状態の          改善効果が見えている人がいる。
         ・1月より月に一度、体組成測定を実施し、体調の細かな変化を記録した。
    Bまとめ  ・入浴後の軟膏塗布は定着していた。
         ・個別に塗り薬を用意し、保湿と予防に役立てたが、特に踵の荒れに効果があっ          た。
         ・体調の悪い人には早めに対応し、配慮できたが、自分から体調の不調を訴える           ことが難しい人に対しては日頃の様子観察から把握、発見できない事例もあり、          今以上の健康状態の把握方法を考えたい。
         ・手洗いとうがいは徹底して行ったので、定着し、風邪をひくケースは少なかっ           た集団での生活なので、特に冬季、季節の変わり目には風邪の発生、広がりは           完全には抑えられないのが現状であった。3月の初めには、インフルエンザが           流行した。しかし、風邪を引いても長引かない人が増えたのは日頃からの予防           の成果だと思う。
         ・毎週日曜日の爪切り・耳かきに血圧測定も加えて健康状態の把握の1つになっ          た。
         ・食事や睡眠時間に注意を払い、毎日の生活が精神的、肉体的に安定した状態で           規則正しい生活を過ごして頂けるように努めたい。
3 行事
 (1)レクリエーション
  @目 的   ・季節に応じた行事やレクリエーションの提供。
  ・利用者に楽しんで頂ける内容になるように計画する。
 A内 容   ・4月22日 お花見会                 
          今年度最初の行事を学園内で行う。曇り空ではあったが、園芸ハウス横広場で           全員揃って食事と、記念写真を撮る。                            ・8月19日 バスハイク
          昼食を済ませ、布野道の駅までドライブをする。車中では、得意な歌を披露す          る方がおられ、楽しい雰囲気で過ごすことが出来た。                     ・11月3日 藤兼祭り
          毎年恒例の行事に参加する。集合場所で待ち時間があり、退屈そうにされてい          たが、神輿を担ぐ時は、皆さん元気良く声を出し、担ぐことが出来た。             ・12月16日 忘年会
          センタープレイルームで行う。ビールやジュースも提供し、食事も皆さんよく          すすんでいた。頑張ったことや、思い等を語ってもらう中で、「クラブ活動を          頑張った。」という声が多く聞かれた。カラオケ大会も大いに盛り上がった。
         ・1月20日 新年会、初詣                                  センターで昼食を摂る。今年の抱負を語ってもらいながらの昼食会をした。            その後で近くの神社まで初詣に行った。                           ・3月17日 打ち上げ会
          毎年外食をしていたが、今年度は学園でゆっくりと過ごしてもらった。この1          年で楽しかった事、できなかったことを話した。また、来年度の希望について          も話した。
   Bまとめ  ・1年を通して楽しみにされている行事なので、一人一人の生活の励みとなるよ          う、内容を検討していきたい。
  (2)ビデオレンタル
   @目 的  ・自由時間を利用し、借りてきたビデオを鑑賞する
   A内 容  ・前年度は2名の方が毎月交代で行っていたが、今年度は、希望者を増やし、多く          の方にビデオレンタルに出かけて頂いた。初めての方が多かったが、混乱無く外          出を終えられた。又、事前に借りてみたいビデオを訪ねておくことで、スムーズ          なレンタルに繋がった。
   Bまとめ  ・毎月のビデオレンタルは皆さん楽しみにされており、気分転換にもなった。
          今後も楽しめる内容を検討していきたい。
  (3)ドキドキ外出
   @目 的  ・希望に添った外出を行い、落ち着いた時間を過ごす
   A内 容

月 日

参加者

行 き 先

 4月23日
 5月 3日
 5月27日
 6月10日
 6月17日
 6月21日
 7月15日
 8月30日
 9月18日
 9月27日
10月 7日
10月28日
11月 5日
11月18日
12月10日
 1月 7日
 1月 8日
 2月12日
 2月17日
 

2名
2名
2名
1名
2名
1名
3名
1名
4名
1名
1名
3名
4名
4名
4名
4名
2名
2名
1名
 

市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
布野道の駅、コンビニエンスストア
せら夢公園 ショッピングセンター
高田道の駅 コンビニエンスストア
庄原娯楽荘 ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
ユーホー、森の泉
広島市
コンビニエンスストア ふれあい農園
河内ふれあい祭り
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
市内ショッピングセンター
 
  
  Bまとめ ・皆さん楽しみにされている外出であり、混乱することなく落ち着いた外出が出来た。        引き続き、希望に沿った外出を行っていきたい。
  (4)宿泊旅行                                   
   @目 的 ・非日常的な環境を体験する事によって、リフレッシュして日々の生活の意欲に
         繋げ、社会性を身につける。
        ・利用者の趣味や希望に添った場所を計画する。              
   A内 容                                      

 
























 

  期  日

参加者

行 き 先

 4月26日〜 4月27日

 

4名

 

広島市民球場

宮島

 6月22日〜 6月23日

 

4名

 

やまぐちフラワーランド

錦帯橋

 7月 6日〜 7月 7日

 

4名

 

弓ヶ浜わくわくランド

大山フィールドアスレチック

 8月24日〜 8月25日

 

4名

 

鷲羽山ハイランド

ライフパーク倉敷科学センター

10月18日〜10月19日

 

4名

 

ダイヤモンドシティソレイユ

広島植物公園、宮島水族館

12月 7日〜12月 8日


 

4名


 

倉敷チボリ公園

渋川マリン水族館
 


























 
                                                 Bまとめ ・一泊二日の小旅行であったが、参加された方の中には思い出に残る旅行になった         と話される人もいた。利用者の希望や好み、季節感を味わう旅行ができたと思う。         今年度の反省点を活かし、今後も利用者の希望・状態に応じた楽しい時間を援助         していきたい。
  (5)親子レクリエーション
    @目 的 ・家族と利用者、職員の親睦を深め、楽しい時間を過ごす。
     日 時 ・平成18年10月14日(土)10時30分〜14時30分
     場 所 ・センタープレイルーム、こぶしの森体験の館、はらみちを美術館
    A内 容 ・センタープレイルームでのオリエンテーション後、こぶしの森体験の館へ移動           し、折り紙博物館館長の赤木先生による、折り紙教室と見学、その後、はらみち          を美術館を見学した
    Bまとめ ・20家族27名の御家族の来園の頂き、開催する。赤木先生には紙飛行機作り           を教えて頂き、御家族の方も楽しまれ、利用者と一緒になって作っておられた。          はらみちを美術館も多くの来館者がおられたが、他の方の迷惑となるようなこ           となく、見学をされた。
4 はなまる会議
    @目 的 ・利用者の生活向上と充実したサービスの提供を目指し、環境・個別処遇・各活          動についての課題を提起検討、ケースカンファレンスを行い、支援についての          意識統一と利用者に対する理解を深める。
         ・各セクションとの意見交換、情報交換、協議。
    A内 容  4月…生活、人権、レク、居室替え、食堂の席替えについて。
         5月…クラブ活動、施設見学、リネン、居室替えについて
         6月…人権委員会(今年度の重点目標)、クラブ活動、食堂へ誘導する順番につ            いて
         7月…クラブ活動、人権委員会(入浴場面)、リネン、ケースカンファレンスに            ついて
         8月…人権委員会(食事介助)、親子レク、ケースカンファレンス、生活、体育            祭について
         9月…親子レク、生活、人権委員会(クラブ活動場面)、レク、歯磨き支援、体            育祭について
        11月…人権委員会(日々の生活の中で)、レク、ケースカンファレンス、間食、            食事について  
        12月…レク、ケースカンファレンス、歯磨き支援、クラブ活動、トイレについて
         1月…人権に関する事、日用品の流れ、ケースカンファレンス、室内ウォーキン            グ、食堂掃除当番の変更、タケックスクリーン、レク、洗面所の改造につ            いて
         2月…ケースカンファレンス、水分補給、打ち上げ会について
         3月…
          会議前には、議題を提供し各自の考えをもって会議に臨むようにした。その他、         迅速な対応を必要とする物に関しては、社内メールを通じて協議し、速やかな対         応を行った。
  Bまとめ   ・利用者に安心で快適な生活を提供するために、課題が発生したときには随時各          セクション、スタッフ間で協議をしてきた。個々の利用者に対し、適正な支援、          サービス、環境が提供できるように、スタッフ間や各セクションとの協議、確          認、情報の共有化をはかるようにしてきた。今後も、人権と個性を尊重した健          康で豊かな生活を提供していきたい。また、スタッフ間の連携とレベルアップ          に繋がるような活発な意見交換の場となるようにもしていきたい。
5 まとめ
   ひとり一人の快適で安心な生活環境を保証し、人権と個性を尊重した健康で豊かな生活を支援   することを目標にこの一年取り組んだ。はなまる会議での個別処遇の確認、日課や行事、衣類   の補充・管理、衛生的で使いやすい環境の整備など生活しやすく、利用者の意思を尊重した質   の高いサービスを提供することに重点を置き、必要に応じて協議と改善に取り組んだ。個室で   の自分の時間と空間が保証され、希望に添った外出や旅行を実施することが安定した日課への   参加へと繋がった。今後も、安定した日課への参加には欠かせない健康的な生活に重点をおい   て支援をしていきたい。健康的な生活とは、精神的にも身体的にも健康であることは言うまで   もありません。体調の不調や変化を発見するには、日々の観察はもちろん、表情、行動、態度   から些細な変化も見逃さないように、また、けがや事故のないよう精神面も含めた体調の把握   が必要です。利用者との信頼関係を深め、ひとり一人の快適で安心な生活環境を保証し、人権   と個性を尊重した健康で豊かな生活を支援、提供して行きたい。
(香川直規、達中久恵、黒田みゆき、山下 誠、有田貴之、泉 富士江、山地恵子、竹間和輝、岩岡直幸)
 
5 園内行事
 一年を通し季節にあった学園内での全体行事、学園内又は周辺の環境整備を計画実施。
(1)春の合同バスハイク
   @日時 平成18年5月1日(月)13時00分 〜 15時30分
   A場所 とみしの里
   B内容 利用者31名・職員7名 目的地のとみしの里では他のお客さんが大勢おられたので
    展望台まで行くことが出来なかったが、休日のドライブを楽しめた。皆さん落ち着いて好み    の飲み物を購入することができた。
 
(2)草刈り(1回目)
   @日時 平成18年6月14日(水)8時00分〜 11時00分
   A場所 県道39号線に沿った水路山側
   B内容 職員6名 運営会議メンバーでの草刈。作業は皆さん手際よく水路の草刈りが終了次    第様子を見て次の場所へ適時に移動、又は草集め応援にと進み、時間通り終了することが出    来た。
 
(3)1.一斉床洗浄・ワックス掛け
   @日時 平成18年8月11日(金)9:30〜15:30
   A場所 ともえ学園・療育センター
   B内容 職員31名
    当日は天候も良くワックスも乾きが早く、スムーズに作業が進んで行った。テラスをポリッシ    ャー機で掃除出来た事も良かった。今回は厨房職員も参加。  
 
   2.全体活動
   @日時 平成18年8月11日(金)9時00分〜16時00分
   A場所 療育センター
   B内容 参加利用者32名 ・ 職員午前、午後各3名 ワックス掛け中プレイルームで過ごす。   プレイルームではカラオケセットを準備。利用者さんが選曲しカラオケを行う。聴いている間   は手拍子や身体を揺さぶりリズムをとる様子が窺え午前中は穏やかに過ごせた。ワックス掛け   終了後センターから生活棟に戻った。
 
(4)夏の合同バスハイク
   @日時 平成18年8月12日(土)13時00分 〜 15時00分
   A場所 風土記の丘   
   B内容 参加利用者29名 ・ 職員7名 到着すると雷が鳴り怪しい雲行きになった為、最初   に記念撮影をして園内を散策後、芝生の上で間食を食べた。結局、雨に降られることもなく、   暑い中でしたが、みなさん落ち着いた様子で散策できた。
 
(5)FOX塗装   
   @日時 平成18年10月4日(水)13時45分〜16時00分
   A場所 FOX屋根以外の内外の壁面及び床、スロープ、階段
   B内容 参加職員6名 センター技術室から軽トラックに準備物を積み込みFOXへ移動。塗   装前にFOX内の物品を屋外に全て搬出しホコリやゴミを全員で除去。それぞれ担当を分担。   屋内壁面・床、屋外横と後ろ壁面、スロープ、階段、上から下へ塗装していった。塗装回数は   1回。片付けは、夕方から翌日にかけ雨が降り乾くのが遅れた。2日後10月6日午後、室内   の床の乾きが悪く、布で拭いて終了。FOX内外の物品を元の位置に返した。
 
(6)草刈り(2回目)
   @日時 平成18年10月 7日(土)7時00分 〜 10時00分
   A場所 県道39号線 水路沿い山側約2m範囲と水源井戸周辺
   B内容 職員9名 範囲が広い水路の草刈りは、経験者を所々に配置。
            時間的配分を考えながら進んだ。大体の時間内で終了。
 
(7)1 一斉床洗浄、ワックス掛け
   @日時 平成18年12月30日(土)午前9時30分〜15時30分
   A場所 ともえ学園・療育センター
   B内容 職員24名
   スムーズに掃除が進んで行くように、前日の掃除道具の準備や空間の確保(物品の移動)目張   り等を確実に行ってもらった。その結果スムーズに進んで良かったと意見をもらう事が出来た。   又、ドライワイパーを増やして頂き、丁寧な吸い取りにより、から拭きがとても楽に行えた。   から拭き今回はモップを利用し負担は軽減されたように思った。 厨房の掃除については、半    日だったのを、午後も入れた事によってかなり掃除がはかどった。
 
   2 全体活動  
   @日時 平成18年12月30日(土)9時30分〜14時00分
   A場所 療育センター
   B内容 参加利用者 26名)職員:午前、午後各3名  
   ワックス掛け中、センタープレイルームで過ごす。センターのプレイルームに移動した際、ス   トーブの準備(点火)が遅かったこともあって、室内が暖かくなるまで、時間が掛かった。セ   ンターでカラオケをして過ごして頂いた。多くの方が、マイクを持たれてカラオケを楽しまれ   た。皆さん落ち着いて穏やかに過ごされた。14:00レインボー、はなまるの生活棟のワッ   クスが乾き、生活棟へ戻る。
 
(8)合同初詣
   @日時 平成19年 1月 3日(水)14時00分〜15時30分
   A場所 知波夜比売(ちはやひめ)神社
   B内容 利用者26名 職員8名  天候が良く、ぼぼ予定通りに実施する事が出来た。他の利   用客はまったく無かったので、参拝と集合写真の撮影をゆっくりと行えた。賽銭もほとんどの   方が上手に投げ入れる事が出来た。時間にも余裕があり、慌てる事無くゆっくりと過ごせた。   
(9)餅つき、とんど
   @日時 平成19年 1月14日(日) 10時00分〜14時15分
   A場所 プレイルーム、駐車場横空き地
   B主旨 中国電力青年部主催の交流行事で学園との交流を楽しみました。
   C内容 中電の方に体調不良者が居られ、2名の方の参加を頂いた。利用者の方は餅つき、とん   ど共に安定して参加された。餅つきは参加者交代で行った。餅米を蒸す作業に手間取ってしま   い、時間通りの開始とならなかった。餅つきの間に中電の方とのレクリエーションを予定して   いたが、利用者さんの歌に変更。とんどは、年男の方に点火、他の参加者は見学とした。お餅   を焼くまでの時間、はなまるグループ以外のグループは散歩とした。
   D課題 昼食に時間が掛かり、13時には点火が出来るように利用者の誘導が出来なかった。昼   食時間との兼ね合いを検討する必要もあるのではないかと思う。
 
(10)節分祭
   @日時 平成19年 2月 3日(土)14時00分〜15時30分
   A場所 食堂
   B内容 参加利用者全員 職員当日出勤者  
   今回初めて全体としての取り組みだった。職員が鬼になり豆まきのゲームをしたり、節分にち   なんだ紙芝居を行ったりした。皆さんには節分の雰囲気を味わっていただけたのではと思う。                       
(11)成人を祝う会
   @日時 平成19年 2月 4日(日)午前11時00分〜11時30分
   A場所 センタープレイルーム
   B内容 成人者2名 利用者全員 ともえ親の会会長 ご家族 職員当日出勤者  
   ◎成人者2人の紹介
   ◎お祝いの言葉
   ・園長・ともえ親の会会長 ・利用者代表 ・成人者のご家族(一ご家族不参加にてメッセージ    を係のグループ職員が代読)
   ◎祝電披露(理事長からの祝電)  司会   
   ◎記念品授与…(運動靴)     園長
   ◎誓いの言葉、謝辞 成人者
   ◎終了
    スムーズな進行と緊張感のある成人式となりました。テーブルへ白いテーブルクロスを掛け、   成人者の方は皆さんから見える位置に席を設けました。胸には手作りのバラの花を付けて頂き   良い雰囲気で行うことが出来ました。参加多数の中で成人されたお二人の緊張した様子は窺え   ましたが、式の間中、凛として席に座られていました。引き締まった良い式になったと思いま   す。式終了後は紅白まんじゅうがその場で配られ、和んだ雰囲気に変わり参加された利用者の   方も皆さん落ち着いて最後まで無事滞りなく行事を終える事が出来ました。
(宮ア静美)
6 対外行事
 他施設や地域の人々との交流と親睦を深めると共に地域社会の理解を深める事を目的に実施。
(1)西部ブロック親善球技大会
   @日 時  平成18年5月21日(日) 10:00〜16:00
   A場 所  吉田運動公園
   B参加状況 
     利用者  ゲート通し (団体)  トライアングル       3名
          ゲート通し (個人)  はなまる          2名
          卓   球 (個人)  はなまる          2名
          円形ドッジ       はなまる          9名
                      トライアングル       1名
          フライングディスク   はなまる          4名
    職員       ◎実行委員                  1名
            ◎審判員                    2名
             ◎支援職員   フライングディスク      2名                            ゲート通し          2名                            円形ドッジ           2名                            卓球              1名                        参加利用者全員 21名     支援職員 7名
   C結 果  当日暑い中ではありましたが、皆さん普段と変わりなく自分のペースで力を発          揮できていました。他施設との交流も出来てよかった。 
         卓球の部          2位
         フライングディスク7mの部 1位、3位
 
(2)2006ボウリンピックinおのみち
    @日 時  平成18年12月 2日(土) 7時30分〜15時30分
    A場 所  尾道ニューボウリングセンター
    B参加者  トライアングルグループ            1名
          はなまるグループ               3名
    C参加状況 参加された皆さんボウリングの球を投げたり両手で転がしたり、様々でしたが、          スペアやストライクが出ると大きな声がでて、楽しんでおられました。
          とび賞         40位
 
    今年度も地域に出向いて大きな大会に参加させて頂きました。他施設の関係者をはじめボラ   ンティア、地域の皆様方からは温かい支援もあり、とても貴重な時間と関わりが持てました。   次年度も行事を通して地域、他施設の皆様と関わりをより一層深めて行いたいと思っています。(宮ア静美)
 
7 外泊
定例外泊                 
  4月29日(土) 〜 5月 5日(金) ゴールデンウィーク 48名
  8月10日(木) 〜 8月17日(木) お盆        46名
  12月29日(金) 〜 1月 5日(金) 正月        49名
  3月30日(金) 〜 4月 6日(金) 春         39名
 それぞれ約1週間の外泊とし、日付は固定して動かさないこととした。広島、福山、呉、大竹方面への送迎を実施した。   
 定例外泊以外にも、随時、保護者の希望により外泊を実施している。
(井手迫俊彦)
 
8 医療
具体的重点事項
 1 健康管理、検査の徹底
 2 疾病の早期発見と早期治療に努める
 3 歯の健診、治療の徹底
 4 感染症対策を充実する
 
感染症対策の充実に取り組んだが、残念ながら2月の後半になってインフルエンザ患者が発生した。どのグループでも発生し、罹患者は利用者の約三分の一に及んだ。個室で静養することが理解できず罹患者の生活場所の固定がうまくできなかった。又、職員による食事や入浴などの支援がどのグループにもおよび、感染源となったことも考えられる。ワクチンの予防接種が功を奏したのか殆どの人が38度前後の発熱だけで治まり大事に至らなかったのは幸いである。利用者の疾病の早期発見と共に、職員の健康管理についても、細かな指導や予防の啓発に取り組むことが大切であると思われた。
 誤飲による重大事故が発生し、救急処置や地域医療との連携、物品の保管・管理についてあらためて日頃の危機管理の大切さを痛感させられた。今後二度と事故が起きないよう猛省し、万全の対策を検討して取り組んでいきたい。
訓練や体験を積んでいくことが大切であるので、掃除機用吸引ホースを掃除機にセットし、食堂へ配置して誤嚥の救急処置訓練を実施、吸引の練習を重ねた。又、AED(自動体外式除細動器)を購入、AEDに実際に触れてみていざというときにスムーズに取り扱うことが出来るよう、全員がカバーを開けて手順を確認した。118番という人工呼吸器ユニットを使用し、全職員が人工呼吸を実施する仕組みを体験した。職員の意識を高めるため、今後もいろいろな体験や訓練をセットしていきたい。
内科疾患の方のフォローアップや生活習慣病対策も引き続き行い、検査の充実や衛生管理を徹底していきたい。
なんら誘引なく、骨折の受傷が続いた。転倒など事故の原因究明を何気ない日常生活の中から見つけ出す視点を涵養する必要がある。骨折をはじめとする受傷の原因について、いつも新鮮な気持ちで「気づき」を共有できる保健・衛生環境の整備に組織が一丸となって努めたい。
徐々にではあるが高齢化も進み、体力の低下が懸念されている。運動不足にならないよう午後の日課には散歩などを取り入れて、歩くことで体力の維持、ストレスの発散となるよう実施している。
                                (吉長成恭、井手迫俊彦)
  
9 栄養食生活
《はじめに》
 衛生管理に留意しながら利用者の嗜好の尊重、旬の食材の利用や暦の行事食の取り入れによる季節感のあるメニューの提供、また個々に応じた細やかな配慮のある食事作りに努めた。
〈栄養量〉
 生活活動強度は「やや低い」を用い、目標量と実質摂取量は次の表のとおりであった。

   










 

 

目標量

実質摂取量

エネルギー(kcal)
たんぱく質   (g)
脂質      (g)
カルシウム  (mg)
鉄      (mg)
ビタミンA   (IU)
ビタミンB1  (mg)
ビタミンB2  (mg)
ビタミンC   (mg)
 

 2,250
    69.0
    62.0
   600
     7.5
 2,500
     1.23
     1.37
   100
 

 2,270
    76.4
    67.6
   629
    10.7
 2,395
     1.98
     1.28
   117
 
〈食事形態〉
 常食・刻み食・粥食・ミキサー食・低脂肪食・糖尿病食・エネルギー制限食を利用者に応じて提供した。
〈希望メニュー〉
 利用者の嗜好を取り入れるため、誕生日に利用者の希望のメニューを提供した。
4月:「カレーラーメン」「お好み焼き・コーヒーゼリー」「鶏足」「かつ丼」「天丼」「海老フライカレー・コーヒーゼリー」
5月:「ラーメン・コーヒーゼリー」「チャンポン麺・コーヒーゼリー」「コロッケ」
6月:「ちらし寿司」「ギョウザ・コーヒーゼリー」「カレーライス・コーヒーゼリー」「フライドチキン」
7月:「ポークステーキ・フルーツゼリー」「ギョウザ・コーヒーゼリー」「焼き肉・コーヒーゼリー」「チキン南蛮・フルーツ白玉」「シチュー・プリン」「かつ丼・コーヒーゼリー」
8月:「カツカレー・プリン」「天ぷらそば・コーヒーゼリー」「ハヤシライス・フルーチェ」「とんかつ」「かつ丼・コーヒーゼリー」「カツカレー・フルーツ缶詰」「醤油ラーメン・シーフードサラダ・コーヒーゼリー」「ハンバーグ」」
9月:「ラーメン・コーヒーゼリー」「肉うどん・杏仁豆腐」「カツカレー・プリン」「とんかつ・コーヒーゼリー」「月見うどん・プリン」
10月:「おでん」「ビビンバ」「チキンライス・プリン」「うどん・コーヒーゼリー」
11月:「肉うどん・フルーツゼリー」「海鮮丼・コーヒーゼリー」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「カツカレー・コーヒーゼリー」「ラーメン・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「ポークカレー・フルーツミックス」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「かつ丼・コーヒーゼリー」「空揚げカレー・コーヒーゼリー」「鳥足・フルーツヨーグルト」「ハンバーグ・フルーツ白玉」「とんかつ・プリン」
12月:「ハンバーグ・フルーツゼリー」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」」「カツカレー・コーヒーゼリー」「海老フライカレー・ポテトサラダ・コーヒーゼリー」
1月:「唐揚げ・コーヒーゼリー」「鰻丼・コーヒーゼリー」「味噌ラーメン・コーヒーゼリー」「とんかつ・コーヒーゼリー」「牛丼」
2月:「親子丼・フルーツゼリー」「唐揚げカレー・コーヒーゼリー」「カレーライス・コーヒーゼリー」「たらこスパゲティー」「ハンバーグ・コーヒーゼリー」「海老フライカレー・コーヒーゼリー」「醤油ラーメン・コーヒーゼリー」
3月:「カレーライス・コーヒーゼリー」キムチラーメン・コーヒーゼリー」
 
〈間食〉
 今年度は、全グループ統一して提供した。 
 4月〜 月曜日〜金曜日の午前コーヒーと菓子
     土日祝日活動休止日の午前コーヒー・午後コーヒーと菓子
 11月〜毎日午前コーヒー 午後菓子
〈正月料理〉
 毎年三が日は朝食の雑煮、そしてお節料理を提供し、今年度も実施した。
 今年度は「鍋料理」も提供し、普段とは違った形式で、穏やかな雰囲気の中で食べて頂くことが出来た。
〈まとめ〉
 食べることは日々の生活で楽しみの一つである。心豊かな時間を過ごしていただくためには、物理的環境だけではなく雰囲気重要であると改めて感じ、今後も取り組みたい。 また限られた人員と機械器具のなかで来年度も衛生管理に留意し、利用者の生活習慣病予防を考慮しながら多彩なメニューを提供したい。
(後田喜代子)
 
10 事務
   今年度も、次の三つの目標を掲げた。                     
  1.外来者に対して常に明るく笑顔で接し、適切且つ迅速な応対に心がける。    
  2.電話受付では明確な応対に心がけ、速やかに関係部署に報告する。       
    ・緊急な事柄は速やかに口頭あるいは電話で報告する。            
    ・その他パソコンのサイボウズを利用して全員あるいは関連部署に配信する。  
  3.事務の正確かつ迅速な処理を行い、学園内外の連絡調整を徹底する。特にメールの送受信が    可能な組織にはインターネットを利用し、迅速な処理を行う。       
                                         
   業務の内容としては下記のとおりである。                   
  1 事務                                   
    支援費の請求、窓口での受付、入退所の手続き、利用者療育手帳・保険証・受診券の管理、    各種印刷物の作成、各福祉事務所・行政機関との連絡調整、その他     
  2 庶務                                   
    文書収受・発送、福利厚生、利用者預金管理、コピー機・コードレスホンの管理、その他 
  3 経理                                   
    財務会計処理、親の会会計、物品購入、職員給与計算、調査統計、出張命令稟議作成、その    他                                  
                                         
   上記の業務については社会福祉法人ともえ会の諸規則、ともえ学園内規を基本として日々行っ  てきた。                               
   これからも原理原則を基本に、職員、利用者に信頼され、厳正でかつ平等に日々遅滞なく確実  に遂行していきたい。                         
(古栗 慎・岡 綾子・今中智美)
 
11 見学者                               
 電話での依頼により、見学日、内容等の希望を聞き、行事予定表に沿って日程調整を行った。  
 特に、利用者の生活棟の見学については、利用者への影響や、プライバシーの保護を優先し、時間帯をずらせたり時には見学を中止したりなど十分な配慮を行い実施した。
見学受入日                                  
平成18年 7月21日    2名    一般(入所希望)
      8月19日    3名    一般(入所希望)
      8月28日    4名    一般(入所希望)
      9月 9日    3名    一般(入所希望)
     10月11日    3名    一般(短期入所希望)
     10月18日    3名    一般(入所希望)          
     12月17日    3名    一般(入所希望)
                                       (古栗 慎)
 
12 営繕
 @目 的  ・生活の場としての快適空間の実現、改善を目指す。
       ・不良箇所の早期復旧作業を実現する。
 A内 容  ・不良、破損箇所について、可能なところは出来るだけ自分たちで修繕に努めた。以        下、補修箇所。
         ☆トライアングル
          女子トイレの壁
          リビング前の通路の壁2箇所
          リビング横共用トイレ壁3箇所
          倉庫前の壁
          居室の壁
          各居室放尿によるシートとサッシの隙間シール処理     
         ☆厨房
          主調理室、調理台シール打ち替え
          下処理室のビス穴
          前室防水板撤去後、巾木と床シート貼り
         ☆レインボー
          洗面所壁4箇所
          居室壁
          リビング壁
          廊下壁
          トイレ内の壁
       ・大きな改修については、業者に委託した。    
 Bまとめ  ・徐々に破損箇所が増え、修繕痕が目立つようになってきた。壁の破損は板を張る事        で修繕としていたが、後半期は壁材を埋めかえることとした。壁材を埋めかえること        が望ましいとは思うが手間と時間がかかるため、まとまった修繕時間が取りにくかっ        た。
       ・係として、不良、破損チェックが不充分で復旧が速やかに出来なかったことが反省点        である。
(藤井智市・魚見敏満・有田貴之)
 
13 あいさつ運動
 「あいさつ」・・・言葉にすれば簡単であるが、習慣が付いてないと、日常的に出来てない状況がある。しかし社会生活を営む上での最低限のエチケットであり潤滑油である。明るい職場、楽しい職場にするため、積極的に推進していきたい。
 目 標  
 「お互いに、何時でも、どんなときでも、顔をみて笑顔で挨拶しましょう」
 計画
1 職員同士の挨拶を徹底する。
 朝の挨拶も含め、勤務時間滞は、「お疲れさま、ご苦労様」の声掛け運動を徹底する。
 職員室に「あいさつ運動」という貼り紙をする。
2 利用者の方とのコミニケーションをはかる。
 司会者による学園訪問時には笑顔で挨拶をするようにサイボウズで周知をする。
3 職員一人一人の自覚を促す為に。
 一週間毎に3人ずつ笑顔写真を職員室はり、より積極的に挨拶を行ようにした。
反省・まとめ
 12月より顔写真つきポスターを貼り1週間ごとの挨拶係を決めたが、取り掛かる事が遅くなった。
(藤川幸子・有田貴之)
 
14 ゴミゼロ運動 
 
 施設内外の美化を目的とし、清潔で快適な環境の提供と美化意識の向上を図る。
 
 取り組み
 ・毎月第4土曜日の15:30から20分間を活動の時間とした。
 ・事前に場所と内容の周知をメールで行い、当日朝礼でお願いをした。
 ・各グループから1名、事務所・厨房・看護から1名、ゴミゼロ運動係1名の5名で清掃を行った。
 
 掃除場所
   5月27日 各部署より5名の参加。玄関廻りのガラス拭き及び周辺の清掃。
   6月24日 各部署より5名の参加。会議室の片付け及び清掃。
   7月22日 各部署より5名の参加。職員用下駄箱の清掃。
   8月26日 各部署より5名の参加。厨房横ゴミ倉庫の清掃。
   9月30日 各部署より5名の参加。玄関のガラス拭き及び周辺の清掃。
  10月28日 各部署より5名の参加。厨房横ゴミ倉庫の清掃及び整頓。
  11月25日 各部署より5名の参加。男女各ロッカー室の清掃。
  12月22日 各部署より5名の参加。食堂の窓ガラス拭き。
   1月27日 各部署より5名の参加。食堂の窓ガラス拭き。
   2月24日 各部署より5名の参加。食堂入り口及び職員下駄箱の清掃。
   3月24日 各部署より5名の参加。玄関廻りのガラス拭き及び周辺の清掃。
 
 まとめ
 ・各部署の理解と協力のもと、予定通り行う事が出来た。今後も美化意識を持つことを学園全体で  意識し、より清潔な環境を保っていけたら良いと思う。
                            (松浦郁代・岡下チエミ・渡邊 武)
 
15 寝具
 毎週日曜日に寝具の発注用紙を記入。
 火曜日に寝具の搬入があり、その後リネンの係りが在庫の確認を行い調整をする。
 各グループへの出庫・在庫枚数の確認を、確実にする為にリネン台帳を作りリネン室に置く。
 不潔リネン室に、業者より麻袋を置いてもらい、麻袋にて回収してもらう。
 血液・便の付着した掛・敷布団・毛布は洗わずに小さく丸めて1枚ずつナイロン袋に入れ出し回  収してもらう。
 7月に掛け布団から毛布に変更
 10月に毛布から掛け布団に変更
◇反省
 ・伝票記入の方法が徹底できていなかったので、伝票記入の方法を説明しなければいけなかった。
(山地恵子・若床まゆみ・相川敦美)
16 食生活
 目的  
 ・食堂の環境整備、清掃、備品の管理をおこない、毎日の食事を美味しく気持ち良く摂っていただ  ける快適な空間を提供する。
 内容
 ・状況に応じ席の配置を見直し、全職員にサイボウズ使用し周知した。
 ・毎週日曜日に各部署より1名ずつ集まり、汚れている箇所を清掃した。
  チェック表を作成し確認した。
 ・毎週エプロンの洗濯を行った。
 ・食堂入り口での手指消毒の徹底を行った。
 ・手指消毒用ウェッシュクリーン・タケックスクリーンの補充を行った。
 ・下膳場所に棚を設置した。
  課題
 ・楽しく食事をしていただけるよう、FMラジオのBGM提供する。
 ・季節にあった飾り付けなどを行い、楽しく落ち着いた雰囲気で食事をしてもらうようにする。
 ・窓や壁、椅子などの清掃を徹底する。         
(木村美代子・堂西美保・岩岡直幸)
 
17 入浴洗濯係
 取り組み
 ・利用者が安心して使用できる浴室の環境整備や洗濯室全般の管理を行った。
 内 容
 ・毎月グループ会議のない土曜日の午後、各グループより1名の参加で浴室内の清掃を行った。
 ・毎週日曜日の午前、早出職員が洗濯物畳みの後、洗濯室内の清掃を行った。
 ・洗濯室の換気扇・ドア上部の網戸の清掃(月1回以上)を行った。
 ・入浴介助割当表を作成し、当日の勤務者に役割分担を伝えた。
 ・職員室のロッカーへ、柔軟剤・洗剤・漂白剤の予備を保管した。
 ・消耗品のチェックリストを作成し、残数を確認しながら物品購入をした。
 ・各グループ入浴後に、浴室床の掃除を行った。
 ・脱衣室の椅子やタオル置き場の配置を変更し、広く使えるようにした。
 ・出入り口に、のれんを設置しプライバシーに配慮した。
課題
 ・掃除時間があまりとれず、掃除が隅々までおこなえなかった。
 ・不足物品の補充などが迅速に行えていなかった。物品の把握と連絡を確実に行う必要があった。
(山野本恵美・場修治・竹間和輝)
 
 
18 実習
 受け入れ状況
















 

   学  校  名

人 数

    期    間

関西外国語大学短期大学部

  1 

平成18年8月21日〜8月25日

キャピタル国際福祉専門学校

  1 

平成18年9月 1日〜9月 5日

国際医療福祉総合学院

  2 

平成18年10月16日〜10月25日

キャピタル国際福祉専門学校

  2 

平成18年12月 5日〜12月15日

徳島文理大学

  1 

平成19年 1月29日〜 2月 8日

徳島文理大学

  1 

平成19年 2月10日〜 2月20日

岩国短期大学
 

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平成19年 2月23日〜 3月 4日
 
 
 同性で2名を基本とし受け入れを行った。事前にオリエンテーションを行い、利用者の特徴、障害特性を説明し、施設見学を行ってもらった。自閉症について説明してあるビデオを貸し出し事前学習をしてもらい、実習に参加してもらった。
 配属部署について、最初は5日間で配属部署を変更していたが、5日間で変更するのは実習生にとって負担になる為、オリエンテーションを行った上で協議、判断し配属部署を決定するように変更した。
(岩戸洋三、藤井智市、有田貴之)
19 日課
  @目的
   ・個々に合った作業を取り入れることにより張りのある生活へ繋げる。
   ・達成感や楽しみを感じてもらえるように活動の内容を工夫する。
  A内容
   いきいきクラブ 12名
   ・野菜作り〜さつまいも、ねぎ、にら、つまみ葉大根の栽培。
   ・和紙作り〜広告を細かくちぎったものを材料にして和紙を作る。
   ・工芸〜型切りした木片を磨いて製品にする。
   きのこクラブ 17名
   ・しいたけ栽培〜ホダ木の伏せ込み、水槽浸け、ホダ場の整理。
   クリーンクラブ 8名
   ・掃除〜生活棟と療育センターの掃除。
   ・衣類たたみ〜洗濯済み衣類をたたんで仕分ける。
   ウォーキングクラブ 5名
   ・学園周りのウォーキング。
   グリーンクラブ 16名
   ・草集め、落ち葉集め。
   フラワークラブ 10名
   ・園芸、しいたけの植菌、花壇とグランドの管理。
  Bまとめ
   作業としての各グループでの取り組みに変わり、今年度より新たに3グループ全体でのクラブ   活動を行った。初めは各クラブに分かれての参加にも時間を要し、実際の活動時間がなかなか   とれなかったが、回を重ねる毎にスムーズに参加できるようになり充分な活動時間がもてるよ   うになった。芋作りはいきいきクラブで行ったが収穫は利用者全員で出来き、クラブ活動を通   して良い経験になったと思う。また、収穫後には月例会で焼き芋として提供でき、クラブ活動   の中で育てたものが味わってもらえて喜んでもらえたのでよかったと思う。今後も活動の内容   を工夫していきたい。 
(黒田みゆき、山下 誠)
 
20 防災                           
◇災害発生時は、速やかで適切な対処となるよう危機管理体制を充実させる。
◇消防訓練を反復し疑似体験を積むことを重要とし訓練を積む。
 
1.防災研修会の実施
 利用者不明時の対応、消防関係の内容で基礎知識を身に付ける事を目的とし実施した。
 ・5月:前年度中途採用職員と異動職員と新任職員の個別研修の実施
   対象  前年度中途採用職員     場修治、若床まゆみ、魚見敏満、今中智美
       異動職員と新任職員     加藤礼子、森 暎二、岡下チエミ、竹間和輝、相川敦美
 
2.通報の変更
 119番通報から非常通報装置使用に変更し、非常通報装置の通報先変更。
 ・ともえ学園火災時通報先 1,こじか荘 2,園長 3,こじか荘施設長 4,事務長 5,こじ  か荘事務長〜
 (姉妹施設との連携) 
 ・こじか荘火災時通報先  1,ともえ学園 2,こじか荘施設長 3,園長 4,こじか荘事務長  5,事務長〜
 ・非常通報連絡を受けた事業所の対応者は、メールを作成し「ともえ会らくらく連絡網」で一斉に  携帯電話にメールを送信する。
 ・何らかの事情でメールが送れなかった場合は2番目以降の人が対応する。
 ・メールが届いたら、可能な限り協力する。
 
3.吸引掃除機使用訓練
 ・12月 吸引のズル購入し専用掃除機に取り付け食堂に設置。
 内容:食事中などで、喉にものを詰まらせた場合のために、吸引ノズルと専用掃除機を整備。
 食堂の手洗いの下に、いつでも使用出来る状態で保管。毎月随時訓練を行っていった。
 
4. 人工呼吸器ユニット118番、AED
 ・3月から、いざという時だれでも使用出来るように、「人工呼吸器ユニット118番」と 「A ED」を職員室に常置、毎日朝礼時確認。
 
5. 消防訓練実施状況(☆は防災リーダー)
  @ 4月24日(月) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  A 5月19日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆香川 野曽原 岩戸
  B 6月16日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆片原 山地 魚見
  C 7月14日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆藤田 有田 渡邊
  D 8月 8日(火) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆塚本 泉  荒瀬
  E 9月12日(火) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  F10月13日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆達中 藤井 若床  
  G11月17日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆藤田 黒田 渡邊
  H12月22日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆山下 山野本 堂西
  I 1月18日(木) 昼間の総合訓練   訓練者:全員
  J 2月 9日(木) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆木村 福永 竹間
  K 3月23日(金) 夜間想定総合訓練  訓練者:☆田 中田 有田
□消防設備点検 年2回
(宮ア静美)
 
21 研修
 5月
 ビデオ研修を行う。「自閉症者の自己実現を目指して」及び「自閉症の子どもたち バリアフリー を目指して」のビデオテープ及びDVDを貸し出し、感想文を書いてもらった。
 その他
 ・出張研修報告書・出張内容報告書の内容確認、サイボウズでの周知及びファイル綴じ。
 ・個人情報保護法に基づいた課題をサイボウズで周知した。
 結果・課題
  ビデオを観て、自分の行動を振り返る為に必要であったように感じた。出張研修報告書・出張内  容報告書の内容を表示することで、出張者以外の方への情報提供を行えた。
(山下誠 渡邉加代子 塚本博志)
 
22 掲示
 今年度も、多くの各方面から、広報誌や、情報、案内が送付されて来ました。パソコンで全職員に掲示物を案内し10日間掲示して、ロッカーに保存しました。半年に一回のペースで事務所にて確認してもらい処分してもらった。掲示物には掲示期限の日を書いて随時係りが確認し、取り外しを行った。掲示場所も広いスペースでの掲示が可能になり、詰めて貼ることもなくなり、綺麗に間隔等なども配慮出来、見やすい環境を作った。
まとめ
 新聞などは洗濯ばさみをつかいすぐにとれやすいようにみやすく掲示した。以前は5日間の掲示だったが掲示物が多い時には5日間ではゆっくりと見てもらうことが出来ない事や、貼る場所の確保が難しい為、10間の掲示にした。10間の掲示にする事により職員にもゆっくりと見てもらう事ができた。    
(日坂悦子・岩戸洋三)
 
23 親の会係
《概要》
 ともえ学園入所者の保護者で組織されたものが「ともえ親の会」であり、事務局は親の会係として職員が担当しており、以下親の会の活動を紹介する。
(事業)
1.定例総会の開催
  平成18年5月28日(日) 於:ともえ学園療育センター 48家族、63名参加
  平成19年3月 3日(土) 於:ともえ学園療育センター 47家族、61名参加
2.役員会の開催
  ◇1回目 平成18年5月28日(日)於:ともえ学園療育センター
    9名出席(園長、福永含む)
  ◇2回目 平成18年6月18日(日)於:ともえ学園療育センター
    9名出席(園長、福永含む)
  ◇3回目 平成18年7月16日(日)於:ともえ学園療育センター
    8名出席(達中含む)
  ◇4回目 平成18年11月19日(日)於:ともえ学園療育センター
    9名出席(園長、福永含む)
  ◇5回目 平成19年3月3日(土)於:ともえ学園園長室
    8名出席(園長含む)
3.福利厚生…香典、弔慰金、生花、傷病見舞金、餞別の贈呈。
4.AIU損害賠償保険への加入継続。損害賠償金の支払い。
5.入院時の付添看護料の贈呈。
6.会員便覧の発行…平成18年5月1日発行
7.親善球技大会の見学、応援 平成18年5月21日(日)
   於:吉田運動公園  
8.美化研修会の開催…平成18年6月18日(日)於:ともえ学園療育センター
  「障害者自立支援法について」三次市まごころ福祉室主任主事 藤原浩示氏
                            47家族61名参加
9.美化茶話会の開催…平成18年11月19日(日)於:ともえ学園療育センター
  「学園美化活動とグループ別茶話会、全体会」  47家族60名参加
10.懇親会の開催…平成19年3月3日(土)於:三次グランドホテル
                    家族、50名参加。学園職員23名参加
11.例会の開催
  平成18年7月16日(日)於:ともえ学園療育センター  48家族、76名参加
12.お楽しみ会の開催
  平成18年7月16日(日)於:ともえ学園療育センター  48家族、76名参加
13.河内ふれ愛祭り… 平成18年11月5日(日)於:河内公民館
  「リサイクルバザー」の実施。保護者8名準備に参加
14.外泊の受け入れ、援助
  ◇平成18年 4月29日(土) 〜 平成18年 5月 5日(土)
  ◇平成18年 8月10日(木) 〜 平成18年 8月17日(木)
  ◇平成18年12月29日(金) 〜 平成19年 1月 5日(金)
  ◇平成19年 3月30日(金) 〜 平成19年 4月 6日(金)
15.親子レクリエーションへの参加
  ◇はなまる    平成18年10月14日(土)20家族、27名参加
  ◇レインボー   平成18年10月15日(日)15家族、25名参加
  ◇トライアングル 平成18年10月22日(日)16家族、28名参加
感想・今後の課題
 美化作業では道具不足、掃除場所の人員配置などで保護者の方が戸惑っておられ、スムーズにわかりやすく作業ができるように工夫が必要だと思った。アンケートを記入して頂く方法も工夫した方がよいと思った。これからも親の会行事がスムーズで円滑に行われるよう事前の準備、段取りをしっかりしていきたい。                                   
(福永真也・達中久恵・山野本恵美)
 
24 ボランティア
 今年度もボランティアグループみよしの皆様のご協力により、衣類補修、台拭き縫い、アイロン掛けをして頂きました。使い慣れないミシンで扱いに少々手間取っておられましたが、多種類の縫製にも丁寧に綺麗に仕上げて頂きました。
(受け入れ状況)
6月 7月 10月 11月 1月   3 月
地域名 十日市 河内 田幸 川西 神杉 川地 酒屋
参加人数 4名 5名 5名 5名 4名 5名 5名
 
(野曽原光裕、荒瀬好司、泉 富士江)
 
25 人権委員会
 人権擁護の推進と啓発を次のように行った。
 
1.年間目標
  ・人権侵害にならない言葉づかいを身につけ、対人援助技術の向上を目指す。
  ・体罰を用いた処遇は行わない。
  ・プライバシー保護への配慮をする。
2.具体的重点目標
  ・昨年度に引き続き利用者の呼称は「さん」付けで統一する。
   職員間も「さん」付けで統一する。
   園長、事務長、部長、課長については、名前の後に職名をつけて呼ぶ。
   職名が敬称になるので、さらに「さん」はつけない。
  ・利用者の衣類は季節に合った物、誰が見てもおかしくない物を着用する。
  ・声掛けは命令口調、威圧的にならないようにする。(特に食事介助、入浴介助、活動時間のよ   うにグループが混ざっていたり、人数が多いとき)
  ・叩いたり蹴ったりはもちろん、正座をさせる等権威的にならない。
  ・同性介護に努め、居室への出入りはノックをし許可を得る。
  ・利用者に呼ばれたら必ず返事をする。
3.取り組み
  ・利用者、職員ひとりづつに対しての「良いとこ10箇条」を作成した。
  ・グループ会議の時にテーマを決めて話し合ってもらった。
    7月〜「風呂介助について」・8月〜「食事援助について」・9月〜「活動について」
    11月〜「人権について」
  ・2月、サイボーズにて「確認しよう!禁止事項1,2」を職員全員に周知した。
その時に事例をあげ、皆さんからいろいろな意見を出してもらった。
4.まとめ、今後の課題
   年々人権に対する意識は職員全員高まってきている。しかしながらまだ問題点もたくさんある   のが事実だと思う。定期的にグループなどで話し合い、意識していくことも大切だと思うが
もっと個人的にも人権に対しての高い意識をもつ必要があるのではないかと思う。
(中田和弥・宮ア静美・井手迫俊彦・達中久恵・山野本恵美)
 
26 朝礼
 早出職員を含めて日勤者全員が職員室に集まり、9時より実施した。身嗜みのチェック、から始まり、園長、事務長、支援部長、トライアングル、レインボー、はなまる、看護課長、栄養課長、事務、厨房、全体係、その他からの報告などを行った。           
(古栗 慎)
 
27 運営会議
 各部署の代表者で構成され、毎月、第一水曜日に実施した。           
 会議では、利用者主体の指針を見失わないように、問題提起、課題検討、日程調整等を行い、施設のより円滑な運営と利用者サービスの向上を目指した。        
 日々の情報は速やかにパソコンで流され報告等が削除されることにより、必要な内容を掘り下げて討議できるようになった。会議後は速やかに運営会議録をまとめ、即日パソコンに保存して全員に周知した。                       
(古栗 慎)
 
28 ともえ通信
 ともえ通信の編集発行と、平成17年度の事業報告書の編集発行を行った。
 事業報告書は、年度末から原稿を集め、全てを学園のパソコンに入力した。
 ともえ通信は、毎月1日に217号は342部、218号は94部、219号から92部発行し、 保護者、理事、評議員に配布し、行政、他施設等はインターネットで見ていただく。
 
○毎月の見出しについて、以下に示す。
◇5月1日発行 第217号  @4月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    Cお知らせ D職員自己紹介 E行事予定 F編集後記
◇6月1日発行 第218号  @5月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    C職員についてお知らせ D午前活動新スタート E行事予定  
               F編集後記
◇7月1日発行 第219号  @6月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    C親の会美化研修会 D行事予定 E編集後記
◇8月1日発行 第220号  @7月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    Cお楽しみ会 D行事予定 E編集後記 
◇9月1日発行 第221号  @8月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    Cともえ親の会からお願い D大掃除 E合同バスハイク                   F行事予定 G編集後記
◇10月1日発行 第222号  @9月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    Cご逝去のお知らせ D珍道中出張報告 E行事予定 
               F編集後記
◇11月1日発行 第223号  @10月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    B中国地区親善球技大会 C行事予定 D職員についてお知らせ
               E編集後記
◇12月1日発行 第224号  @11月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー
               C月例会 D新しい利用者さん E職員自己紹介 F行事予定 
               G編集後記
◇1月1日発行 第225号  @行事予定 A各グループの近況 B一品メニュー                      Cボウリンピック D利用者の方についてお知らせ E編集後記
◇2月1日発行 第226号  @1月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    C新しい利用者さんD餅つき・とんど Eあいさつ運動 
               F職員についてお知らせ G行事予定 H編集後記
◇3月1日発行 第227号  @2月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    C成人を祝う会 D職員の慶事について E職員自己紹介
               F行事予定 G編集後記
◇4月1日発行 第228号  @3月の思い出 A各グループの近況 B一品メニュー                    C定年を迎えて D退職職員についてお知らせ 
               E職員の慶事について F行事予定 G採用職員についてお知らせ
               G編集後記
(片原陽一 渡邊 武 泉 富士江)
 
29 安全運転管理者
1.目 標  
  ・交通安全に対する意識を高め、交通ルールの遵守と人に優しい交通マナーを実践し交通事故、   交通違反を防止する。
  ・車輌の点検、整備を実施し車輌の故障、整備不良による事故が発生しないよう注意する。
2.実 施
  ・トライザセーフティinひろしまへ8チーム参加
  ・安全運転啓発の図書を掲示
  ・各季の交通安全運動の周知
  ・冬期、冬用タイヤへの交換
  ・車輌の点検、整備を業者に依頼
 ◇整備状況
  ・軽トラック  広島41 と 3080  4月… 6ヶ月点検  10月…24ヶ月点検
  ・軽乗用車   広島50 に 3113  9月… 6ヶ月点検   3月…24ヶ月点検
  ・普通乗用車  広島530と 5130  6月… 6ヶ月点検  12月…12ヶ月点検
  ・普通乗用車   広島330さ 5130  7月… 6ヶ月点検   1月…12ヶ月点検
  ・マイクロバス 広島230さ 5130  6月… 3ヶ月点検    9月…3ヶ月点検
                      12月…12ヶ月点検    3月…3ヶ月点検
3.まとめ
  ・トライザセーフティinひろしまへ参加した8チーム中7チームが、150日間無事故、無違   反を達成する事ができた。
  ・大きな事故、違反もなく安全運転に努めて頂くことができた。
  ・定期的な車両点検を実施し、今後も整備不良による事故が発生しないよう注意をしたい。
(田孝康)
 
30 危険物取扱者
地下タンク貯蔵所の灯油漏れを未然に防ぐため法律で定められた点検を定期的に行っている。
毎月、掲示板、漏油検知管、通気管、消火器の有無等の点検を行った。
11月30日 年1回の定期点検を実施し、異常は見られなかった。
(後田喜代子)
 
 

        平成18年度 事業報告書

        平成19年6月1日発行

        発行人
        ともえ学園 (知的障害者更生施設)
         園長 前 岡 孝 司
          〒728-0002 広島県三次市西河内町250番地
         Phone 0824-62-5130   Facsimile 0824-62-1934
         E-mail : tomoe@p1.pionet.ne.jp
         URL   : http://www.pionet.ne.jp/~tomoe/