岡内章二郎 草笛研究所
●代表 岡内章二郎
1951年生まれ。広島育ち、山口県在住。
草笛演奏者。
環境管理士1級(日本環境管理協会)
都山流尺八創設者・人間国宝 故・島原帆山に音色を認められ、草笛演奏者となる。
<受賞記録>
2004年11月20日 日本善行会(内閣府所管・総理府所管) 受賞
2005年9月21日 東京都草笛ライセンス 取得
東京都庁文化振興部 ヘブンアーティスト所属
2007年7月7日 東久邇宮記念賞 受賞
2007年8月8日 日本音楽フェスティバル 審査員特別賞受賞
<経歴>
1972年3月 『岡内草風会』発足(本部・山口県) 代表
1972年4月 都山流尺八指導者 人間国宝 故・島原帆山に
音色を認められ、草笛奏者となる。
(尺八は、故・島原帆山 直弟子・岡内帆章)
1993年3月 広島県草笛愛好会入会(本部・広島県) 幹事
2002年2月 信州草笛会・入会(本部・長野県)
2005年9月 新老人の会・日野原重明会長(文化勲章受章者)前にて
草笛披露
2005年12月 秋篠宮文仁殿下前にて(山階鳥類研究所・野鳥の会)
草笛演奏披露
2006年3月~ 広陵高校 草笛音楽吹奏楽部 指導
2006年5月 広陵高校110年記念 草笛演奏披露
2006年9月 新老人の会・日野原重明会長(文化勲章受章者)前にて
草笛披露
2006年12月 秋篠宮文仁殿下前にて(山階鳥類研究所・野鳥の会)
草笛演奏披露
2007年6月 日本音楽療法学会(本部・東京都) 会員
2007年11月 関東草笛の会(本部・東京) 会員
2007年11月 広島県草笛愛好会退会
2008年5月 広島商工会議所特別会員
●顧問・総合相談役 二宮義人
元・日本私立中学・高等学校連合会副会長
広陵高校 元・理事長、現在・学園長
●総合相談役 桂小金治
落語家・俳優・作家・講演会・独演会。
現在も、健在。全国幅広く活動。
● 総合相談役 西本五郎
元・広島電機高校校長。元・広島電機大学学長、後理事長。
現在、広島国際学院名誉学院長。
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<メッセージ> 草笛研究所代表 ・ 岡内 章二郎
平和への思い
~広島被爆樹木と共に、全身全霊平和を誓い~
亡き父が大切にしていた、観葉植物ベンジャミン。
爆心地から1.2キロ地点の広島市中区白島にて、被爆にあう。
「やっぱり発芽せんかの」
・・・1994(平成6)年1月上旬、父が私に告げてくれた。
そのとき、父が大切にしていたこの樹木のことを、初めて知った。
父の発芽への執念は、あきらめに変わったとさえ感じた。
1994(平成6)年2月6日、父は、脳梗塞にて死去。81歳。
私は、父からの執念を引き継いで、発芽を期待。
被爆から62年目の2007年8月7日、ついに、記念すべき新芽!
初の原爆投下で、14万人の戦争の犠牲者。
絶えきれない怒りと苦しみの中で体験した、平和の大切さ。
たくさんの友人を亡くした辛さ。
身にしみて感じた戦争の苦しい思い、戦争の愚かさ。
・・・父の心は、それらを樹木に託したのだろうと、母は語る(95歳健在)。
父の遺言、全世界戦争のない、平和であることの大切さ!
地球温暖化、危機訴え!
全身全霊、世界に平和の音色を訴え中!
(2008年5月28日記)
草笛について
人間にとって、木のない生活は今日考えられない。
便利さと使い捨ての論理の生活にどっぷりつかっている私たちにとって、
森のもつ重要性を改めて考えさせてくれる。
森は「土」と「水」をつくり育てている。
森は、緑は文明の基盤であり、緑を失ったとき「土」が失われ、「水」は失われ、文明は滅びると私は信じる。
森林の贈り物はいっぱいです。
毎朝運ばれてくる新聞も、木も、ノートも、鉛筆も、輪ゴムや運動靴のゴム底も、みんな森林の贈り物です。
紙は木材から作られます。輪ゴムや長靴の原料は南方のゴムの木の樹液からとれるのです。
家の中を見回しても、なんとたくさんの木材が使われていることか。
柱も床も、天井も、ドアも机も椅子も、ほとんど木でつくられます。
ピアノ、バイオリン、鉛筆、割り箸、数え上げればきりがありません。
木の皮からとれたタンニンという物質は、インクやペンキや染料に使われています。
酢になったりアルコールや機械油に使われたり、合成樹脂や接着剤、さまざまな楽器にも。
そればかりではありません。
私たちは、呼吸をしたり、火を燃やしたりして使う酸素がつくられたものでしょうか、
まだ地球が若かった大昔の時代から、海の藻と陸の森林とが力を合わせて少しずつ酸素をつくり出してくれました。
地球の緑色の植物は、空気中の炭酸ガスを吸い込んで、代わりに酸素をはき出してくれるのです。
水道の蛇口の水は、誰の贈り物でしょうか。
降った雨が森林の土にたっぷり吸い込まれ、地下をくぐって、やがて下流に湧き出てきます。
そのわき水の集まりが、ふだん流れている川の水なのです。私達が使っている水なのです。
もしも、日本の山々がコンクリートであったなら、降った雨は一日で海へ捨てられてしまうでしょう。
そして、晴れた日には一滴も水は流れない。
雨を大地に受け止めてくれるのは森林で、森林のふかふかした「土」なのです。
わたしたちの食糧は、誰の贈り物でしょう。
お米も、野菜も、果物も、畑の「土」で作られたもの、その畑の「土」も、大もとは森林が作り出したもの、
森林の木の根や木の葉が腐っては、「土」になっていきました。
そんなふうに少しずつ作られたのが、地球の表面を覆っている「土」なのです。
私たちの住む大地も、森林の木の根や木の葉が私達が吸う酸素をつくってきました。
「水」もつくってきました。「土」もつくってきました。
「太陽」と「水」と「土」の恵みを受けて、葉を茂らせる大樹。
水・空気・花・実、そして虫たちが、だまって助け合って花を咲かせる。
無口の樹木が一人では生きられない命、人間も同じく一人では生きていけない、
助けられて生き延びていることをひたすら考え、私は音を出してあげたいと考えました。
それが私が葉っぱを吹くことのこだわりとし、魅力と考えました。
それが一歩でした。
「ピー」と音が出た感動を覚えました。
微妙な音色を出し、他の方々に感動を伝える喜びを覚えました。
素朴な音色、まさしく自然そのものの音色を幅広く伝えたい。
体調の良い時は、1キロ近く音が飛びます。
1992年だったか、草笛のルーツを求める旅ラジオ番組、太平洋放送連合にNHK出品し、
NHKラジオで浜松市フラワーパーク職員の加茂光広さんを取り上げて制作したドキュメンタリー番組、
「草笛三千里 ふれあいとルーツを求めて」が、番組コンクール、ラジオ部門でグランプリを受賞しました。
私も、草笛に魅せられた一人として、感動を覚えました。
草笛の音色を聴いた方にしかわからない草笛の音色を、優れた技術を再現し、近づける音色を研究中です。
自然との出会いを表現したいと、情報を伝えつつあります。
草笛普及のため、全力で活動を続けております。
草笛は自然界からの贈り物。
緑の音楽、一枚の葉っぱが奏でる郷愁の音色。
一枚の葉が 人の心を暖める
一枚の葉が 人の心の糧となる
一枚の葉が 人の心に夢くれる
一枚の葉が 生きるための酸素を与えてくれる
自然に出来た葉っぱの音色を、世界中に広げたいと、夢を持ち躍進中!
■岡内章二郎 草笛研究所
〒740-0062 山口県玖珂郡和木町3-2-10
<問い合わせ先>
TEL 0824-66-2317/090-4895-1879 FAX 0824-66-3042
E-mail fumi1230@wonder.ocn.ne.jp
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