平成25年
●事故報告書                  過去の報告書はこちら


※残念ながら事故が発生します。
 どういうときに事故が起きるかということを全職員が共有し、二度と起こさないという決意と反省のために
 事故報告書を作成していますが、サイトで公開することによりご批判、ご指導を賜れば幸いです。

 
ご意見、ご感想などございましたら是非「メール」をお送り下さいますようお願いします。
 
平成25年の事故報告書を発生順に下から上に掲載しています。
発生日時 平成25年11月8日 金曜日  14時30分  天候:晴れ 
発生場所 三次運動公園
発生種別 利用者負傷
発生内容 バスドライブで三次運動公園に出掛け、ウォーキング中に小高い丘にあがり、降りようとしたところ勢いがつき自力では止まる事が出来なくなり加速したまま転けた。職員が支えたが、左頬と左手を強く打った。
推定原因 他の利用者さんが歩き始めた為、ついて行こうとしたところ坂道が急すぎて勢いがついた。
直後の対応 左手を押さえて地面に寝そべり、少し震えていた為、整形外科を受診した。
今後の対応 事故が起こりうるであろう場所では、職員の見守り、支援を強化する。
事故の経過 11月 8日(金) 15時10分 整形外科受診 消毒と軟膏の塗布。
11月 8日(金) 16時16分 ご家族に電話発信。状況報告。
11月11日(月)         傷口も癒えて完治

発生日時 平成25年11月6日 水曜日  16時40分  天候:晴れ
発生場所 浴室
発生種別 利用者負傷
発生内容 急いで浴槽をあがった際に、足を滑らせ手すりに顔面を打ち付けた。
推定原因 職員の見守りが手薄だったこともありお湯を飲み、注意をされた事で、その場からすぐに立ち去りたかったと思われる。
直後の対応 脱衣室で止血を行う。
今後の対応 浴室でのお湯飲み行為が無いよう湯船に浸かっている際には必ず側に付き見守りを徹底する。
事故の経過 11月 6日(水)整形外科受診3針縫合
          17:54 ご家族へ電話発信。状況報告。
11月 7日(木)整形外科受診
11月13日(水)整形外科受診、抜糸にて完治。ご家族に電話を発信、報告。

発生日時 平成25年10月23日 水曜日  0時25分  天候:晴れ 
発生場所 居室
発生種別 利用者負傷
発生内容 Aさんがリビングに出てこられ、夜勤の職員に血が出たと訴えられた。確認すると左眼瞼から出血が見られた。
推定原因 夜間に自室での放尿が見られていた。本人さんに聞くと、窓の所で滑って打ったと言われたため、尿で滑ったのではないかと思われる。
直後の対応 すぐに止血を行う。
今後の対応 夜間帯で自室に放尿することが多いため、定期的なトイレ誘導を行う。巡室の際、放尿が無いか確認し、放尿が見られた場合はすぐに清掃を行う。
事故の経過 ◇10月23日(水) 9:30 整形外科受診。左眼瞼6針縫合。
           13:50  ご家族へ電話を発信。状況を報告。
◇10月24日(木)11:00 整形外科受診。経過良好。
           14:00 ご家族へ電話を発信。受診の報告。
◇11月 8日(金)     自然抜糸にて完治。
           18:18 ご家族へ電話を発信。自然抜糸にて完治をした事の報告。

発生日時 平成25年9月29日 日曜日  17時40分  天候:晴れ 
発生場所 居室
発生種別 器物破損…テレビ
発生内容 BさんがAさんを殴っているとの連絡があり、生活棟へ行くと「Aがテレビを壊した」とBさんが言われた。確認するとテレビが床に落ちており破損していた。Aさんに確認すると自分が壊したと言われた。
推定原因 Aさんは以前もテレビを壊しておりテレビへの拘りが見られていた。また数日前からテレビについての発言も聞かれていたので、Bさんに注意され突発的に行ったのかもしれない。
直後の対応 壊れたテレビは撤去した。
今後の対応 普段との違いがあれば記録を残す。食堂でのパフォーマンス(踊ったり、転んだり)に対して注意ではなく、一緒に楽しむという反応など対応を変えてみる。
また、本人がなぜそのような行動にでるのかを探って行く。しかし、テレビについての発言があった場合はまた破壊行為が考えられるので確実に申し送りを行い、本人の様子観察を行う。
入浴時間に、生活棟へ職員が残り見守りを行う。
事故の経過 9月29日(日)テレビは撤去し、管理棟出直室の同型テレビを設置する。
  18:37 Aさんのご家族へテレビについての状況と支援不足をお詫 びし、AIU補償制度保険の申請をさせていただく事の了承をもら う。

発生日時 平成25年8月20日 火曜日  10時40分  天候:晴れ
発生場所 リサイクル棟
発生種別 傷害
発生内容 缶つぶしの活動中、Aさんが急にBさんの頭を缶つぶし器で叩く。
推定原因 叩かれる前、BさんがAさんの側で、缶つぶしをすることもなく、ブツブツと独語しながら座り込んでいたので、声が不快だったのかもしれない。
直後の対応 活動を終えすぐに看護師に見てもらう。その後クーリングしてもらう。
今後の対応 皆が作業している場所から少し離れた場所で缶つぶしを行う。職員1名は、見守りを行う。
事故の経過 8月20日(火)整形外科を受診する。頭頂部打撲(レントゲン撮影:異常なし)飲み薬が処方 (3日分) ・クーリングを行い安静にする。
         19:29 Bさんのご家族に電話を発信。受傷の経緯、受診での結果、本人の様子をお話しし支援不足をお詫びする。
         19:32 Aさんのご家族に電話を発信。他傷され相手が受診された事、レントゲンに異常なく相手も変わりなく過ごされていること、支援不足をお詫びする。
8月21日(水)クーリングを行う。様子に変わりはない。
8月22日(木)様子に変わりはない。
8月23日(金)服薬終了し、Bさんの様子に変わりはない。完治。

発生日時 平成25年8月20日 火曜日  5時30分  天候:晴れ 
発生場所 トイレ
発生種別 負傷
発生内容 頭部から出血していた
推定原因 リビングを点灯したところ、頭部からの出血を確認したが、さらに周りを確認すると、トイレ内(特に手洗い場)で血痕が沢山見られていたことからトイレで滑って頭を打ったか、水道で水を飲んでいる際に何らかの形で頭を強く打ったと思われる。
直後の対応 すぐに止血の処置をし、防災リーダに報告。
今後の対応 トイレ床が汚れており、滑ったことも考えられるため、定期的にトイレの床掃除を行う。
事故の経過 ◇8月20日(火)整形外科受診。受傷部分を1針縫合。
           ご家族へ電話を発信。受傷をされ、整形外科受診をされた事についての報告と支援不足のお詫びをする。
◇8月28日 (水)整形外科受診。経過良好にて抜糸 
           ご家族へ電話を発信。抜糸のために受診され、本日で完治されたことを報告する。

発生日時 平成25年7月31日 水曜日  7時00分  天候:晴れ
発生場所 居室
発生種別 器物破損…テレビ
発生内容 Dさんの点眼の支援中にCさんから「AさんがBさんのテレビを壊した」と報告を受ける。Bさんの居室に行くと、テレビを動かしたような形跡と破片が少しあった。コンセントを差しチェックするが、電源が入らなかった。Aさん本人からも「テレビを壊しちゃいけん」という発言もあり、Aさんが壊したものと思われる。
推定原因 壊す前に興奮はなし、他の利用者からからかわれる場面は見られていなかった。しかし、時計やテレビに拘ることがあり、何らかの要因がありBさんの居室のテレビに拘ったと思われる。
直後の対応 「日勤者が来てから相談する」と伝え、テレビは居室に置いたままにしていた。日勤者が来てから相談したが、その後の対応など詳しく検討せずそのままにしていた。
今後の対応 外泊前でもあ、本人も落ち着かないので様子観察を行う。また、今までは時計以外の物は壊すことはなかったがテレビに対しても破損される事を再認識して支援に当たる。
事故の経過 7月31日(水)テレビは撤去。
8月 2日(金)職員室の同型テレビを部屋へ設置する。
8月 3日(土)18:36 ご家族に電話を発信。テレビの件についてお話しこちらの支援不足をお詫びする。また、AIU補償制度保険の申請をさせていただく事の了承をもらう。
8月 9日(金)電機店で職員室のテレビ購入。
8月10日(土)AIU補償制度保険の申請。       

発生日時 平成25年7月17日 水曜日  23時00分  天候:曇り 
発生場所 生活棟廊下
発生種別 器物破損…メガネ
発生内容 職員が見回りのため職員室から出ると、Aさんが突然後ろから走ってきて眼鏡を取り、破壊する。
破壊した後も興奮した様子は無く、 原因を聞いても「もうせん。」と言うだけだった。
その後は普段通 りに水分補給の要求があり、入眠をする。
推定原因 16時10分 夜勤職員が出勤し水分補給を行った後に「○○さん(職員)が(洗面室)に入ったのがいけんかった。」と言い、少し不安定になるが、夜勤職員と話をすると「落ち着いた。」と言っていた。
その後も変わった事は無かった。今までに何度か同じ事があり、その時は落ち着いて過ごせていた。
23時までも普通通りだったので、眼鏡を破壊するということは、予測できなく原因が解らない。
直後の対応 Aさんの様子を観察しながら、壊れた眼鏡を回収して、コンタクトレンズを着用した。その後、防災リーダーに報告した。
今後の対応 不安定な発言があった場合は、その後、落ち着いた様子でも常にAさんの様子を注意する。
予備のメガネやコンタクトレンズは必ず準備しておく。
事故の経過 7月22日 15時50分 ご家族に事故の経緯説明と支援不足のお詫び、損害賠償保険請求についての説明を行う。
8月 5日 損害賠償保険金入金

発生日時 平成25年7月16日 火曜日  10時18分  天候:晴れ 
発生場所 建物周辺
発生種別 所在確認不足
発生内容 10時15分 クラブ活動の点呼時に不明に気づく。生活棟を出た事は確認。センター、生活棟内を探す。
10時18分 玄関フェンスをゆっくりと歩いて通過している(後刻、ウエブカメラの録画を確認)
10時21分 防災リーダー(園長)へ報告。
        センター玄関にスリッパが有るのを確認し外を捜索する。
       学園進入路で夜勤明けで帰宅途中の職員が発見。
10時25分  帰園
推定原因 学園進入路の草取りをしようと、下に降りたと思われる。
直後の対応 すぐに防災リーダーに連絡し、付近を捜索した。
今後の対応 敷地外に出る可能性があることを認識しておく。利用者の所在確認を常に行う。

発生日時 平成25年6月20日 木曜日  19時45分  天候:曇り 
発生場所 生活棟リビング
発生種別 誤与薬
発生内容 薬ケースの該当の利用者さんの名前を見て取ったつもりで、手には別の人の薬を取って服薬支援をしていた。口に入れた時、直ぐに気づき、吐き出すように言うが、薬を噛んでいて、二錠くらいは吐き出す。
推定原因 うっかりミス、集中していなかった。
直後の対応 看護部長に報告。様子観察。
今後の対応 何度も、名前と服薬支援をする利用者の確認を行う。服薬支援に集中して行う。
事故の経過 ◇誤服薬の利用者さんは、普段通り過ごされ特変無かった。

発生日時 平成25年5月27日 月曜日  11時10分  天候:晴れ
発生場所 散髪室
発生種別 傷害
発生内容 Aさんの散髪時に理容師さんが突き倒され、右手肘と右後頭部を打たれる。
推定原因 Aさんの順番になり、拘りでなかなか席に座ろうとしなかったのを座ってもらおうと声を掛けられたのかもしれない。
職員は、丁度、他の利用者さんの対応をしていて見ていなかった。
直後の対応 頭部を冷やすものを取りに行き、椅子に座ってもらい、肘と頭を冷やす。
今後の対応 着席されるまでは、職員が側から離れず見守り声を掛ける。
事故の経過 午後からの理容活動は困難と判断し理容師さんの家族の迎えで帰宅してもらった。後から連絡したところ、外科に受診したが異常は無かったとのこと。

発生日時 平成25年5月23日 木曜日  19時40分  天候:晴れ 
発生場所 生活棟リビング
発生種別 利用者負傷
発生内容 不安定になったAさんがリビングにいたBさんの衣類を脱がせようとし他傷行為に発展した。
推定原因 トイレでの水飲み、衣類の要求等を抑制されることで興奮し近くに居たBさんを他傷したと思われる。夜勤者はCさんの不潔行為によるシャワー浴の対応中だった。その他、さらにDさんが爪を剥がし出血していた。また、さらにEさんから再三予定の確認をされていた為、一人では対応が困難な状態であった。
直後の対応 患部の血を拭く。
今後の対応 不安定な利用者が多い時には、他グループ夜勤職員に早めに連絡し、応援を頼む。
事故の経過 ◇5月24日(金) 10時〜 病院受診 抗生剤のみ服用する。
           19時29分 ご家族に電話を発信。怪我をされた報告と支援不足をお詫びし、次回受診の予定を伝える
◇5月30日(木) 10時45分〜11時 病院受診、口唇が化膿しかけているため外用薬が処方となる。
           20時47分 ご家族に電話を発信。外用薬が処方されたことと次回の受診予定を伝える。
◇6月13日(木) 11時 病院受診。経過良好にて治癒となる。
           20時18分 ご家族に電話を発信。経過良好にて治癒したことの報告をした。

発生日時 平成25年5月23日 木曜日  7時40分  天候:晴れ
発生場所 食堂
発生種別 利用者負傷
発生内容 Aさんが下膳時に横に居合わせたBさんの頭を茶碗で叩く
推定原因 食事後たまたま下膳が一緒になり、Bさんの拘りによって自分が思うように下膳が出来なかった事が考えられる
直後の対応 頭から出血を確認したので、止血の処置をする。
今後の対応 下膳をするタイミングが重ならないように、食後も席に座って待ってもらうようにする
事故の経過 ◇5月23日(木)  
・整形外科受診 受傷部分を2針縫合
・17:12 Bさんのご家族へ電話を発信。受傷をされ整形外科受診をされた事についての報告と支援不足のお詫びをする。
◇5月25日(土)
・10:22 Aさんのご家族へ電話を発信。他傷をされた事についての報告と支援不足だったことをお詫びする。
◇5月31日(金)
・整形外科受診 抜糸処置にて完治終了
・18:12 Bさんのご家族へ電話を発信。整形外科を受診された事と内容をお伝えする。

発生日時 平成25年5月4日 土曜日  14時30分  天候:曇り 
発生場所 建物周辺
発生種別 無断外出
発生内容 14:30 午後のウォーキング後の手洗い中にAさんがいない事に気付く。また、下駄箱に外履きがない事を確認する。
    防災リーダーに報告し、軽トラックで園外付近を捜索する。
14:40 近くの民家からAさんが来ていると連絡があり、迎えに行って話を聞くとAさんが来て電話をしていると言われた。
    電話を掛けているAさんを確認し制止、家の方にはお詫びをして一緒に帰園。
推定原因 電話をかけたい衝動にかられたと思われる
直後の対応 すぐに防災リーダーに連絡し、付近を捜索した。携帯電話を持っていなかったため、学園からの連絡を受ける事が出来なかった。
今後の対応 ◇以前より電話への拘りは少なくなっているが、変わらずウォーキングの際は常に職員が側に付いて見守る。
◇園外捜索の時は携帯電話を持って行動する。

発生日時 平成25年4月27日 土曜日  10時30分  天候:晴れ
発生場所 生活棟廊下
発生種別 利用者負傷
発生内容 10:30 廊下に横になっていた。
11:30 手洗いの声掛けに、立ち上がろうとせず、手を付いて、はって職員室前のトイレの前まで移動。また、動こうとせず。リビングへ運ぶ。
12:00 意識清明、声かけにうなずきあるが動こうとしなかった。昼食は食堂へ行けなかったので、未摂取。
12:30 静養室に運びベッドで休んでもらった。ウトウト眠ったり、起きたりを繰り返していた。
13:50 自室へ移動してもらうため、立つように声を掛けるが自力で起き上がり、歩こうとしたが立てず、右大腿部の腫脹と掻き傷があるのを発見した。
14:00 病院への受診予約
推定原因 見たものが誰もいなく、何かが、原因で転倒したと思われる。
今後の対応 利用者の所在確認を常に行う。
利用者がいつもと違った様子(廊下に横になっていた)を見せた時には、おかしいと早めに気付き、看護や防災リーダへ報告をする。
事故の経過 ◇4月27日(土)  病院受診 
  15:54 右大腿部レントゲン撮影 右大腿骨頸部骨折 二階病棟へ入院
        医師から上記の内容を家族に電話で説明され、入院治療が必要なことを説明 家族からの同意を得た。
◇5月 9日(木)
  13:00 手術開始。(右人工股関節置換術施行)
  16:52 順調に予定通りの手術終了。
◇5月10日(金) 車椅子移乗。リハビリ開始。
◇6月20日(木)11:00 退院

発生日時 平成25年4月19日〜27日
発生場所 生活棟
発生種別 器物破損…火災感知器・壁紙・コードレス電話用中継アンテナ
発生内容・経過 4月19日(金)
 18時30分 事務室警報盤の異常音が鳴る。居室の感知器を外し、引っ張り、線も断線。夕食後、自室へ帰り、破壊したと思われる。部屋で音楽を聴いていた。
 19時20分 洗面所前の廊下の感知器を外す。椅子をもって移動していた。椅子を片付ける。
 19時50分  D廊下煙感知器を外していたのに気付く。リビングで感知器のフタを側に置き、音楽を聴いていた。
          さらに、職員が外された感知器を元に戻していた時に、リビングのソファーを移動し、誘導灯を壊そうとしていた。
4月20日(土)
 7時50分頃 感知器のフタがリビングにあった。どうやって取ったかは不明
 8時45分  廊下の感知器を取る。服薬用の椅子を持って行き取る
4月21日(日)
 15時30分  リビング感知器を取る
 21時20分  リビング壁紙を剥がす。
4月23日(火)
 18時00分  職員室前のコードレス電話機のアンテナを引きちぎる。
 19時00分  居室の感知器を外す。
 20時00分  居室の感知器を外す。
 21時00分  リビング廊下の壁紙を剥がす。
 22時00分  リビング感知器を外す。
 22時10分  誘導灯を壊す。
4月24日(水)
 19時30分 リビング感知器を外す。リビングの壁紙を剥がす。
 22時00分 居室の感知器を外す。
4月26日(金)
 19時10分 居室の感知器を外す。
 19時20分 居室の感知器を外す。
 19時40分 居室の感知器を外す。
4月27日(土)
 時間不明   居室2箇所の感知器を外す。

発生日時 平成25年4月16日 火曜日  7時30分  天候:晴れ
発生場所 食堂
発生種別 与薬忘れ
発生内容 食後、食堂で服薬する事になっている、3名の薬をネームホルダーへ入れ、首にかけていた。2名の薬は、職員に渡し確認をして服薬してもらう。その後、他の利用者の食事介助をして、そのまま、利用者と一緒に薬のネームホルダーを首に掛けたまま、生活棟に帰り所定の場所へ収めた。昼食準備の為、ネームホルダーを取りに行った別の職員が朝の薬が入っていた事に気付いた。
推定原因 うっかりミス・物忘れ
直後の対応 看護課長に報告。昼食後に服薬の指示をうける。
今後の対応 ・ネームホルダーに入っている厚紙を取り、中身が見えやすくする。
・服薬支援マニュアルを守る。

発生日時 平成25年4月6日〜9日
発生場所 生活棟
発生種別 器物破損…押しボタンカバー・壁紙・誘導灯
発生内容 4月6日(土) 
 20:30 廊下の排煙窓用押しボタンのカバー扉を引きちぎる。
 21:00 壁紙を引き破る。
 21:20 廊下突き当たりの天井にある誘導灯を壊す。
 21:30 ドア上の誘導灯にソファーを投げて壊す。
4月8日(月)
 18:30 廊下突き当たりの天井にある誘導灯を椅子を持って行き、壊す。
4月9日(火)
 18:30頃 2箇所の廊下突き当たりの天井にある誘導灯を壊す。どうやって破壊したかは不明
推定原因 4月上旬の面会後、不穏状態が続き、夕食後より便付けや「飛び降りる。」「○○(地名)」「外泊」等の発言が続く。本人の行動を気にしてはいたが、他の業務をしている間に3日間とも破壊行為があった。
今後の対応 「飛び降りる。」などの発言があり、不安定な事が予想される場合は常に目を離さないようにするか、居室にて過ごしてもらう。
事故の経過 4月7日 排煙窓用押しボタンカバー、誘導灯修繕
  9日 誘導灯修繕   
  10日 誘導灯修繕
7月11日 天井吊り下げから、排煙窓の中央に壁面を作り新しい誘導灯を設置

発生日時 平成25年4月5日 金曜日  8時50分  天候:晴れ
発生場所 生活棟リビング
発生種別 利用者負傷
発生内容 リビングの長椅子に座っていたAさんが突然興奮し、リビングで横になっていたBさんの頭部や身体を蹴った。夜勤勤務中の職員が直ぐに制止し約5分間側で様子を観ていたところ、リビングにいたCさんがいなくなっている事に気付く。興奮したAさんが少し落ち着いたと判断した事で不明のCさんの所在確認の為にトイレに行った際、再びBさんの身体を蹴り、捻挫骨折等の怪我を負わせる。
推定原因 約一ヶ月前頃よりゴールデンウィークの定例外泊が気になっており、本人の中では不安定な日々が続いていたことと、事故の少し前にDさんとEさんがトラブルとなっており、DさんがEさんへ罵声を浴びせたり居室のドアを蹴ったりしていた。 罵声を浴びせられていたEさんが怒り、リビングへ帰っていくDさんを追いかけてシューズを投げつけていたが、たまたま近くにいた加害者のAさんに当たってしまった。 投げられたシューズは勢いもなく強い刺激になるほどのことではないと思われたが、その事が引き金になったのではないかと推測される。
直後の対応 二度目に蹴られた所で再び制止し、身体を拘束するとともに、看護師を呼び怪我の有無を確認してもらい、医務室に避難してもらった。
今後の対応 外泊を気にしている時は出来るだけ本人が分かりやすく納得できるよう予定表や本人による家族への電話確認等、考えてみることと、他利用者の争い事がある場合は被害を受けた利用者さん他、出来るだけ防御出来ない利用者の素早い避難を促していく。
事故の経過 ◇4月6日(土)
10:00 整形外科受診 頸椎単純レントゲン撮影4方向 右手指単純レントゲン撮影2方向 右手中指末梢骨骨折と頸椎捻挫との診断
      ゼポラステープ40mg28枚 中指骨折部に湿布とシーネ固定 頸椎捻挫については湿布を貼付し経過観察
11:40 Bさんのご家族に電話を発信。受診報告と支援不足のお詫びをする
◇4月7日(日) 8:35 Aさんのご家族へ電話を発信。他傷行為についての報告と、支援不足をお詫びする。
◇4月9日(火)午前日課の所属クラブを、いきいきクラブに変更。
◇4月26日(金)これまで、クーリングとゼポラステープ40mgを1日2回、朝夕貼付施行、経過観察してきた。日常生活に支障はない。
◇4月29日〜5月5日外泊、問題なく元気に過ごせていたとのこと。
◇5月7日(火)日常生活に支障なく、経過良好。午前日課も、もとのクラブに復帰。

発生日時 平成25年4月1日 月曜日  10時15分  天候:晴れ
発生場所 センター玄関
発生種別 無断外出
発生内容 10:15 センタープレイルームで活動前の点呼時、利用者さんが居ないのに 気づき、付近から捜索する。
   プレイルーム玄関、更衣室 、生活棟の不在を確認する。
   (後からウエブカメラを確認すると、10:05センター玄関から出ていた。)
10:17 センター玄関が開いていたので、外を走って確認すると歩道陸橋を渡って車を見ていた利用者さんを発見する。
推定原因 更衣室で更衣後、プレイルームへの移動時、先に走りプレイルーム玄関から出て、車に興味を持っているためか、急に見に行きたくなったのではないかと思われる。
直後の対応 プレイルームへ、1名職員を残し2名で付近から捜索する。別の1名が玄関、更衣室、生活棟の不在を確認し生活棟に居た課長に連絡する。その後直ぐに発見の連絡がはいった。
今後の対応 ・橋へ車を見に行く可能性があるので、移動時目を離さないようにする。
・生活棟にいる場合もあるので、コードレス電話機で職員へ連絡し所在確認と合わせて橋を確認に行く。

発生日時 平成25年3月18日 月曜日  17時47分  天候:雨
発生場所 食堂
発生種別 夕食提供時間の遅延
発生内容 日勤者がご飯をつぐ為に釜を開けると炊けていなかった。すぐにご飯を炊くが食事の提供時間が遅くなった。
推定原因 遅出職員がご飯のタイマーを誤った時刻でセットした為、炊けていなかった。タイマーセット時刻の確認作業を怠った為である。
直後の対応 日勤者から報告を受け、直ぐに栄養課長に報告し指示を受ける。
今後の対応 ・タイマーセット後に「17:30確認」と一釜ずつ、目で確認、口に出して確認をする。他職員に「17:30確認」したことを伝える。
・マニュアルの意味を理解し、守って業務にあたる。
事故の経過 ・18:10頃 はなまるグループ食事提供する。
・18:20  日勤者と二人でご飯をつぎ、栄養課長に汁を出してもらう。
・18:25頃 トライアングルグループ、レインボーグループ食事提供する。

発生日時 平成25年3月13日 水曜日  10時10分  天候:曇り
発生場所 通路屋根
発生種別 飛び降り未遂
発生内容 午前日課活動への出発時、長靴を履いてすぐ、センター方面へ走って行く。すぐに追いかけると、渡り廊下二階ひさしの上に乗り、笑っていた。降りるように言うと、素直に自分から階段踊り場に降りた。
推定原因 12日の外出帰園後から「飛び降りる」等の発言が多くあり、落ち着かない状態が続いていた。
直後の対応 すぐに生活棟へ帰ってもらう。
今後の対応 「飛び降りる」などの発言があり、不安定な事が予想される場合は常に目を離さないようにする。グループ職員に徹底する。

発生日時 平成25年3月12日 火曜日  18時05分  天候:晴れ
発生場所 生活棟リビング
発生種別 器物破損…網戸
発生内容 リビングにあるソファーに上がり排煙窓の網戸を破っていた。
推定原因 外出より帰園後から「飛び降りる。」等の発言があり注意していたが、夕食時の利用者誘導の際に、少し目を離した時に破っていた。
直後の対応 共に行動して、破れた所を段ボールで塞いだ。 
今後の対応 「飛び降りる。」などの発言があり、不安定な事が予想される場合は常に目を離さないようにする。
事故の経過 3月13日(水)営繕係による修繕。

発生日時 平成25年2月11日 月曜日  12時25分  天候:曇り
発生場所 洗面室
発生種別 利用者負傷
発生内容 Aさんが服薬後、洗面室へ帰って来るなり、コップ乾燥機の横にいたBさんの背中を押したところ、弾みで手指乾燥機で鼻根部を強打し受傷、腫脹した。
推定原因 午前中の行動や直前の行動に問題はなく、過去の記憶がよみがえったと思われる。また、職員が把握出来ていない本人にとって不快な声かけ、利用者の関わりがあったのかもしれない。
直後の対応 出血していたため、すぐに医務室へ誘導し看護師による処置
今後の対応 歯磨き支援の順番を後半にして他の利用者さんの少ない時間帯に声掛けをし行う。
事故の経過 ◇2月12日(火曜日)整形外科受診。診断;鼻根部挫創
・19:11 Bさんのご家族へ電話を発信。受診に至った経過と報告、支援不足、心配を掛けたことのお詫びをする。
・19:16 Aさんのご家族へ電話を発信。他傷行為をされた事、相手の状態、支援不足のお詫びをする。
◇2月23日(土曜日)瘡蓋も取れて完治。

発生日時 平成25年2月6日 水曜日  15時10分  天候:晴れ
発生場所 利用者玄関
発生種別 無断外出
発生内容と経過 2月6日(水)
12時30分−昼食後7通りのトイレがタバコ臭かったため本人に聞く。本人立ち会いの元タンスの中等を見せてもらう。その後、衣類を確認するとズボンのポケットから「セブンスター」の新しいタバコ1本とライターが出て来る。聞くが「うるさい」と暴言を吐く。
14時00分−別の職員から何処でタバコを盗ったのか聞くと電気屋さんの車から今日取ったと言うが録画ビデオで確認してもらうとそのような形跡はなかった。
15時00分−間食後再度何処で取ったのか聞くがコーヒーを口に含んでおり応えられない。すると綿棒の容器へ吐き出したため「処分します」と言うと「自分の楽しみを奪うこんな所は出ていく」言われた。
15時21分−利用者玄関から出る。
15時22分−センター前で夜勤で出勤した職員に声を掛けられるが反応せず走る。
        職員はそのまま後を歩いて、県道まで追いかけるが見失う。
15時24分−園長に利用者さんが出た事を連絡し、連絡を受けた園長は車で捜索。
15時26分−別の職員が別の車で捜索に出発。
15時35分−無人販売所から君田方面に向かって1件目の家の屏の前に立ち道路を見ていた利用者さんを発見。
        職員を見るが逃げようとする事はなく座り込む。「帰りましょう」と言うが「帰らん」と動かず。学園に電話をし発見したことと、動かれないので迎えを要請。
        少しすると園長が三次方面から到着、声を掛けるとスムーズに車に乗る。職員の車からタバコを取ったと話した。
15時45分−学園に帰園し部屋へ入る。 入浴は拒否するが夕食には来て全量食べる。
19時00分−巡室すると、すでに電気を消し入眠していた。服薬の声かけにも応じることがなかったが、しばらくして服薬を行う。
2月7日(木)
変わった様子もなく朝食を摂り動きは悪いが活動にも参加した。食事も全量食べる。
しかし朝食後に別の利用者さんに話かけ、コーヒーを自分のお膳に載せるよう要求していた。
推定原因 ・施設が本人にとっては窮屈な場所で、自由の出来る場所へ行きたいという本人なりの訴え。
・タバコの件、コーヒーの件と注意され、その場から逃げたかった。
・タバコやコーヒーが見つかり注意をした職員を困らせてやろうと思った。
・自分は気に入らない事があったらこのような行動を取ると言ったアピール。
・心配を掛けることで自分が注目されたかった。
今後の対応 ・注意する際は走って出るかもしれない事を思い、一人で対応せず他の職員にも様子を見てもらう。
・本人の希望する生活が送れるよう家族も含め検討していく。

発生日時 平成25年1月26日 土曜日  14時40分  天候:曇り
発生場所 男性浴室
発生種別 職員受傷
発生内容 右腰を浴槽内の階段に打ちつけたことによる打撲。
推定原因 手前の浴槽内に滑り止めマットを引く際、足でマットを踏みつけて吸盤を押し付けようとした時、マットごとすべって転んだ。
その日は昼から浴室の掃除をしていたため、いつも乾いている浴槽内が濡れていたため、滑ってしまったと推測される。
直後の対応 看護師による処置
今後の対応 マットを敷くときには、床が濡れていないが確認して、慎重にマットを敷く。
事故の経過 労災対応
1月26日(土)整形外科に受診し打撲と診断
その後、電気治療のため通院(1月28・29・31日・2月2・4・5・9日)
2月16日 (土) 通院終了

発生日時 平成25年1月11日 金曜日  20時50分  天候:晴れ
発生場所 生活棟廊下
発生種別 器物破損
発生内容 廊下に置いてあったBさんのラジカセを突然投げて壊す。
推定原因 夕方、Aさんの表情が悪かったが、その後、いつも通りに過ごしていたので機嫌が直っていたかと思われた。
Bさんが音楽を聴いた後、ラジカセを廊下に置いたままだった。
直後の対応 近くにいた利用者さんの怪我がないかを確認し、壊れたラジカセの破片なども確認し、撤去する。
Aさんと話をして、居室に移動してもらう。
所有者のBさんには、ラジカセが壊れてしまったことの説明をした。
今後の対応 表情が悪い時には、破壊行為があると考え様子を観察する。
ラジカセなどは、早めに片付けるようにしていく。
事故の経過 ◇学園でラジカセを購入し弁償
1月14日 18:54 Aさんのご家族へ電話を発信。他の利用者さんのラジカセを投げて壊されたこと。学園で購入することを報告。
1月15日 18:10 Bさんのご家族へ発信。他の利用者さんにラジカセを投げて壊されたこと。学園で購入することを報告。
◇11月15日 ラジカセを購入。
◇11月16日 Bさんへラジカセを渡した。

発生日時 平成25年1月6日 日曜日  12時35分  天候:曇り
発生場所 生活棟洗面所
発生種別 暴行・負傷
発生内容 Aさんが歯磨き後、持っていたコップでBさんの頭頂部を叩き裂傷させた。
推定原因 ・外泊から帰園後で、自分の思うように出来ないことでのストレス発散。
・朝から他傷行為が続いており、状態が悪かった。
直後の対応 頭部応急処置
今後の対応 ・外泊後は特に他傷行為があるという事の再認識を行い、行動については職員間の連絡も密にし特に注意して観察をする。
・コップなどを持っている時は目を離さない。
事故の経過 ◇1月 6日(日) 13:15 外科受診し2針縫合。内服薬が3日分出る。
 15:03 Bさんのご家族へ電話を発信。留守電になったため本日の受診の件、支援不足のお詫びを入れる。
 17:05 Aさんのご家族へ電話を発信。他の利用者に怪我を負わせてしまったこと、支援不足のお詫びをする。
◇1月15日(火)外科受診し抜糸。完治。
 15:30 Bさんのご家族へ電話を発信。留守電になったため本日受診し抜糸された事のメッセージを入れる。

発生日時 平成25年1月6日 日曜日  10時10分  天候:曇り
発生場所 生活棟廊下
発生種別 暴行・負傷
発生内容 AさんがBさんの顔面を突然蹴り、鼻が少し腫れて前歯上2本が欠けた。
推定原因 ・外泊から帰園後で、自分の思うように出来ないことでのストレス発散。
・朝から他傷行為が続いており、状態が悪かった。
・年賀式の時間が待てなかった。
・食堂へ向かっている途中、生活棟と管理棟との境のドア付近に座っていたBさんを不快に思った。
直後の対応 鼻が腫れていたためアイシング
今後の対応 ・外泊後は特に他傷行為があるという事の再認識を行い、行動については職員間の連絡も密にし特に注意して観察をする。
・食堂などへの移動時には必ず職員が1名付いて移動する。
事故の経過 ◇1月6日(日)鼻についてはアイシングする事で腫れもひいた。
          17:05 Aさんのご家族へ電話を発信。他の利用者さんに怪我を負わせてしまったこと、支援不足のお詫びをした。
◇1月7日(月) 16:55 Bさんのご家族へ電話を発信。昨日、他のグループ利用者さんに顔を蹴られたこと、その際前歯が欠けたことを報告し支援不足をお詫びする。
◇1月8日(火)歯科受診し治療を受け上顎右1、左1レジン充填。本日で終了する。
          17:04 Bさんのご家族へ電話を発信。治療の報告をした。


障害者支援施設 ともえ学園
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