”恐怖の合成洗剤 U ”
【台所用洗剤】 台所洗剤わずか3滴(0.06x3cc)を、上記と同様、水200cc(約1/1,000)中で遊泳金魚の中に滴下、死亡時間の測定。
メーカー名 or販売元 |
製品名 |
性 状 |
投入時刻 |
横向き時刻 |
死亡時刻 |
時間差 生存状態 |
備 考 |
コーセー
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エルミー |
液体 |
13:47 |
13:52 |
13:52 |
5分で死 |
超「自然派」タイプ |
ライオン
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ナテラ |
液体 |
13:45 |
13:49 |
13:49 |
4分で死 |
椰子の実 |
SEC
|
LDC |
液体 |
13:43 |
13:48 |
13:48 |
5分で死 |
原液を3分の一に薄めたもの |
ライオン
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チャミー |
液体 |
13:29 |
13:51 |
13:51 |
2分で死 |
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シャボン玉石鹸
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台所 |
粉末 |
11:22 |
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4時間後元気に遊泳 |
ニューウェイズ
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ディッシュ
ソープ |
50倍希釈用:液体 |
9:30 |
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6時間後元気に遊泳 |
10日後も4時間後元気に遊泳元気に遊泳 |
【同 台所洗剤】 液体洗剤3滴を、水300cc中で遊泳金魚の中に滴下、死亡時間の測定
アムウェイ |
ディッシュドロップ |
8倍希釈用:液体 |
9:30 |
11:30 |
13:30 |
4時間で死亡 |
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【ボディー洗浄用】 液体ハンドソープ3滴を、水300cc中で遊泳金魚の中に滴下、死亡時間の測定
資生堂
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ハンドソープ |
液体 |
9:30 |
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翌日も元気に遊泳 |
【歯磨き】 ペースト5mm程度を、水300cc中へ攪拌、その中へ金魚を豆乳、死亡時間の測定
サンスター
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GUM |
ペースト |
16:10 |
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翌日以後も元気に生存 |
ライオン
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デンター |
ペースト |
16:10 |
6時間程度で死亡 |
|
サンスター
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ORA2 |
ペースト |
9:55 |
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翌日以後も元気に生存 |
※ 「ORA2」は平成17年11月4日「家族環境小学校INしんいち」にて実験。
【住宅用洗剤】 液体洗剤3滴を、上記と同様、水200cc中で遊泳金魚の中に滴下、死亡時間の測定。
メーカー名 or販売元 |
製品名 |
性 状 |
投入時刻 |
横向き時刻 |
死亡時刻 |
時間差 生存状態 |
備 考 |
ダスキン
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風呂用 |
液体 |
11:24 |
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4時間後少し弱っている |
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アムウエイ
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ズーム |
液体 |
13:29 |
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|
4時間後弱っている |
無リン |
【固形石鹸】 固形石鹸を削り、小さじ一杯程度を、上記と同様、水200cc中で遊泳金魚の中に滴下、死亡時間の測定。
メーカー名 or販売元 |
製品名 |
性 状 |
投入時刻 |
横向き時刻 |
死亡時刻 |
時間差 生存状態 |
備 考 |
資生堂
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バスボン石鹸 |
固形 |
14:30 |
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2時間後元気に遊泳 |
翌日以後も元気に遊泳 |
御幸町婦人会
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EM石鹸 |
固形 |
10:00 |
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終了時間15:00時生存 |
翌日以後も元気に遊泳 |
日本リーバ
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LUX |
固形 |
9:51 |
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終了時間15:30時生存 |
翌日以後も元気に遊 |
【食べ物】 テレビなどでよく言われる家庭排水の中で、「米の研ぎ汁」、「油」、「味噌汁の残り液」等など、本当に悪いのでしょうか?
300ccの水で泳ぐ金魚鉢の中に投下攪拌、死亡時間の測定。
米のとぎ汁 |
約2倍に希釈 |
11:30 |
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ずっと元気に遊泳 |
その後、ずっと元気に遊泳 |
味噌汁 |
約3倍に希釈 |
7:40 |
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ずっと元気に遊泳 |
その後、ずっと元気に遊泳 |
ぬか=糠 |
粉末 |
16:10 |
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|
ずっと元気に遊泳 |
その後、ずっと元気に遊泳 |
以下は、H17年12月4日、『家族環境小学校INしんいち』にて、実験結果です。今回は、200ccの水中に泳ぐ金魚で実験です。この、投入量は、財団法人 河川環境管理財団 発行の「私たちと水」に表示されているものの1000倍の濃度で行っております。
品 名 |
投入量 |
投入時間 |
死亡時間 |
状態 |
備 考 |
米のとぎ汁 |
100cc |
9:32 |
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終了時刻15:30時生存 |
翌日以後も元気に遊泳 |
味噌汁 |
30cc |
9:30 |
|
終了時刻15:30時生存 |
翌日以後も元気に遊泳 |
【考 察】
上記実験で判るように、これらはあくまでも人間が食べているもの、毒ではない。だから、これらが生き物に負担を掛けることは絶対に無い。ただ、富栄養化になることは間違いないことであろう。だが、その栄養を食べる生き物がいれば全く問題なくきちんと処理してくれる。これが1960年頃までの日本の環境であった。リンやチッソが悪いとも言われているが、それらは植物に必要・重要な栄養素、川に中州があり、コンクリート護岸が無くて、木や草の根があれば吸収してくれるのだ。一本の葦は一年間に2トンの水を浄化すると言われている。研ぎ汁も味噌汁も魚や水生生物、プランクトンが生きていれば、全て処理して、綺麗にしてくれる。それらを殺しているのが合成洗剤、合成洗剤が家庭から流されている以上、川も海も絶対に綺麗になりません。環境を悪化させているのは、合成洗剤が最大の原因です。即刻、使用を止めてください。実験で、命を掛けて、合繊洗剤の恐ろしさを教えてくれた金魚に感謝し、あなたがもし合成洗剤を使っているなら、あなたはあなたの目に見えないところで、とんでもない殺戮をしていることを知りましょう。
なお、油も毒ではないけど、水面に拡がっていると、空気との接触面がなくなるので、水に酸素が溶け込みにくくなるのが、良くないでしょう。
なお、本実験は手始めで、今後チャンスがあれば、出来るだけ殺生にならない範囲で、データの蓄積をして、より正確な近いデータにするつもりです。
また、金魚個体の状況(大小、元気度など)により、結果に多少の変化はあるものと考えられます。
反省点は、洗濯洗剤はもう少し量を多くした方が良かったし、逆に、台所洗剤はわずか3滴だったが余りにも早過ぎる死だったので、もっと薄めないと正しい時間が取れなかった。
実験後の考察 前ページへ戻る メニューへ